春光戦優勝と3月24日のキスラジに寄せて



『プレバト!』の春のタイトル戦で横尾さんが優勝したのを見て、横尾渉に心を奪われてまだ1年も経たない自分ですが、心の底から嬉しく、よかったねと思うと同時に、嗚呼自分も仕事がんばろう、そう思えた。


その日の放送で発表された、中学の国語教材に俳句が掲載されることもまた然りで、横尾さんがこの番組から俳句を勉強し、努力し、才能が花開いた結果がなんだかとても眩しかった。







自分がキスマイの沼におちた要素は最初は面白さとかっこよさだった。しかし最近それだけではない、キスマイというアイドルからもらう素晴らしい要素に気づいた。


それは仕事と向き合う姿勢である。







アイドルとは、仕事だ。


それは自分がここまで長年ずっと大好きな音楽であるロックをやってる人、いわゆる『バンドマン』とは決定的に違う。


バンドマンは好きで始めたバンドがやがて生活していく上での生業となったり、別の仕事をしながらもバンドマンでいることはできる。


しかしアイドルは職業だ。





ジャニーズアイドルの中にはもちろん、歌やダンスが好きだったり、人を楽しませるのが好きで、アイドルを目指してアイドルになった人もいるけれども、そうではなく、家族や親戚や他の誰かが履歴書を送ったことがきっかけでアイドルになった人というのが大勢いる。

そういう人たちが様々な経験の中でアイドルという仕事と向き合い、アイドルの素晴らしさや大変さを知り、その上で『職業:アイドル』を自分で選ぶ瞬間が、どこかのタイミングで必ずくる。

なんかそれがめちゃくちゃアツいな、というか、心に響くものがあるのだ。





アイドルは仕事だ、という事実に私は10年前ぐらいに嵐のバラエティを見漁ることにハマった時にはたぶん気づいていた。


キスマイにハマった今、ファンを楽しませるため、様々な仕事に向き合い、努力し、挑む姿勢。
それを見て、自分も仕事をがんばろうと思えることが、日々忙しく働く今の自分にとって大きな心の支えになっていることをひしひしと実感したのだ。

職種は全く違うけれど、キスマイ様々な活動をするのを見て、自分も仕事をがんばろうと思えることが、日々の活力になっている。







そんなこんなで、3月24日放送のキスマイRadio。


千ちゃんが横尾さんに振り付け教えてもらった話から始まり、終始とても良かった回なのですが、以下最後の方の一部文字起こし。






千:横尾さんはね、いろいろ発信するタイプ、発信する側の人だよね。

横:してますかね?

千:いやなんかその、自分の意見はしっかり持ってちそういうことをちゃんとしっかり発信していくタイプだなーって僕は…

横:嫌われてもいいって思ってる。

千:それすごい大事だよほんとに。

横:わかってくれる人だけでいいって思う。100人に絶対賛成してもらえることなんかもう不可能だもん。

千:いやすごいいいと思う。俺もそう。一定数の評価をたくさんの人にもらう意味はないなと思ってる。すっごい好きとかすっごい尊敬してるとか、ちゃんとなんかこう少ないけどなんかその人たちにたくさん幸せを届けられるような…








はーーーーーーーーーーーーー


好き。






そう、こういうところが好きなのよ。




やっぱ自分もさ、仕事で業務改善とかしてて、みんなが幸せになる方法を考えがちだけど、それって不可能なわけで。

誰かに嫌われたとしても自分の譲れないポイントとかスタンスは大事にしていきたいなって思えたというか、それが伝わる人にはちゃんと伝わるんだから、それでいいじゃんて思えたというか。






なんかそんなこんなで、いろいろ忙しいし大変だけど、また仕事がんばろって思えた年度末でした。


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