なんで円高になったの?Part3~いきなり、1ドル=7元ごえ~
★マーケット投稿★
▼アメリカと中国、どうなるの?
前回、前々回の「なんで円高になったの?」の続きです。
Part3です。
今回こそ短くしようとしたのですが、また長くなっちゃいました。でも読みやすくしたので、お時間ある時に、サラッと読んでもらえると嬉しいです♪
◆Part1、Part2の投稿で円高になった理由は2つと書きました。
1.アメリカが利下げしたから。
2.アメリカと中国の貿易戦争がさらに激しくなりそうだから。
今日は2.の続きです。
アメリカと中国の貿易戦争。
2018年の7月から9月にかけて、第1弾、第2弾、第3弾と
アメリカは中国に対して3ヶ月連続、立て続けに関税をかけた。
そして、しばらく落ち着いていたのに。
なのに。
トランプさんは「9月1日から、中国に対して第4弾の関税を発動しますわー」と表明。
マーケットは不意を突かれ、
→なんか米中関係、また危なくなった!
→リスクとるの、やめとこ!
→リスクオフの動き
→ドルじゃなくて、円にいこ!
→円高
という流れが進行。
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◆で、そんなトランプさんに対し、中国側はどんな態度をとったのか。
トランプさんは、中国側から譲歩して欲しかったんでしょうけど、それは考えにくいわねぇ。
マーケット、ドキドキ。
中国側は…「対抗措置を講じる」と表明。
はい!またまた、反発ー!!!
◆そして8月5日。
人民元は1ドル7元の「節目」と言われていた水準を抜けて下落。
1ドルが7元をこえたのは、2008年4月以来。
11年ぶり!きゃー!!!
どういうことか。
中国の通貨:人民元
VS
アメリカの通貨:米ドル
写真のチャートは、ここ1ヶ月の動き。
右側、つまり最近、いきなり上がってますよね。いきなりw
いきなり、1ドル=7元ごえ
しちゃったわけです!
人民元に対して、ドルの価値、上がっちゃったー!!
しかも、1ドル=7元って「節目」って言われていたんです。
そんな「節目」をこえたのは、2008年4月以来。
11年ぶり!
◆Part1で書きました。
相対的に自国の通貨の価値が上がりすぎると困ると。
自国の通貨の価値が上がる
=製品の値段が上がっちゃう
=輸出企業にダメージ
8月5日、
人民元に対して、米ドルの価値、上がっちゃったー!!
11年ぶりの水準、こえちゃったー!!
(大事なことなので3回言いました笑)
◆これは、アメリカの第4弾関税発動の表明に対し、中国側が「報復措置を講じる」と言ったので、その一環である可能性が高いと言われています。
報復措置の一環として、中国が、為替を操作したかも、ってこと。
これに対し、アメリカも黙っちゃいられない!
アメリカは次に何をしたのか!?
長くなったので、次回へ続く…
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