いまこそ知りたいDX戦略~大人の読書感想文vol.18~
今日行われた、読書会の記録です。
そう、ただの記録です。
自分のためのメモ。
▼読んだ本
いまこそ知りたいDX戦略
▼一言で言うと
DXとは、会社のコアをデジタル化することだ。
そのためには、「会社にとってのコア」を再定義することが必要だ。
DXとは、単にデジタル化することではない。
▼もうちょっと言うと
DXには3つのステップがある。
1.デジタイゼーション
アナログからデジタルへの移行。ツール導入による手作業の自動化やペーパーレス化など。
2.デジタライゼーション
デジタル化されたデータを仕様して、作業の進め方やビジネスモデルを変革すること。ツール導入といった表面的な話ではなく、複合的で本質的なビジネスモデルとコアのデジタル化による変革を示す。
3.DX=デジタルトランスフォーメーション
2までは、技術に関する変革。
3.DXは、人や組織に関する変革。
▼印象に残ったこと
1.DXと一言で言っても、ただ単に技術による変革ではないということ。人や組織ごと変革することを指すということ。そして 、DX推進に必要な人材は「経営者」「現場の人」「部署の責任者」の3者。そう、外部の専門家だけではDXは実現しない。
2.ネットフリックスの事例
本書で語られるネットフリックスCEOのリード・ヘイスティングスの話はとても興味深いものでした。自身がDVDを返却遅延し払わされた遅延料について、なんと愚かだったのかと反省すると同時に、これじゃ消費者にロイヤリティは生まれない、という気付きから遅延料関係なしのサブスクリプション制、毎月15ドルで見放題という仕組みを考えた。その後大失敗はあるんだけど、顧客体験を大事にした立て直しでご存知の通りいまや時代の寵児である。
(読書メーターのレビューより)
▼この本を読んだ学びをどう活かしていくか
私が勤めている会社のコアは何だろう?と考えること。すぐに答えは出ないだろうけど、考え続けること。
それと同時に行動すること。考えているだけでは意味がない。
行動に伴って、まずは、いきなりDXと言わず、
1.デジタイゼーション
アナログからデジタルへの移行。ツール導入による手作業の自動化やペーパーレス化など。
をすること。明日から。ちょうど来週火曜日に、部署が引越するので、この際ペーパーレス化を徹底したい。そして、あくまでも最終目的はDXで、ペーパーレス化はその第一歩であり最終目的ではないこと、何なら手段であることを意識したい。
DXを進める第一歩は、本書に載っている。「何をやりたいのか」「どんな課題を解決したいのか」を明確にすることである。あまり難しく考えず、現場として抱える課題を言語化していこう。
▼読書会での、他の人のコメント
▼一言で言うと
・ケースでDXの成功失敗を教えてくれる本。
・事例をもとに、デジタル化について考えるもの。ペーパーレスだけではなく、もっと先の話と知れた。
・会社がDXを進めていく上での前提条件
・DXってそもそも何なのか、DXの壁は何なのか教えてくれる本。
▼印象に残ったこと
・4章では、リソースが足りない事が書かれていた。自分の経験でも分かるところが有った。
・ネットフリックスの事例。DXしても、前の物をゼロにしなくて良いというのが気付き。全部電子化するのではなく、何のために電子化するのか、が重要。
・コアビジネスとは?と言う点が目から鱗だった。まずは自分の部署のコアビジネスを考える必要が有る。
・DXとは、デジタイゼーション・デジタライゼーションではなく、デジタルトランスフォーメーションの状態である。ペーパーレス化ではない。
▼この本を読んだ学びをどう活かしていくか
・成功ケースで必要な事として挙げられていた中で、それぞれが意思決定できるようにする、反対意見を言えるようにするというような点。
・ヒアリングを本社などから受けた際に、本書を踏まえて回答したい。
・部内に活かしたい
・本部に出来ることは多いけれど、銀行の支店で出来ることは?
▼読書会の感想
有意義な1時間でした!
最近、あまり本を読めていなかったし、読んでもサラっとしか読んでいなかったのですが、読書会でアウトプットする場があると、同じ「読む」という行為でもだいぶ違うなぁと。やはり、アウトプットを意識してこそ、インプットが捗りますね。あと、他の人の感想を聞くのも、とても良いです。10倍ぐらい濃度が濃くなります。読書会、オススメ!
以上、本日金曜日、21:30~22:35(@zoom)で行われた読書会の記録でした。
<参考URL>
読書メーター
おしまい。
ちゃんちゃん。
(1,888字)
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