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認定看護師として活躍するためにしてきたこと。

認定看護師とは


日本看護協会の認定看護師認定審査に合格し、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた者をいい、水準の高い看護実践を通して看護師に対する指導・相談活動を行う者をいう。

それぞれの分野、施設によって活動内容は様々ですので、ボン太の独断と偏見で話していきます。今回は、認定看護師として活躍するためにしてきたことや教育課程で実際どんな事をしてきたのか話したいと思います。

どのようにして教育課程に入学できたのか

その分野に5年以上実務経験があることなど、詳細は上記リンクより確認して頂きたい。そういう記載していることを読めば分かるようなことは省いて、実際に素質や、どんな人が成功するのかを述べたい。

まず「実務経験5年以上」とあるが、新卒から実務経験5年というと若くても27、28歳という年齢であろう。私の教育課程でも最年少28歳から最年長56歳と幅広かった。
28歳で入学した人は、若くてやる気もあるしフットワークが軽い!そして、記憶力もハンパない。若い方って、いいな〜と思ったが、認定試験を修了しいざ認定看護師として施設に戻り臨床で活躍するときには、自分よりもベテラン・知識のある先輩・上司へなどへ指導することも多いため、若くして認定看護師となった時には、人間関係に苦労することが多い印象である。
私は、30歳で認定看護師を取得したが苦労も沢山した。結果、ある程度の経験年数は必要かなと思う。最低、主任レベルになってからチャレンジするのがいいと思う。
そうは言っても、誰でもいける環境ではないから、上司が薦めてくれていたり自分が行きたいと思った時がタイミングなので、貴方が行きたい意志があれば応援したい。

活躍するためにしてきたこと

井の中の蛙を自覚する

講義はその分野のスペシャリスト達から、ひたすらその分野だけ半年間、様々な視点からの講義がある。自分ってこんなことも知らなかったんだ・・・と驚くほど、自分の見ている世界って狭いと痛感した。
認定看護師教育課程に挑む人って、ある程度自信があったり、その分野に精通していたりするが、その知識、めっちゃ浅いですから〜。残念!!

まずは、無知の自分を自覚することが大事。それを自覚できて幸せです。学ぶチャンスができたからね。

自分の意見を伝えるプレゼンテーション能力

私は人前で話すことは得意ではなかった。
授業中1回は発言すると自分にノルマを課して挑んでいた。
講義を聴講するだけではなく、テーマを課せられ自分たちで調べたものをクラスメートに発表するという講義も多かった。講師の先生、居るだけで何万円貰っているんだろ〜と思うこともあったが、インプットするだけではなくアウトプットすることの重要性を学んだ。
資格取得後は、講義・講演・学会発表などの人前で話す機会が多くなる。カンペを読みながら、棒読みで発表している人見かけるけど、慣れてないんだろうな〜と感じるし、内容も入ってこない。勿体無い!!
私も初めの頃は、しっかり下書きをしてカンペ作って読んでいいた。質疑応答でも、周りに苦笑されるくらい下手すぎた。こんな私でも、(マジでやばかった。思い出したくない)何度も練習したり、場数を踏むことで慣れるし、認定看護師8年経過したが人前で話すことにも緊張しないし、講義ではカンペも作らなくなった(その時間/作業が無駄という考えに達す)。

慣れというか、経験や努力で解決できる。
今では毎年、看護学生から「講義・レジュメが分かりやすいです」と感謝のお手紙を頂いている。

結局は笑顔と愛嬌で乗り切れる!?

資格取得をしても、必ず講義依頼や雑誌の執筆がある訳ではない。
もちろん確固たる知識が必要であるが、同分野何百人といる認定看護師から仕事の依頼をされるって難しいことだと思う。
自分が運営/依頼者側だとしたら、どんな人にお願いしたいと思うか。
・快く引き受けてくれる人
・仕事のスピード、レスポンスが速い人
・フットワークが軽い人  などであろうか。
私がやっていたことは、主要学会には必ず参加する、質問して人脈を広げる、懇親会は参加し名刺を配って自分を売り込むなど。
懇親会は不思議な出会いがある。お酒も入っていることもあり、容易に人脈が広がる。二度目にあった人には、挨拶をしたり話しかけることも大切。

住む・働く・居る環境も大事

人脈が大切という話は上記で感じて頂けたでしょうか。やはり、主要学会の開催は首都圏が多いため学会参加しやすい、教育課程に通いやすい、大御所は首都圏にいる!というのが私の印象。

これから認定看護師を目指すのならば、地方の病院に所属しているよりも首都圏のネームバリューのある病院に一度勤めてから教育課程を目指した方がベターだとは思う。

とは、言いつつ。
私の新潟での認定看護師活動は充実している。理解ある職場、看護部長、師長。分野によっては、活動時間がもらえずに時間外で活動しなければならない大変な環境でやっている認定仲間も多い。
転職する際には、実績や今後の展望など、細かく伝え交渉し、勤務先と自分がWin Winな関係になれるような場所への転職も可能だ。
やはり、資格を持つことは自分の持つ能力の証明にもなるため資格取得はするべきだ。

これから認定看護師を目指したいという方、応援しています。

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