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受信人間

友人が自らを受信人間だからと言った。
何かの誘いや、企てを進んでやるのではなく
指示があれば行動をとるという人間のこと。
連絡も自発信からは比較的しないタイプ。
『あなたのまわりは悲しいことに受信人間ばかり』
本人から言われると妙な説得力があった。

つまりこの受信人間が数人集まっても
彼らから何かしたいという強い要求は産まれないのだと。
小さなことだがSNSもあまりやらないと。
でもまわりの彼らに送信力は求めない
自分のたまにしてる送信を目一杯受信してくれるからだ。

送信人間は決して偉くない。
ただの発端。思いつきなだけ。
受信人間がいてこそ形になり、成果を得られる。
否定をすれば送信人間を無力にすることも出来る。
そのバランスは友人関係、家族でも大事なこと

冒頭の受信人間にも言ったが
まわりは悲しいことに受信人間ばかり、なのではない
きっと自ら受信人間を選んでいたんだ。
選別的な意味ではなく相性、感性、惹かれ惹かれ合って
長い付き合いというのが成立していたんだ。
だから悲しいこととかそんなんではなく
いつも受け止めてくれてありがとう、なんだよ。

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