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めめちゃん日記 / 幼稚園 決闘編 (○´∀`)ノ゙

幼稚園 年中の頃 
お体の大きな男の子(村上君)が
転校してきた
   
その子は 当時(幼稚園で)番長?
だった私に
決闘を申し込んできた 
 

「12時  うらの海に こいよ!
 決闘だっ !」

わたちは 急いで 家に帰り
斜めがけの 黄色いカバンを置き
出て行こうとした

母  「めめちゃん どこにいくの?」

めめ 「海に  決闘に行くのっ!」

 

母  「まあ! それは それは
    ちょっと 待っててね 」

そういいながら 母は 
大きな大きな おにぎりを
2つ こさえてくれた。
 

そのおにぎりを
風呂敷にくるくると包んで
私の背中に 背負わせ

母  「めめちゃん✨
   おなかが空いては
           力が でないでしょ!
     ちゃんと2人で
           食べてから 
           決闘しなさいね。」

そう言って わたしの
背中をポンと押してくれた
 

めめ 「うん!\(^o^)/」

そして 向こうから 村上君が来た!
 

めめ 「あのね、お母さんが
   おなかがすいては 
           力が出ないから
        これを食べてから決闘しなさいって!」

そういって 
2人で 堤防に ちょこんと座りながら
おにぎりを食べた
 

 
カモメの飛ぶ姿が 
気持ち良さそうだった
 


波の音が 
心地よかった
 


海が キラキラ 
光っていた
 

下に 
丁度いい棒が落ちてた
 

 
砂浜へ降りて
砂を積み上げ


2人で 棒倒しをした
  

貝殻を拾ったり 
流木を拾ったりした
 

そのうち 
夕日が沈んできた
 


2人は・・・


「また明日ね」 


そういってわかれた。
 
 



 
おなかがいっぱいになった2人は

ケンカをする事など 
すっかり忘れて
 
一緒にあそんでいた
 



もう 2人には
決闘する意味など
どこにもなかった
 
  



 
たとえ 
その時は決まっていた事でも
 


ことが変わり
時間がたてば
 


状況や 心の有り様は 
変化するんだと言う事を  知った
  



肯定する事無く
私を信じてくれた母
 

その大きなやさしさに包まれながら
私は成長しました
  

今は亡き 母に感謝して…
心から ありがとう
 
  

満月の夜に



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