マーケットの2020年代名詞、コロナショック振り返り&これからどうしたらいい?
こんばんは、FPむーです。
もうすぐ2020年も終わり。
あと1週間です。
早かったなぁ、2020年。
2020年の思い出と言えばたくさんあるのですが、
やっぱり、マーケットとして印象的だったことは、これ。
コロナショック!!
ということで、
2020年のマーケットを振り返ってみました。
Black Mondayありすぎやろ、
Black Thursdayって何やねん、
今年の3.11とは?
などなど、
ジェットコースターのような2月3月を経て、今があります。
NYダウ3万ドル突破、日経平均株価2万6000円台。
2020年の代名詞とも言える、コロナショックを振り返りながら、
これからどうしたらいいのか、
株価ってそもそも何だっけ、
などについて書いてみました。
読んで反応もらえると嬉しいです!
◆コロナショック振り返り
2020年も始まったばかりの1月から、それは始まりました。
2020年1月~3月は、ジェットコースターのような3ヶ月間でした。
特に、2月3月の2ヶ月間。
最高値更新したと思えば、年初来安値を更新したり。
ジェットコースターに上手く乗れた人もいれば、恐ろしい思いをした人もいるでしょう。
せっかくなので、振り返ってみましょう。
2020年1月31日
まだ今年が始まったばっかりの気分が抜けない中、
世界保健機関WHOが緊急事態を宣言。
2月3日
中国の株価が大暴落。
CSI300指数(-7.9%)、上海総合指数(-7.7%)、深圳総合指数(-8.4%)
2015年以来の大暴落。
2月12日
そんな中、NYダウが史上最高値。
29,551.42ドル。わぉ。
コロナはどこへ行った?(チーズはどこへ行った?のようなノリ)
2月28日
この1週間で、世界的に株価が下がり始める。
楽観ムードが一転して悲観ムードに。
3月9日
NYダウ大暴落(-7.79%)。
この日は「Black Monday I」と呼ばれるように。
3月11日
WHOが新型コロナはパンデミックであると表明。
なんと3.11
3月12日
NYダウまた大暴落(-9.99%)。
この日は「Black Thursday」と呼ばれるように。
3月13日
日経平均株価が大暴落(-6.08%)。
3月16日
NYダウがまたまた大暴落(-12.93%)。
この日は「Black Monday II」と呼ばれるように。
ブラックマンデー何回あるねん。
1日で10%以上下がる日が何回もあるなんて、おかしいやろ、と思いながらマーケットを眺めて、保有しているお客様にフォローをし続ける日々。
3月17日
トランプ大統領が大規模な景気刺激策を検討していることを明らかに。
3月18日
VIX指数(恐怖指数)が一時85.47に。
普段は20ぐらいなんですよ。
3月19日
日経平均株価が1万6552円83銭、年初来安値。
今や1万円以上あがって、2万6806円(12/17時点)。
3月23日
NYダウが1万8591.93ドル、年初来安値。
こちらも今や1万ドル以上あがって、3万154ドル(12/17時点)。
3月24日
東京オリンピック延期決定。
日経平均株価が急上昇(+7.03%)
延期が決定したら株価が上がる、アマノジャクな日本株。
3月25日
日経平均株価が急上昇(+8.04%)
次の日まで上がった。
改めて振り返って、本当にジェットコースターだなぁと思わされた2月3月。
2020年の代名詞とも言える、コロナショック。
この危機はイノベーションを生み、企業が変化するチャンスにもなる。
まさに、そんな1年だったなぁと。
◆そして、NYダウ3万ドルごえ
2020年11月24日、歴史上はじめてNYダウが3万ドル台にのせました。
ちなみにね、1万ドル、2万ドルになったのはいつかと言うと…
NYダウ1万ドル:1999年3月
NYダウ2万ドル:2017年1月
NYダウ3万ドル:2020年11月
なんですよ!
ちなみに、最安値は、1896年8月8日の28.48ドル。
つまり、
1万ドルになるまで→103年
1万ドルから2万ドルに→18年かかっているのに、
2万ドルから3万ドルに→3年10ヶ月しかかかっていないんですよね!
わぉ!
4年弱で1万ドルも上昇。
最初は103年、その次は18年かかっていたのに。
まるでブログのアクセス数の伸びみたい(笑)
ここで、それぞれの上位10銘柄を見てみましょう。
◆1万ドルの時:1999年3月
20年前です。
私はまだ中学生でした。
1.マイクロソフト 4,637億ドル
2.GE 3,664億ドル
3.ウォルマート 2,113億ドル
4.インテル 2,015億ドル
5.メルク 1,930億ドル
6.ファイザー 1,825億ドル
7.エクソンモービル 1,772億ドル
8.シスコシステムズ 1,752億ドル
9.IBM 1,647億ドル
10.コカ・コーラ 1,598億ドル
この時から、1位はマイクロソフトだったのか、と。すごいなぁ。
◆2万ドルの時:2017年1月
わずか4年弱前ですよ!
私はバリバリ社会人。ほんのちょっと前、の感覚。
1.アップル 6,405億ドル
2.アルファベット 5,934億ドル
3.マイクロソフト 4,922億ドル
4.バークシャー 4,051億ドル
5.アマゾン 3,990億ドル
6.フェイスブック 3,802億ドル
7.エクソンモービル 3,540億ドル
8.JPモルガン 3,064億ドル
9.J&J 3,053億ドル
10.ウェルズ・ファーゴ 2,840億ドル
おぉぉ、GAFAMが台頭してきましたね。
◆3万ドルの時:2020年11月
1.アップル 19,581億ドル
2.マイクロソフト 16,169億ドル
3.アマゾン 15,645億ドル
4.アルファベット 11,931億ドル
5.フェイスブック 7,887億ドル
6.バークシャー 5,485億ドル
7.テスラ 5,264億ドル
8.ビザ 4,475億ドル
9.ウォールマート 4,289億ドル
10.J$J 3,787億ドル
トップ5がGAFAM!!
それにしても、時価総額のボリュームが大きすぎ!
NYダウが1万ドルや2万ドルの時と比べて、違いすぎ。
例えば、1位のアップル、4年前に比べて3倍以上の時価総額って…!
しかも。
マイクロソフトって、ずっとトップ3に入っているんですね。
1999年:1位
2017年:3位
2020年:2位
純粋に、すごいなぁと。
1999年なんて、まだフェイスブックは生まれてさえいないよ。
フェイスブックが始まったのが2004年、
グーグルが始まったのが1998年、
アマゾンが始まったのが1994年、
アップルが始まったのが1976年、
で、マイクロソフトが始まったのが1975年ですからね。
(1993年にワシントン州法人として現法人を再々設立。)
今や、GAGAMの、たった5社の時価総額が、日本株全体の時価総額を上回る時代です。
2020年の代名詞とも言える、コロナショック。
この危機はイノベーションを生み、企業が変化するチャンスにもなる。
1998年の金融危機の年には、グーグルが誕生しました。
2008年のリーマンショックの年には、エアビーが誕生しました。
(生活が不安になった人々が空き部屋を貸したのが原動力だと言われています。)
2011年の東日本大震災の年には、ラインが誕生しました。
(家族や親戚の無事を確認するために必死に連絡し、パンクしたメールのかわりに開発したと言われています。)
そう、危機の時にこそ、イノベーションは生まれるのです。
この株高が実体経済に伴っていないものだと言われますが、そもそも株価って「現在の価値」じゃなくて「未来の価値」に期待して値がつくもの。
NYダウが高値更新しており、金融緩和によるバブル到来だという声もありますが、そんな時こそ、コロナに負けない革新力に注目し、これからの未来に期待したい。
コロナ第三波と言われており、外出自粛となりそうな年末年始。そんな中でも各自できることをしっかりと見つけ、自分への投資や、お気に入りの会社への投資をしていくのもいいのではないでしょうか。もちろん、手洗いうがい消毒はしっかりとしながらね。
ということで、
2020年の代名詞とも言える、コロナショックを振り返りながら、
これからどうしたらいいのか、
株価ってそもそも何だっけ、
などについて、3300字以上書いてみました。
反応をもらえると嬉しいです!!
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