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海老に思いを馳せていたら、仕事の生産性が向上した話

こんにちは。めぐちんです。

先日、友達から
「マックでてりたまを久々に食べたらめっちゃおいしかった。今度食べてみて」と言われました。

マクドナルドって、なんであんなに定期的に食べたくなるんですかね。
電車でマクド持ち込んでる人がいたら、封が閉まってても『マクド!』とわかるのはすごい。

匂いでわかるのは551と良い勝負だな、なんて思います。豚まんもめっちゃおいしいですよね。
地元の最寄り駅に551があったので、よく大学の帰りや仕事帰りにふらっと買って帰っていました。
とくにちまきがおいしい。

と言ってると551の話だけで終わってしまいそうですね。
本題は豚まんではなく海老の話です。(海老の話がしたいわけでもありませんが笑)

友達にせっかく「てりたまおいしいよ!」と言ってもらった私。
3月3日からスタートしているのは知っていたので、これは久々にマックキメちゃうか~~、と赴いたわけです。

(全然本筋とは違いますが、なぜ関西の人ってマクドナルドのことマクドって言うけど朝マックは朝マックなんですかね。
マクドキメるとも言わないし。まあマックキメちゃうなんて言葉も日常では使いません。
話がそれるのが趣味といっても過言ではないレベルでどんどん脱線していくので、本筋に戻します。)

てりたまにするか、それともチーズてりたまにするか。
数十円でチーズがつくならやっぱチーズつきかなあ。おいしいし。

と考えながらレジに並んでたんですが、注文したのはまさかの『えびフィレオ』。

てりたま要素どこいってん。
自分で注文しておきながら自分でツッコミ脳内でしてました。

余談ですが私は脳内ひとりごとが多いタイプです。(思考がとっ散らかってるタイプともいう。)

店内にいた人がえびフィレオ食べているところを見てしまったので、しょうがない。海老が好きだし。と思いながら席につきました。

とはいえ、それを上回る数のてりたま、チーズてりたまを食べている方も目に入っていました。てりたま始まって全面に推しているわけですし。

なぜ海老が好きになったんだっけ、と考えていたら、幼少期の誕生日祝いで食べていた海老フライを思い出したのです。



海老フライとわたし

私が子供のころ、好きな海老料理は?と訊かれたら。
訊かれることがあるかは置いといて、確実に海老フライと答えていたと思います。

きっかけは、姉の誕生日。
私の家庭は母子家庭で決して裕福ではなかったんですが、誕生日には近所のおばさんが注文してくれるとてもおいしいホールケーキと、母にリクエストをして好物をつくってもらうのがいつの間にか恒例行事となっていました。

近所のおばさんは、私たち親子をことあるごとに助けて見守ってくれていた方なんですが、その話はまたいずれ。

うちの海老フライは、お店で出てくるようなどでかいのではなく、小さめの海老フライ。
そのまま食べてもおいしいし、レモン、ソース、マヨネーズ、青じそドレッシング、ポン酢など冷蔵庫からあらゆる調味料を出してきて、
思い思いの食べ方をしていました。

からっと揚がった海老フライはごちそうで、ぜいたくで、子供ながらに特別な日でうきうきしていたのを今でも覚えています。

姉が海老好きだったことがきっかけで、海老のおいしさを知り妹(私)もハマり誕生日にリクエストする。

私の家庭において、海老とお祝い事はセットで切っても切れない想い出だなと感じます。


ふと、28歳になったいま振り返ってみると、女手一つで育てながら
子供たちの誕生日を欠かさずお祝いしてくれた母ってほんとすごいなと思います。

母が26歳の時に産んだ姉、30歳の時に産んだ私。
26歳で子供を育てるなんてすごい。

28歳になったいま、海老が決して安くはない買い物だと知ってるし(一人暮らしの私はなかなか海鮮系は手が出ません。)、
海老の下処理がめっちゃめんどくさいことも知っています。

背の曲がったタイプではなく、パーティー・オードブル仕様にしてくれた日。
下処理の時にしっぽのほうと身を両手でつかんでグッと引っ張るとまっすぐに形が保つのですが、それを姉と私がばくばく食べる分だけやってくれていたんですよね。

決して親子仲が良かったほうではないんですが、年を重ねて視野が広がると、母の偉大さと育ててくれた感謝が湧き上がってくるし、
いま将来に向けてがんばっている仕事にも力が入ります。

日々忙しいと、どうしても目先のことに目が行きがちなんですが、ふと立ち止まってみると、
自分が頑張る源泉に出会えて、「今日もふんばってやるか。」と腹に力がはいり、自分の目的から来る行動ができる気がします。

おいしい海老料理のお店で楽しい時間を過ごせる日を楽しみに今日も積み上げていきます。


以上、海老に思いを馳せていたら、仕事の生産性が向上した話。


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