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3月 3歳児 月案文例

<ねらい>

・生活に見通しを持って行動する。
・自分でできることを喜び、様々なことに積極的になる。
・みんなと一緒に過ごす楽しさを味わう。
・2歳児クラスの友だちに思いやりを持って関わる。
・異年齢交流を通して、年上の友だちに憧れを持ち、進級することに期待を持つ。
・自然の変化に気づき、親しむ。

<前月の子どもの姿>

・友だちと楽しく遊ぶが、トラブルも起きやすい。
・異年齢交流で緊張して話しかけられずに終わってしまう子がいる。
・上着の着脱を自分でできるようになった。
・進級することを友だちや保育者、保護者と一緒に喜んでいる。

<食育>

・周りに気をつけながら使った食器を片付ける。
・友だちと食事を楽しむ。
・苦手な食べ物でも1口頑張って食べてみようとする。
・なるべく残さず食べようとする。

<内容>

−養護−

・身の回りのことを自分でやってみる。できなかったら、助けを求められるようにする。
・自分でできたことを喜んだり友だちや保育者に認められたりして安心感や満足感を持ち、生活する。
・子どもたちの体調に気を配る。また、具合が悪くなったら保育者に伝えられるようにする。
・体温の変化に気づき、自分で衣服の調節ができるようにする。

−教育−

[健康]
・勝ち負けのあるあそびを楽しむ。
・丁寧に手洗いうがいを行い、元気に過ごす。
[人間関係]
・自分の考えや気持ちを話し、また友だちの話を聞いて違いに気づく。
・友だちとルールを守って遊ぶ。
[環境]
・日の暖かさを感じながら春の自然物を探索する。
・ひな祭りの意味を知り、楽しく行事に参加する。
[言葉]
・友だちが嫌がる言葉を使わない。
・みんなの前で1年間の思い出で楽しかったことを発表する。
[表現]
・様々な素材に触れながら製作に取り組む。
・ひな祭りのうたと通して、ひな壇の意味を知る。

<環境構成・援助・配慮>

−養護−

・自分から声をかけるまで待ってみる。
・頑張ったこと、できるようになったことをみんなの前で共有し、認め合う時間をつくる。
・顔色や行動など普段と違う様子が見られたら声を掛ける。
・朝が寒くても、公園に行く頃には暖かくなっていることもあるので厚着になり過ぎないようにする。

−教育−

[健康]
・子どもたちが満足できるくらい遊べる時間を確保する。
・適当に手洗いやうがいをするとどうなるのか、クラスで話を聞いたり話し合ったりする。
[人間関係]
・友だち同士で話し合っているところを見守り、必要があれば仲介に入る。
・みんなで遊ぶ前に楽しく遊べる方法を話し合う。
[環境]
・春の季節を感じやすい公園へ散歩に出かける。
・ひな祭りにちなんだ絵本を準備する。
[言葉]
・自分や友だちが言われて嫌な言葉は何かを話し合い、約束事にする。
・ゆっくり発表ができるように時間を確保しておく。
[表現]
・必要な素材や道具を用意しておく。
・うたの意味を絵や紙芝居を使って伝える。

<健康・安全面>

・進級にあたって保育室の環境を整える。
・園庭(公園)の点検を行い、安全に遊べることを確認する。
・2歳児クラスの担任と話し合い、異年齢交流を保育室で行う際は危ないものを片付けておく。

<家庭と地域との連携>

・進級することを喜び過ぎて気が抜けてしまい怪我につながりやすいことを保護者に伝える。
・朝の受け入れをする際に子どもの体調や体温を保護者から伺う。
・1年間の子どもの成長を祝うとともに、お世話になったことを保護者に感謝する。

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