家計を管理する力

家計を管理するとき、どうして家計簿だけ、の人が多いのだろう。

家計簿から見えるものは、フローだけ。

収入がいくらで、支出がいくら、というお金の流れしか分からない。

収入より支出が多ければ、節約しなきゃと焦り、支出より収入が多ければ、今月はお金が残ったからと、自分へのご褒美を買う。

家計簿では、目先のことしか見えない。家計簿で管理する家計は、お金持ちになれない。

お金持ちが必ず把握しているもの。それは、家計の資産状況。

月々のフローよりも、家計のストックに重点を置いて、家計を管理する方法。もちろん、ストックとともに、フローの把握を行っているお金持ちもいるけれど、どちらかと言えばストックがメイン。

ストックを見れば、家計管理がうまく行ったか行かないか、一目瞭然。

先月より今月の資産が多ければ、家計管理の成功を意味し、先月より今月の資産が減っていれば、家計管理のどこかに問題があったということ。この場合は、原因を探り、対処法を考えることで、改善していく。

家計簿がうまく行かない人は、資産簿で管理する、という方法を試してみてはどうだろう。

資産簿での管理は、毎月末の残高を記録するだけ。

月初めにすべての通帳を記帳して記録を取るだけだから、毎日レシートを見ながら記録する家計簿よりも、よっぽど簡単だ。

資産簿を作ったことのない人、資産簿管理に興味を持った人。

早速はじめてみてほしい!


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