BoxVRの始めかた

 諸君ご機嫌よう、神聖眼鏡っ娘帝国皇帝メガニッヒである。今日は自宅でできる効果的なダイエットゲーム、BoxVRの初心者用解説である。BoxVRの効果、コスパについては過去の記事を読んで欲しい。

 BoxVRはダイエットに絶対に効果があると断言できる。ボクササイズそのものがダイエットには非常に効果的だ。金がある、時間に余裕がある、ジムが通える範囲内にある、我流は嫌だ、そんな人はボクササイズジムに通っても良いだろう。まぁ大抵はボクササイズジムに通うのは困難。手軽にできるボクササイズを選ぶならBoxVRがおすすめ。ではどのようにBoxVRを始めれば効果的に継続できるか語ろう。

① トレーニングメニューを無視して好きな曲で殴ろう
 BoxVRには最初からトレーニングメニューが作られている。それをやっても良いのがお勧めは好きな曲でリストを作ること、好きな曲を流しながらならモチベーションが高まる。初っぱなから好きな曲だけ、トレーニングメニューを無視するのは邪道かも知れない、だが好きな曲に合わせて殴るのは非常に楽しい。「しっかり考えられたメニューをこなしたい」とか「我流は不安がある」などの事情が無い限り好きな曲でリストを作るのがお勧め。継続意欲がこの段階で非常に高まる。

② 最低でも30分から始めよう
 最初はキツいかもしれないが好きな曲で30分のリストを作ることがおすすめ。それ以上長いと最初はキツすぎるかもしれない(運動経験があるなら別だが)、逆に短いとダイエット効果や運動能力の向上は微々たるものになる。

 運動経験が浅い場合、最初30分プレイでは腕が上がらなくなり、パンチがヘロヘロ、翌日は筋肉痛に襲われるかもしれない。だがそのキツい分だけ成長を生む。体調不良、異常な心拍数でも無い限り30分は続けるべき。途中で給水タイム、休憩を挟むのが良い。汗を大量にかくし、30分連続はキツすぎる。朕はだいたい15分ごとに1、2分の休憩を挟む、最初は10分に1回でもいいだろう。
 頻度としては出来れば毎日プレイするのがお勧めだ。だが「ニートじゃねぇからそんなにこなせねぇよ」って人もいるだろう。2、3日に1回くらいの頻度でやると効果が出やすいし習慣化できる。まぁ自分への投資だと思って別ゲーの時間を削るなりして時間を確保しよう。

③ 少しずつプレイ時間を伸ばそう
 30分を安定してこなせるようになったら一曲ずつ好きな曲を増やしていこう。ドカンと一気に増やすのは余り良いとは言えない。少しずつ増やすことで無理なく運動量を増やせるし疲れが溜まりすぎることもない。だから一曲ずつ追加、余裕があるなら1日一曲のペースで伸ばそう。また注意すべきは最初に作った好きな曲リストを残しておいて同じリストを複製、そこに新しい曲を追加するのがお勧め。理由は後述。

④ 難易度はミディアムからスタート
 「音ゲー得意だからハードいけるだろ」という方、甘い。BoxVRではイージー、ミディアム、ハードの三種類があるがかなり運動量が違う。イージーは運動量が少なすぎる、だがミディアムとハードでは運動量の違いが大きすぎる。ミディアムと比べハードは譜面の複雑さも増す。イージーは殴る回数がかなり少ない、つまりゲームとしてつまらない。最初はミディアムでやろう。ミディアムでもキツい人もいるだろうがプレイを重ねると慣れてくるし体力も向上する、ここは踏ん張りどころだと思ってミディアムを続けよう。

⑤ 休憩を有効活用しよう
 先述したがぶっ通しはキツい、というかぶっ通しでやるよりも休憩を挟んで総プレイ時間を延ばした方が運動量は増える。だから休憩して身体を慣らしていこう、体力が追いつくようになったら休憩を挟まなくとも続けてプレイできるようになる。休憩を恥じることはない。ただ余り長い時間休むのも駄目、息が整ったらプレイを再開しよう。2~3分の休憩がおすすめ。

⑥ ミディアム1時間いけるようになったらハードにする
 ミディアムになれて一時間プレイできるようになったらハードモードに切り替える。このとき1時間ハードをこなそうとしない事だ。先に述べたがハードで一気に運動量が上がる、キツすぎて息は上がるし汗も大量にかいた。朕は10分ごとに設けた休憩タイムでは酸素缶を吸って息を整えなければならなかった。譜面も複雑になり即座に身体が動かないときもある。   そこで最初に作った30分のプレイリストに戻り、難易度をハードに変えるのがお勧め。1時間のミディアムより30分のハードの方がずっとキツい。だから「時間を減らしてしまった、運動量が減るのでは」とネガティブに考える必要は無い。そしてハード30分をある程度こなせるようになったらまた一曲ずつ増やしていくのだ。そうすれば無理なく運動量と消費カロリーを伸ばせる。

⑦ 成長を感じ取る
 継続のコツは常に成長とダイエットを意識する事。体重が少しだけ減った、パンチの威力が上がった、コンボがつながるようになった、プレイ時間が延びてカロリー消費量が増えた、休憩の頻度が減った。どんなことでもいい、自分の肉体が変化していく過程をしっかりと意識することで「お、今週は先週とくらべて○○が改善されたな」と次のステップへのモチベーションにつながる。朕は消費カロリー、継続プレイ時間、体重をFitbitで計測し、モチベを維持した。心拍数計は買った方がいいだろう、お勧めは健康に特化している上に一日の長でビッグデーターを有しているFitbitだがapple watch、ガーミンでもいいだろうし、安く済ませたいなら中華メーカーでもいいかもしれない。中華メーカーは良くわからないのでお勧めはできない。ネットでしっかりと調べてから買って安物買いの銭失いを避けよう。

 さて、こんな感じでプレイしていけば10年以上運動経験皆無(10年前は某大でガチガチに運動していた)のデブでも運動量を無理なく増やし、ダイエットにつながる。
運動はマジで自己肯定に直結する、ニート、鬱な人にこそお勧めだ。成長を実感できるし、ただ日々を過ごしている虚しさは和らぐ。ただ余りにも鬱傾向にある人にはお勧しない。メンタル系の運動療法については別記事で語りたい。

 初心者にお勧めのBoxVRスタート方法を説明したところで今日は終わろう。ではまた会おう、さらばだ。

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