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映画「パターソン」が描く、素朴な日常の良さ。
スター・ウォーズのカイロ・レン役でおなじみ、アダム・ドライバーが主演の作品「パターソン」を鑑賞しました。
友人から「アダム・ドライバーの広い背中が良い。」と勧められていたので、観よう観よう…と思っていたのですが1年程時間がたってしまいました。
鑑賞できて大満足です。すぐに感想をまとめる目的でnoteを書きます。
あらすじ
映画「パターソン」のジャンルは日常系です。バスの運転手として働くパターソンの1週間を描いています。
アーティストである妻と静かに暮らすパターソンは、仕事が終わればお気に入りの場所で詩をつづり、帰宅をします。夕食を食べると、愛犬の散歩に出掛けるついでに、いつものバーでビールを飲み、帰宅して寝る生活を静かに送ります。
どのような映画かなぁと事前チェックをしたのですが、観たい欲を掻き立てるコメントが続々。特に、谷川俊太郎の下記の1文が素敵です。。。
詩の花がほころびる。平凡な日々の暮らしにひそむ愛から。おだやかな気持ちになれる静かな映画。
引用元:コメント|映画『パターソン』公式サイト
はい、おだやかな気持ちになりたいです。
かなり期待大で観ましたが、結果的に、全然裏切られませんでした。
時間の流れ方は、その人の在り方。
一見、単調かに思えるバス運転手の日常ですが、
詩人でもあるパターソンの視点を通してみると、
些細な出来事や変化を、特別に感じることができます。
在宅勤務と外出自粛を続けるなかで、
「単調な毎日に飽きてきたな…」と文句をたれていた自分に足りないものを教えてくれる映画でした。ナイスタイミング。
日々のゆるやかな変化に意識をむけ、受け止めて、言葉にする。
この作業が、パターソンの穏やかな人柄を作っているのかな、と思いました。
なんとなく、慌ただしい日常を送っていると見過ごしていることは沢山あります。
パターソンのように、静かに創作する時間を持ちたいな~としみじみ思いました。
個人的にはとても好きな映画です。
では、また。
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