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令和の最凶ヒグマ【OSO18】脅威のプロフィールまとめ

体長2m10㎝体重330kg
(三毛別のヒグマが350kg)
足の大きさ20㎝
(当初、足の大きさが18㎝と言われており、
オソツベツという地名のオソと掛け合わせてOSO18という呼び名になった)
襲撃被害頭数66頭 被害総額1億円に迫る

攻撃力は体重200kgを超える乳牛の背骨をへし折り、身体を真っ二つにしたと言われており
子牛を引きずって持ち去る力を持つ。

《OSO18に関する逸話》
・10基以上の箱罠と15基の監視カメラを設置したが罠を全スルー。監視カメラに姿を捉えられたのは2回。目撃例も僅か1回のみ。
(OSOが箱罠の形状やどの様に作動するかを認識していて、おそらく幼少期に親熊か他の熊が箱罠に掛かったのを見て学習したのではないかと予測されている)

・電気柵を張り巡らせるも電気柵の下を掘って敷地内に侵入し、難なく乳牛を襲う。

・獣臭や音が紛れる雨の日を比較的選んで襲撃してくる

・熊の習性を利用する為に敢えて襲われた牛の死骸を撤去せずに囮に使うも一向に姿を現さなかった。
(熊は自分が手に入れた餌や餌場に対して強い執着を持ち、一度餌を捉えた場所には味を占めて何度でも戻ってくるがOSOは警戒心が強く基本的には同じ餌場には戻ってこない)

・かと思えば、ハンターが活動出来ない時間帯を見計らって学習し、再び襲撃。牛の死骸を持ち去る。
(日中は何処かに潜伏して姿を見せずハンターが銃火器を使用出来ない夜になると活動を開始する)

最後は釧路市で姿を発見されるも
人を全く恐れる様子がなく、民家が近い事もあり危険が及ぶ事を考慮して釧路市職員ハンターの手により仕留められる。
凄腕で有名なハンターであった為、見事に頭部に弾丸を命中させたが絶命に至らず
計3発の弾丸を頭部に受けてようやく事切れた。
ハンター曰く、最後の1発が命中した後は背筋が凍る思いだったそうです…
これ程まで大きな体格と攻撃力を有し
恐ろしい知能と学習能力を兼ね揃えた
OSO18を駆除して安堵と言うところだが
最後に恐ろしい事だが
OSO18の年齢が10歳と推定されていて
子孫を残している可能性が十分に有り
遺伝または学習によりOSO18の知能と能力を受け継いだ第二第三のOSO18として今後出てくる可能性がある事です、、

大自然豊かな北海道に暮らしていく以上は
正しい知識を持ち、ヒグマと適切な距離を保ち共存していかなければなりませんが
ヒグマが近年増加傾向にあり、ヒグマ同士のテリトリーがかち合わないよう避けていく為に
どんどん人の居住地近づいて住宅街で目撃させる事が増えてきています。
道民として、身を守りながら自然とのバランスの取り方を他人事とせず、本格的に考え
議論していく事が迫っているように感じています。

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