【警視庁の一次試験】短文試験、論作文試験の注意点を公開します
元警察官の桜井陸です。
令和6年に警視庁の警察官採用試験を受験した方から一次試験と二次試験の内容をお聞きしたので、まずは一次試験について記載します。
短文試験の内容や書き方、論文試験の制限時間や文字数も実際の情報をご紹介します。
警視庁の一次試験の流れについて
警視庁の一次試験はこのような流れでした。
➀国語試験問題
( )の漢字の読みが妥当な文を選ぶ、( )内の語句に相当する漢字を含む文をそれぞれ一つ選ぶ
➁教養試験問題
③論文試験
1000文字程度で制限時間は1時間20分
課題は「あなたが警察官を目指すきっかけになったことに触れ、どのような警察官になりたいかを述べなさい」
④短文試験
1次の時に書いた短文試験の内容は、覚えている限りですが、
・あなたの性格や特徴を教えてください
・最近あなたの身近にあった出来事を紹介してください
・最近の社会について思うこと
・最近気になっていること
・人との付き合い方
です。
あと1つか2つくらい項目がありましたが、忘れてしまいました。
行線は全く引いてなく、3、4行くらい書けばいいのかな?と思って全部4行くらい書きました。
⑤適性検査
時間は朝から夕方17:30くらいまでありました。
警視庁の一次試験の短文試験について
短文試験は人間性を見る質問のようです。
相手がどのようなことを求めているのかをきちんと把握して記入してください。『A4の紙に4行くらい書いた』とのことですので、あまりにも短文すぎるのも宜しくありません。
試験前にはきちんと書くことをあらかじめ決めておいた方が良いでしょう。
おススメ記事→警察官になれない人の特徴
警視庁の一次試験の勉強方法について
こちらの記事⇦で紹介している宮田さんは試験4か月前に勉強を開始しました。
教養試験は、試験1ヶ月前まで過去問を解かずに、とにかく解法や基礎を頭に叩きこんだそうです。
使った教材は全て記事に載せているので参考にしてください。
そして論作文が苦手だったので、何度も何度も僕が添削しました。
警察官採用試験の論作文の書き方
論作文の書き方は練習するしかありません。
警視庁の論作文の傾向として、東京都の問題点や課題を問う内容が多いので受験前には必ず傾向に沿った書き方を学んでください
論作文の正しい書き方は→こちら
そして独学で練習するだけでは誤った書き方を身に付けたまま本番に臨んでしまう危険性もあります。
市販の小論文の参考書で学ぶのも良いですし、学生の方なら学校の先生にアドバイスを受けるのも良いと思います。
面接もそうですが、『自分の方向性は正しいのか?』という視点で第三者の意見を交えると思わぬミスに気付けることが多いです。
次は警視庁の二次試験について説明します。
必読記事→二次試験の注意点と面接の質問内容
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