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くもん、どの教科から始めればいいの?答えはこの本にあった。

子どものお稽古として、かの有名な「くもん」を検討中。
いいですよね、公文式。スモールステップの積み重ねは、人生においてとても大切な方法で、あらゆる勉強・仕事に応用できると思っています。

ところで、公文って、国語、英語、算数がありますよね。
どの教科から習うのがいいのか。
迷う人も多いと思います。
我が家も、なんとなく決まってはいたものの、迷っていました。

投資家の藤野英人さんの本で、その答えが載っていたので、ここに書いておきます。

14歳の自分に伝えたい「お金の話」/藤野英人さんより

p.183
僕がかつて参加していたカンボジアに学校を作るプロジェクトで知ったのは(中略)
まず教えるのが「文章を読めるようになる力」
次に「文章を書けるようになる力」
続いて「計算力」

まさに日本でも昔から言われている「読み書きそろばん」と同じだ!と驚いたのですが、やはりこの順番が大事なのだそうです。
文章を読めるようになれば、本を読めるようになります。教科書だけじゃない、いろんな本を読む力がつくから、先生から教えられること以外の情報から無限に学べるチャンスが広がります。読むことを通じて新しい知識をどんどん得ていくと、悪い人から騙されるリスクも減って、生活が改善されていくのです。
次に、文章を書く技術を身に着けたら、たくさんの人に自分の思いを説明、伝達できるようになります。さらに、計算ができるようになると、自分なりの計画で商売を始めることもでき、経済的な自立につながります。
社会において必要な基礎学力のファーストステップは、「読む力」なんですね。

※14歳の自分に伝えたい「お金の話」/藤野英人より

読み書きそろばんの順番が大切であり、社会において必要な基礎学力のファーストステップは「読む力」だと。
ということは・・・
「公文式であれば国語からだ!」と、私は理解しました。

国語で「読む力」を育むことが出来れば、読書も好きになる可能性を秘めているし、好奇心を育てることも出来るかな、と思います。

もちろん、「うちの子は英語を習いたがっているから、どうしても英語がいい!」というようなパターンは、英語から習ってもいいと思います。ただ、親子ともに、「くもん、良さそうだけど、どの教科からがいいかな~」とふんわり考えている我が家のような家庭の方は、まずは国語から試してみてはいかがでしょうか。


藤野さんも、小学生の頃からよく本を読んでいたとの事。
藤野さんの本には、こうも書かれてありました。

いくら「本を読みなさい」と親から言われても、その親が全く本を読まなければ、説得力がない。
~中略~
もしも、「勉強がつまらない」と思ったら、家や図書館にある本を1冊、手にしてページをめくってみてください。

※14歳の自分に伝えたい「お金の話」/藤野英人より


私自身、本を読むのが好きですが、それは親がよく本を読んでいたことも影響しただろうな~と今になって思います。親が読んでいたのはもっぱら小説ですが、私も影響を受けて小説が好きになりました。あと、中学受験の問題で多くの文章に触れていたからというのも大きいかもしれません。国語が得意だったかどうかはあまり記憶にないのですが(記憶にないということは、たぶん得意でも苦手でもなかったってことだと思いますが)、本を読む楽しさそのものは、小学生か中学生ぐらいの時に知ったような気がします。

ということで、公文は何から始めるのが良いのか。

「読み書きそろばん」の順番で、「国語、算数」から始めるのがいいのでは、という話でした。

「英語」は最後かな。それについて理由を話すと長くなるので、また別の記事にて。

(1,500字ぐらい)


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『14歳の自分に伝えたい「お金の話」』の読書記録はこちら。


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