ダイエットやめます
どうもごきげんよう、メガニッヒです。これまでのダイエット記事を読んでいただいた方に重大なお知らせがあります。
端的に述べますと私はダイエットを辞めます、体重増やします。理由は筋肉を増やす為の増量を行おうという話です。
先ずはダイエット前、去年の10月あたりの写真がこちら。腹は突き出て、顎は肉に埋もれています。このころはこの体型がずっと続く物と思っていました。
そして現在の写真がこちら。ちょっと力を入れれば腹筋が2LDKになるレベル。顎がすっきりして肩、上腕が肥大し胸は厚くなっています。そりゃボディービルダーと比べると貧相ですが半年前と比べると差は歴然です。
私のダイエットと筋トレの流れをもう一度整理します。
先ず、何故ダイエットを始めたかと言うと医者に重度よりの脂肪肝だと告げられたからです。祖父は肝がんで亡くなっています、このままでは早死にするということを突きつけられました。ぶっちゃけ早死にしてもいいかなとは思っていたのですが肝がんは辛いと聞いていたいました。楽に死にたいと脂肪肝解消を目指します。最初にプールに通いましたがいろいろ面倒だし一時間泳いでも消費カロリーが低い、混んでいるなどの理由で早期に辞めることにしました。そこで死蔵していたRIFTSを使おうとボクササイズゲームのBOXVRを購入します。BOXVRについては前に詳細な記事を書いたのでそちらをご覧ください。
VRダイエットを始めて明らかに体重が減りました。昨年10月からVRダイエットを始めたころ、体重は83キロありました。一日30分のBOXVRから初まり、慣れてきて1時間へ。12月ごろには体重はして体重が74キと9キロ減ったことで自重トレーニングが出来るようになりました。それまで体重が重すぎて出来なかった腕立て伏せが15回できるようになったのです。
このころから少し「筋肉も付けたいな」と小さな願望が生まれました。単に体重を減らすのでは無く筋肉がついたより「健康的な身体」を求めたのです。ダンベルを買いました、しかし単調な動きに飽きて直ぐに死蔵されることになります。かわりに公設のジムへ通うようになりました、確か週2回くらいでしょうか。ただロッカーがない、靴が重い、移動に時間がかかるなど不便で2回が限界です。
一方でBOXVRに慣れてきたのか一回あたりの消費カロリーが減少しはじめました。これはいかんと新たなVRゲームthrill of the fightと出会います。BOXVRがテンポに乗せて腕を動かし、殴るスピードはそこまで重視されないのに対してthrillは足の踏み込み、スピードのあるパンチ、戦術などゲームとしては複雑かつ大量のエネルギーを使います。BOXVRハードモード一時間が余裕な体力がついていた当時でも180秒、3ラウンドが限界でした。滅茶苦茶疲れます、消費カロリー効率はBOXVRより上になりました。一月あたりには体重は72キロへ、体脂肪率も30パーセントから25パーセントまで減りました。二重顎を通りこしてマツコデラックスのように顎がない状態からしっかりと顎がでて、二重顎も解消されました。この変化で運動のモチベーションはより高まります。
ここで注意して欲しいのは「BOXVRよりもthrillの方が安いし、運動もハードだからthrillから始めよう」と安易な選択をしないことです。thrillは確かに消費カロリー効率こそ高いものの、直ぐバテるので総カロリー消費量はBOXVRの方が上です。まずはBOXVRから始めることをお勧めします。VRには身体を動かす音ゲーがありますがフィットネスという観点で作られているのはBOXVRだろうと思います。
一月の体重減少傾向は少し落ちました。まぁ正月太りという言葉があるくらいです、むしろ体重キープできたのはしっかりと運動していた証拠です。でthrillでキツいトレーニングが「楽しく」なった今年の1月末、近所のジムに通い始めました。値段はそこそこしますがしっかりとマシン、フリーウェイト機材がそろっています。高価な体組成計もあり、それで調べたところ体脂肪率は20パーセントに落ちていました、大喜びです。移動も楽ですし安価なロッカーがあったので靴やサプリはそこに保管できるので通うのが苦痛ではありません。毎日専用のカルテに記入し、成長を感じられウェイト、マシントレーニングのモチベーションが高まります、なにせ金はらってるんだから使わないと損って感じが余計にジム通いのエネルギーになりました。
ジムで筋トレ、帰ってきてthrill9ラウンドを繰り返すようになり体重はなんと69キロ台へ、一番痩せていた時は68キロでした。10年以上前の体型に戻ったのです。
しかしコロナが北海道を襲います。要介護、心臓病を患っている祖母と同居し、妊娠中の妹が半同居なのでコロナにかかる訳にはいきません。やむなくジムを休会します、ただし自宅トレーニングのメニューをトレーナーにしっかり組んでもらったので運動のモチベは下がりませんでした。しっかり毎日自宅で筋トレは今でも続いています。
このころリングフィットもやむなく転売屋から購入しました。ジムのかわりになるかなと思ったのですが最大負荷でも筋肥大というより筋持久力という感じで半月ほどで飽きました。今では還暦を迎えた母が運動不足解消にプレイしているのでまぁ、悪くは無かったかなという感じです。
で、三週間ほど前に5年前買った体重計がバグりだしたのでタニタの体組成計を買いました。週19時間以上運動している人はアスリートモードという普通の人と違う計測方法が組み込まれています。週19時間は余裕で運動している私はアスリートモードで起動。するとびっくりの結果が、体脂肪率が15%に減っていたのです。筋肉も二キロほど増えています。一月にジムで計った時は20%、体組成計は誤差があるものですが一定の目安になります。感動しました。
しかし、このところ体重減少が止まっています。チートデイを組み込んでも、thrillを増やしても体重が減りません。運動を始めたてのころは短期間でもの凄い効果を得られるということはネットで知っていました。もう初心者チート期間が終わったのだろうと判断しました。これからはもう少し踏み込んだ筋トレ、ダイエットが必要です。
そこで炭水化物、カロリー摂取量を増やして筋肥大を狙う増量期を始めることを決意しました。増量期は体脂肪も増えますが筋肉もつきます、減量期で炭水化物を減らし、適切に運動すれば体脂肪だけが落ちて筋肉は大きくなるという理論です。今から増量すると夏までにはまたシェイプアップして立派な身体になるでしょう。という訳で体重増加を狙ってもっと鍛えられた肉体を目指す方針を打ち立てました。
最期にこれからダイエットしたいというVR民、非VR民にアドバイス。
ネットでは有酸素運動よりも筋トレして基礎代謝を上げてダイエットを進めているトレーナー、ビルダーは多いです。理論的には全くもってその通りだと思います、基礎代謝で脂肪が落ちるだけでなく筋肉による引き締め効果もあります。
しかし本当に太っている人は筋トレなんてできるでしょうか?先天的、遺伝の場合は別として太っている人はまぁ好きな時に好きなもの喰ってる人が多いと思います。つまり我慢が出来ないのです。もちろん食事管理でダイエットもできますが運動より辛いです。
そして筋トレはデブにとってハードです。自重トレーニングは身体の重さで怪我の可能性が高いですし、筋トレの結果が出るまで三ヶ月かかると言われています。三ヶ月間、変化の薄い運動を続けられるでしょうか?多分モチベが保てません。ダンベルを買っても死蔵になる可能性が高いです。
一方で有酸素運動は筋肉こそ付かないものの脂肪燃焼においては効果、即効性があります。心肺機能の向上、体力もつきます。有酸素運動の即効性はモチベを保つ上で大変効果的です。なにせ運動の効果が目に見えるからそりゃ嬉しいでしょう。有酸素運動で体重が減れば自重トレーニングも楽になりますし、ひざを壊すジョギング、ランニングだってできるようになります。だから私はデブは先ず有酸素運動、特にBOXVRをお勧めします。BOXVRが高いモチベを有していることは以前に書いたのでそちらをご覧ください。
では増量期で筋肉をつけ、減量してより鍛えられた身体になった私とまたお会いしましょう。
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