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1-2歳育児中のママ(フルタイム)が、どうやって209時間の勉強時間を確保したのか、5,200字で語ってみた

こんばんは、FPむーです。

先日、この記事にサポートをいただきました!

っていう話を、ここでしました!!


でね、上記の1月の記事の冒頭で、こう書いていたのです。

実は今、ある資格試験の勉強をしています。たぶん200時間ぐらい勉強時間が必要な試験です。社会人になってから試験を受け続けていたので、試験勉強そのものには抵抗がありません。ただ…
仕事×子育て×試験勉強を両立(三立?)するのって、思った以上に大変です。体力も精神力もかなり必要です。子育てが体力も精神力もすべて使うんですよね…。平日の子育てが終わるのが21:00~21:30、ここから家事して勉強しようとすると、かなりの気力・体力・精神力を必要とします。23:00には寝たいですし。
自身のスキマ時間を、勉強時間に全振りしないといけない…じゃないと合格できない…もうお尻に火がついている、というか胸元まで火がついている…という状況なので、試験が終わるまでnoteはお休みしようと思っていました。





そして、この記事に対して、こんなリクエストをいただきました。

「私も2児の父で、平日休日問わず、家事終わるのが22時半。ここから試験勉強となると、もはや気力0です。(中略)どこにスキマ時間があるのか、実践されている勉強の方法などがあったら、いつか記事にしていただけるとありがたいです!(以下略)」

私からすれば、2児の父ってだけで尊敬もん!大変さは1児の2倍…ではないんでしょうね。3倍4倍の体力気力精神力が必要なイメージ。お散歩だって、子ども1人なら大人1人でいいけれど、子ども2人が違う方向に走り出したら…大人1人では対応できなくない!?みたいな、ちょっと想像するだけでも大変そうなシチュエーションがたくさんあります。本当にお疲れさまです。

そんな中で試験勉強をしていることそのものが、すごいです!!

ということで、今日はこの質問のリクエストにお応えします!

テーマはこれ!


フルタイム勤務×1歳育児中のママが、どうやって209時間の勉強時間を確保したのか




私が勉強していた「ある資格試験」というのは、ずばり、簿記2級です!
「あ、なーんだ簿記2級か」と思われたそこのあなた。あなたは十年以上前に簿記2級を受験されたのでは?
実は今の簿記2級、以前に比べて範囲も広がり、めちゃくちゃ難易度が上がってるんですよぉ!!私が受けた2021年2月の第157回なんて、合格率8%でしたからね!?教室に35人いたら、3人も合格しないのですよ!?


話が逸れました。一回で合格出来なかったのが、あまりにも悔しかったので、まだちょっとひきづっています。失礼しました。


話を元に戻して、「実践している勉強方法」や「どこにスキマ時間があるのか」をご紹介します。あくまでも私のやり方なので、「へぇ、こんな方法もあるのか」「いっちょ試してみるか」ぐらいの軽いお気持ちで読んでください。お茶でも飲みながら。

まずは「実践している勉強方法」から。

1.勉強ログ

まず、1つ目。勉強ログをつけることです!

ほら、ダイエットでも「レコーディングダイエット」って流行ったじゃないですか。記録しているだけで痩せるっていうやつ。あれと原理は同じです。勉強ログをつけるのです。内容も記録出来ればより良いけれど、まずは勉強時間から記録をつけてみてください。最初のハードルは低い方がいいのでね。ちなみに、私は紙の手帳でつけるアナログ派なので、手帳に毎日書いていました。ネットでの記録はこちら。

◆Day1~30
100日後に合格するママ~メモ魔による簿記2級勉強記録を大公開!~Day1-30

◆Day31~70
100日後に合格するママ~メモ魔による簿記2級勉強記録を大公開!~Day31-70

◆Day71~90
全力で簿記を勉強したら、周りを巻き込みまくって、救急車に乗った話~100日後に合格するママDay71~90~

◆Day91~100
1-2歳の娘を育てながら、人生初の救急車に乗りながら、必死で勉強した最後の10日間、noteに救われた話~100日後に合格するママDay91~100~


毎日何分、何時間勉強したか、記録をつけていきました。これは私が生粋のメモ魔だってこともあるのですが、勉強した時間を記録していくということはとても意味があると思っています。

勉強し始めた時って、本当に身についているか、実感がわきにくくないですか?私はそれが結構辛くて。勉強は量だけでなく質も重要なのは重々承知の上で、でもどのぐらいの量をやったのかを記録し、見える化することで、自分自身の自己肯定感を上げていました。毎日1時間ずつでも、「今月は20時間勉強したぞ!」と見えるのは、一気に自己肯定感が高まります、ほんまに。一度お試しあれ。

ちなみに私は、いつも最初の20時間ぐらいが地獄の時間です。何が分からないかもわからない上に、必死で勉強しているのにちっとも身についていない感覚。でも20時間を超えてきたぐらいから、少しずつ分かる分野が出てくる。さらに30時間を超えてきたぐらいから、点と点が繋がり線になってくる。50時間を超えてきたぐらいから、線と線が繋がり立体になってくる。

このへんの感覚が分かるのも、勉強時間のログをとっているからですね。


2.場所を変える

この際、ハッキリ言います!

自宅で子どもを見ながらの勉強は無理です!!!!!

最初はね、私もこう思ってたんですよ。

「土日に親が子どもの前で勉強している姿を見せると、良い影響を与えるんじゃないかな。」って。

勉強している私を見て、娘も勉強に興味を持ってくれるんじゃないか。電卓をたたくんじゃないか。そんな下心もありつつ、まずはリビングで勉強し始めました。

2分と続かないですね!!!!


小学生ぐらいの子どもならいいのかもしれませんが、娘は当時まだ1歳。親がそこにいれば、一緒に遊んでほしくて仕方がないお年頃。「ママが勉強しているから私も!」なんてことには全くなりません。

現実は、「ママ、なにしてるのー?」「ママ―、ごほん、いっしょに よもう!!」「ママ―、いっしょに、あーそーぼー!」と2分のうちに何回も誘われ、最終的には手を引っ張って本棚へ連れていかれました。そして電卓は奪われ、娘のオモチャとなりました。



次に私が試したのは、独立した書斎で勉強する方法。我が家は、LDKとか完全に独立した部屋があり、そこはリビングから扉2枚離れているんですよね。そこだと集中して勉強できるかなと思ったのです。


5分と続かないですね!!!!

リビングにいる娘が、ママがいないことに気が付き、「ママどこー?」って探しに来るんですよ。見つかったらリビングで勉強してた時と同じことが繰り返されます。

じゃぁと思って、「ママお勉強してくるね」とちゃんと伝えてから書斎に行っても、5分後には「みーつけた!いっしょにあそぼう!!」って誘ってくるんです。勉強したいけど・・・一緒に遊ぼうと笑顔で言われて遊ばないわけにはいかない。だってかわいいもの(親バカ)。

なので、土日に勉強できる時間は、娘のお昼寝時間と就寝後でした。でも、それだけだと土日の勉強時間確保が難しい。

だから思い切って、
まとまった時間、家から出ました!!!

まとまった時間というのは、2-3時間ぐらいです。
娘の視界から、私の存在を消してしまうのです!!!

(フリー写真にこんなのがあって驚き!)


具体的にどんなスケジュールで、どういう風にしたかと言うと。
休日の朝、育児家事のバタバタが終わるのが9時過ぎなんですよ。ご飯食べるの補助して、歯磨きしてオムツ替えて、朝の家事をして。で、次のバタバタはお昼の12時半頃。夫が「午前中の育児担当」の場合、私はこの9時過ぎ~12時半頃の間の3時間、外で勉強していました。ファミレス、マクドナルド、スタバなどです。近くのファミレスは、朝だとドリンクバーにホットケーキがつくのでワクワクでした!

逆に、夫が「午後の育児担当」の場合、夕方に外で勉強していました。お昼寝から起きてくるのが16時頃、お風呂や晩ごはんでバタバタするのが18時過ぎなので、この16時~18時過ぎの間の2時間です。

育児の忙しさって、基本は「ご飯補助+準備」「お風呂+準備」「寝かしつけ」だと思うんです(※1-2歳の場合に限る)。その時間帯は大人2人いるように協力して、そうでない時間は、片方の自由時間とし、片方はワンオペ育児していました。ワンオペって言っても、食事でもお風呂でもなければ、そんなに大変じゃないです。1-2歳だとね。イヤイヤ期という意味では大変ですが、ぶっちゃけ0歳の頃と比べると意思疎通が出来る分、大変さは半減してます。それに、ご飯時にはもう片方の大人が帰ってくるっていう安心感があります。何より、お互い自分自身がひとり時間をちゃんと確保できているので、気持ちに余裕が生まれます。
ちなみに、0歳だと話は別です!!ご飯という名の授乳が一日3回ではすみませんから。

ということで、2つ目は「場所を変えて勉強する」でした。


3.毎日ちょっとでいいから勉強し続ける

2つ目でご紹介した方法、「場所を変えて勉強する」は、休日しか使えません。だって平日はそんな時間の余裕がないですからね。

休日だけ勉強するのもいいのですが、出来れば平日も活用したいところです。一週間のうち休日の2日だけ勉強するより、平日も含めた毎日勉強する方が楽なのです。なぜなら、勉強をルーティーンにしてしまえるからです。習慣化したら、こっちのもんや。

とは言え、仕事から帰ってきて、育児家事したら、そんな時間ないですよね。質問者様も、「平日休日問わず、家事終わるのが22時半。ここから試験勉強となると、もはや気力0です」と書いていらっしゃいます。お気持ち、めーーーーーちゃくちゃよく分かります!!!私も、仕事後の育児で心身ともにヘロヘロになり、よく気力0になっていました。気力0からモチベーションを上げるのはハードルがめちゃくちゃ高いです。

そこで!スキマ時間の活用です。



スキマ時間とは…スバリ!

通勤時間です。私は座れない通勤電車に毎日片道1時間弱いるので、その時間を活用しました。本を広げられない時は、アプリで簿記の勉強をしていました。

ただ、スマホを開く時は要注意。スマホにはSNSという甘い罠があります。「ちょっとだけSNS見よう…」と思ったら、もう目的の駅に着いてしまっていた、という経験をしたことがある人も多いのでは?

そういう時は、スマホを開くと「まず勉強」するのです。10分、いや5分でいいから勉強して、それからSNSを見る、という風に決めてください。そうすると、あら不思議。5分まず勉強してみたら、「もう少しキリいいところまで勉強しよう」という気持ちが生まれます。結果20分勉強していたりします。そんな気分にならない時は、潔く5分だけ勉強してSNS見ちゃってください。それでも「最低5分は勉強した」という事実が、自己肯定感を爆上げします。

在宅勤務で通勤時間がない方なら、お昼休みの活用です。1時間のお昼休みのうち、30分でいいから勉強してみてください。この習慣がつくと、1ヶ月で10時間の勉強時間を確保できます。

あと、平日夜の勉強方法。これは…私もエラそうなことが言えません。出来ない日が多々あったので。でも、その中でも勉強できた日はどうしてたかな…と思い起こしてみました。


私の場合、子どもの寝かしつけが終わってから行う家事が、40分の分量があります。テキパキやって40分です。子どもの寝かしつけが終わるのが平日21:30、下手したらその時に私自身はまだ晩ごはんを食べていないので、軽くご飯を食べてから家事したら、すぐに22:20頃になります。そしたら寝るまであと30分ぐらいしかない。もう疲れ果ててヘロヘロな時に、ここから勉強する気力はありません。

だから。子どもの寝かしつけが終わった後にする家事を、「15分だけ」して、家事が残っていても先に勉強していました。「21:30に子どもが寝たら21:45から勉強する」という風に決めて。これ、意外と効果がありました。「15分」っていうのがいいですね。5分だと何も終わらないし、30分だと長すぎてやる気が起きない。「15分だけなら、さっさとやるか」と自分の脳をダマしてやる気にさせるのです。

こうしてコツコツ積み上げていくのです。千里の道も一歩から。


以上、フルタイム勤務×1-2歳育児中のママが、どうやって209時間の勉強時間を確保したのか、でした。

ここまで、さも自分が完璧にできたかのように語っていますが、そうではありません。フラフラの気力0で何も出来ない日もありました。それでも、そういう日があっても、また気を取り直して、なんとか勉強をしていく、時間を確保していく。その積み重ねが、実を結んでいくのだと思います。

この記事が、どなたかの参考になれば嬉しいです。
そして同じく育児中の方々の「こんな方法もいいよ!」というアドバイスも、お待ちしております!!

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