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0歳がひとりでねんね!~親子の睡眠計画vol.1~

寝かしつけのための抱っこはしない。
添い寝、添い乳も一度もしたことない。

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コロナの影響で、保育園を自粛して自宅保育をしている方も多いのではないでしょうか。我が家も例にもれず、自宅保育中。保育園生活を1年続けていてその生活に慣れていたので、保育園なしの自宅保育はかなり大変。

何が大変かは人による…というか子どもによると思いますが、「子育てで大変なものリスト」の中でも毎回首位をかざるのは、これじゃないでしょうか。

寝かしつけ

我が家は比較的、寝かしつけに成功している部類です。なので、今日はそのコツを書いてみようと思います。

ちなみに、我が家だけならn=1なので「それはおたくの子どもがひとりで寝てくれるからやろ!」となりますが、違うんです!

この方法は、出産後の住み込み家政婦型ナースの経験をもとにした方法です。なんと300以上の家庭で働いた方です。n=300以上です!これを聞いたら「うちの子はひとりで寝ない子だから」とはなりません。300以上のケースで、しかも全員が成功している!!だから、この通りにやったらみんな出来る!0歳も1歳も、赤ちゃんがひとりで寝てくれる!

うちの娘も、以下のことが0歳から出来ています。

1.ひとりでねんね
2.寝かしつけにかかる時間はほぼゼロ
3.夜泣きゼロ

なんで、寝かしつけに困っている人は、もし良ければちょっと読んでみてください。足を崩して。リラックスして。こんな方法もあるんだな、ぐらいの気持ちで。

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「寝かしつけが大変」という声は、子どもを産む前からよく聞いていました。
「寝かしつけに3時間かかった…」とか、
「寝かしつけしてたら親も寝ちゃってた…」とか、
「寝かけていたのに、
布団に置くと泣き出しちゃう…」とか。

背中スイッチって何やねん、ほんまにあるんかそんなスイッチ。
でもかなり多くの親がそう言っているから、きっとあるんでしょう。

「寝かすのに大変とは。それを回避する方法はないのだろうか。」と思って調べて出会ったのがジーナ式。300人の赤ちゃんを育てた住み込み型スーパーナニーの方法。

まず、必要なモノからご紹介。
なぜなら、環境を整えることが大切だからです。コロナの影響での在宅勤務で、いかに仕事の環境を整えることが大切か、痛感された方も多いのでは?子どもの睡眠も同じ。子どもにとって快適に眠ることは仕事なのです!なので、子どもの睡眠の環境を整えることがとっても大切です!


1.子どもの寝室

産後すぐに子ども部屋を使用し、昼寝もすべて子ども部屋を使うこと。そして、遮光カーテンを使い、部屋を真っ暗にすること。
とにかく慣らす。
夜まだ起きる子であれば、夜間授乳用に、子ども部屋に授乳用のイスを設置。背もたれとひじ掛けがあるイスを置く。ちなみに我が家は、このイスを使っています。

結婚祝いにリスクエストして、弟がくれたもの。普段は書斎で使っていましたが、授乳用に変更。第一子の子育てなのに、家にあるもので何とか済まそうとする我が家。夜に起きなくなった産後3ヶ月の頃まで使用。

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(画像はニトリ公式HPより)


もし間取り的に、子ども部屋を作ることがどうしても難しいなら、大人の寝室と同じでもいいと個人的には思います。ただ、大人が普段活動しているリビングなどの部屋とは必ず別室にすること。寝るためには、真っ暗で静かな部屋という環境を整えることが大切です。夜はもちろん、お昼寝も必ず寝室で寝かすこと。とにかく慣らすのが大切。

あと、「うちは遮光カーテンじゃないから、このためにカーテン揃えるのはお金がかかるよ!」という方へ。車の日よけシートでも代用できます。フロントガラスに貼るやつ。100均で売っています。ちょっと見た目はアレですが、安さ重視ならありかと。とにかく部屋を暗くすることが大切。

2.持ち運び自由なベビーモニター

寝かした子どもが、ベッドから落ちていないか、月齢が小さい子ならうつぶせになっていないか、など、ベビーモニターを使って確認。ちなみに我が家はこれを使っています。

メルカリで買ったら半額の1万円ぐらいでした。0歳1ヶ月~1歳3ヶ月の現在まで、毎日ヘビーユーズしています。カメラ遠隔操作が出来るし、暗視機能がついているから暗い部屋でもよく見えるし、室温も分かるし、とっても重宝しています!1万円で子どもが寝てくれると思ったら、安すぎてオツリがくるわ!

3.おくるみ

生後数週間は、くるまれると良く眠ります。腕を覆わず、脇の下からくるむ「半ぐるみ」が効果的。くるんで眠る時は、ブランケットの枚数をおくるみ分減らします。

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そして、親がすべきことは…これです!
冒頭に書いた通り、新生児の頃からずっと必ず守っていること。

寝かしつけのための抱っこはしない。
添い寝、添い乳も一度もしたことない。

これを守れば大丈夫!「なんで?」と思った方へ。理由を紐解いていきます。

4.「ねんねの時間」の「サイン」を正しいものと関連づける

もう、これにつきる。

「間違ったサイン」=授乳で寝かせる、抱っこして寝かせる、背中トントンして寝かせるなど、これらを「ねんねの時間」とクセづけてしまうことはNG。抱っこ中なら寝る前にベッドに置き、授乳中に寝たら最後少し起こす。

「正しいサイン」=部屋が暗いこと、静かなこと、毎日同じ時間に起こし、同じ時間に寝かせる。

ここからは私の持論なので、ジーナ式ではありません。サラっと読み飛ばしてね。

そもそも赤ちゃんも、初めてこの世に生まれてきて戸惑っている。赤ちゃん目線で考えてみて。

今までは子宮の中でゆったりまったり過ごしていた。栄養だってへその緒を通して自動的にもらっていた。特に声をあげなくても、ご飯もらって好きな時間に寝て、めちゃくちゃ快適な部屋の中にいた。

それが突然。

なんか死にそうなぐらい苦しくて大変な事故(別の名を出産)をして、今までと全く別の世界に出てきた。今までは何も言わなくても栄養くれたのに、声をあげないと栄養くれない。好きな時間に眠っていたのに、新しい世界はどうやら違うみたい。でも環境が違いすぎてどうすればいいか分からない。お腹がすいても、眠くなっても、泣くことしか出来ない。

だから、大人が環境を整えてあげる必要があるのです。「これをしたら寝るサインだよ。」という風に。何度も何度も繰り返し。真っ暗で静かな部屋に行ったら、毎日決まった時間(ジーナ式では19時)になったら、ねんねするサインなんだよ、と。赤ちゃんも2ヶ月ぐらい経ったら覚えます。早い子は2日ぐらいで覚えます、ホント。

そのサインを「抱っこ」や「背中トントン」にするのはNGなのです。なぜかって?そのサインは親も赤ちゃんも大変だからです。そもそも、赤ちゃんが「背中トントンして」とは言ってないんですよ。親が「背中トントンしたら寝付くかな?」とやってみて、それが寝るサインになっちゃったら、子どもも「背中トントンすれば寝る」と学ぶのです。

で、「背中トントン」を3分すればそれで寝てくれるのなら全然問題ないんです。でもきっと、そうじゃないから苦戦している。背中トントン30分とか60分とか、何の修行やねん、と。背中トントン選手権にでも出場するつもりか。

「抱っこ」もそう。抱っこすれば赤ちゃんは安心する。だから抱っこはたくさんしたい。でも、寝かしつけのサインとしての「抱っこ」はNG。だってその方法、腕めっちゃ疲れませんか?寝るまで抱っこし続けるなんて、親が大変すぎる。

だから、我が家の寝かしつけのためのサインはこれ。退院後から徹底してこれ。1ヶ月未満の新生児の時からずっと。

1.真っ暗な部屋で
2.別室のベビーベッドに寝かす

正直、寝かしつけに抱っこしないのはとても辛かったです。だって抱っこしたら少なくとも安心してくれるから。その場では泣き止んでくれる可能性が高いから。
でもそれがクセづいて習慣化されてしまうと、どんどん自分の首を絞めるであろうことが分かっていたので、徹底して「寝かしつけのための抱っこ」はしませんでした。保育園に入れるまでの2ヶ月は90%母乳でしたが、添い乳、添い寝も意識して絶対にやりませんでした。

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その結果、娘はひとりねんねが出来ます。私は、結果が出るまで2ヶ月ほどかかりましたが、だんだん出来てきた、という感じ。

もし、寝かしつけに困っている人がいたら、良ければやってみてください!300人の赤ちゃんを育ててきたスーパーナニーの方法なので、あなたの子どもも出来るはず!

結果が出るまで2ヶ月ぐらいかかることもあると思います。でも根気よくやってみてください。今までひとりねんねしてなかったら、きっと泣いて大変だと思いますが、その2ヶ月さえ乗り越えれば、その後ずっとひとりでねんねしてくれると思えば、かなり楽かと!

ひとりで寝てくれるって、めちゃくちゃ楽ですよ!


最後に、日経DUALでも寝かしつけについて紹介されていたので、載せておきますね。
「抱っこで寝かせると、自分で寝る力が付きにくい」


親子の睡眠計画vol.2はこちら。


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