noteで、文中で文字を大きくしたり、下線をつける【KaTeX】
みなさん、$${\Huge{こ}}$$ $${\Huge{ん}}$$ $${\Huge{に}}$$ $${\Huge{ち}}$$ $${\Huge{は}}$$ $${\Huge{。}}$$びっくりしました?
noteで文字を修飾する方法を紹介します。
↑目次
というのも、この間KaTeX、いや$${\KaTeX}$$の話をした時に
KaTeXのタグをつけたんですけど、どうやらnoteでKaTeXの話があんまりないみたいです。
なのでもう僕がKaTeXを使って遊ぶ記事を書いてやろうと思いました。
この記事は数式の話はあまりしません。文字を修飾して遊びます。
ちなみに、ちゃんとした説明がnoteから出てます
はじめに
$${\KaTeX}$$を使う方法は2通り、インライン数式とディスプレイ数式です。
インライン数式
文中に$${\$\$\{\}\$\$}$$を書き、$${\{\}}$$の中にKaTeXで記述ができます。
[入力]
$${x}$$が実数ならば、$${x^{2}}$$は0以上である。
[出力]
$${x}$$が実数ならば、$${x^{2}}$$は0以上である。
ディスプレイ数式
段落全体を$${\$\$}$$で初めて$${\$\$}$$で終わると使えます。中括弧$${\{\}}$$は必要ありません。
[入力]
$$
x \in \mathbb{R} \Rightarrow x^{2} \geq 0
$$
[出力]
$$
x \in \mathbb{R} \Rightarrow x^{2} \geq 0
$$
KaTeXで遊ぼう
例で \in とか ^{2} とかを使っていたんですけど、あれが$${\KaTeX}$$の特徴、コマンドです。\in は要素の記号∈をキレイに出すというコマンドです。バランスのやばいKaTeXも、\KaTeXというコマンドで出しています。文字系のものは今回は紹介しません。
注意!
KaTeXはあくまで数式をサポートする機能です。文字を書いても大丈夫ですが、文字は\text{}で囲んであげるとバグが起こりにくいと思います。それと遊びすぎるとnote側の都合によって削除されるかもしれません。削除されてしまったらすみません。
上付き文字
^{} を使い、中括弧の中に文字を書きます。
[入力]
あ、山がある。$${\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}}}}$$
[出力]
あ、山がある。$${\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}}}}$$
下付き文字
_{} を使い、中括弧の中に文字を書きます。
[入力]
あ、山がある。$${\text{やっほ~}_{\text{やっほ~}_{\text{やっほ~}}}}$$
[出力]
あ、山がある。$${\text{やっほ~}_{\text{やっほ~}_{\text{やっほ~}}}}$$
上付き&下付き
合わせることもできます。
[入力]
あ、ふたご山がある。$${\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}}_{\text{やっほ~}}}_{\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}}_{\text{やっほ~}}}}$$
[出力]
あ、ふたご山がある。$${\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}}_{\text{やっほ~}}}_{\text{やっほ~}^{\text{やっほ~}}_{\text{やっほ~}}}}$$
下線や上線をつける
\underline{} を使い、中括弧の中に文字を書きます。
[入力]
コアラは$${\underline{\text{有袋類}}}$$です
[出力]
コアラは$${\underline{\text{有袋類}}}$$です
上線は\overline{}です。
[入力]
ウォンバットは$${\overline{\text{有袋類}}}$$です
[出力]
ウォンバットは$${\overline{\text{有袋類}}}$$です
もちろん重ねがけもできます。
[入力]
エミューは有袋類では$${\overline{\underline{\text{ありません}}}}$$。
[出力]
エミューは有袋類では$${\overline{\underline{\text{ありません}}}}$$。
文字を大きくする
なんと10種類もあります。普通の文字の大きさもあるので実質9種類かも……
一番でかいのは\Hugeで、一番小さいのは\tinyです。同じ行内で文字の大きさを変えたいときは、元の大きさの\normalsizeを使います。中括弧は特に必要ありません。
[入力]
$${\Huge\text{ベネットワラビー} \normalsize \text{は最大のワラビーです。} \\ \tiny\text{クオッカワラビー} \normalsize \text{は最小のワラビーです。}}$$
[出力]
$${\Huge\text{ベネットワラビー} \normalsize \text{は最大のワラビーです。} \\ \tiny\text{クオッカワラビー} \normalsize \text{は最小のワラビーです。}}$$
大きさはこんな感じです。
$$
\begin{array}{l|l}
\text{コマンド} & \text{大きさ} \\
\hline
\text{\textbackslash tiny} & \tiny{コアラ} \\
\text{\textbackslash scriptsize} & \scriptsize{コアラ} \\
\text{\textbackslash footnotesize} & \footnotesize{コアラ} \\
\text{\textbackslash small} & \small{コアラ} \\
\text{\textbackslash normalsize} & \normalsize{コアラ} \\
\text{\textbackslash large} & \large{コアラ} \\
\text{\textbackslash LARGE} & \LARGE{コアラ} \\
\text{\textbackslash huge} & \huge{コアラ} \\
\text{\textbackslash Huge} & \Huge{コアラ} \\
\end{array}
$$
まとめ
どうでしょうか。他にもKaTeXには機能があります。
KaTeXを使えばいろいろとたのしい修飾ができます。
みなさんもKaTeXをつかって、noteを書いてみては?
$$
\KaTeX \text{は怖くないよ}^{\cdots }_{\text{怖くないよ}^{\cdots}_{\text{怖くないよ}^{\cdots}_{\text{怖くないよ}\cdots}
}}
$$
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