今日も暑いです。
本州では梅雨入り目前とのことですが、
雨でも平年より気温の高い日が多く、
熱中症対策が必要になりそうです。
ちなみに、沖縄は梅雨明け目前とのこと。
前回から引き続き、食中毒です。
Mayo Clinicより
Foodpoisoning。
高齢者、妊婦、乳幼児、慢性疾患をお持ちの方は、
食中毒に気を付けましょう。
もちろん他の疾患でも要注意です。
食事できなくても、
健康な方では、まず水が飲めれば、
脱水にならずに改善することが多いです。
リスク要因に当てはまる方、
血性の下痢や嘔吐などの症状がある人は、
早めに受診しましょう。
まとめると:
よく手洗いする。
まな板や包丁は除菌する。
生肉(特に鶏)や魚は、他の食品と離して扱う。
生ものはすぐ冷蔵庫に入れて、
室温での解凍はさけましょう。
特にリスク要因に当てはまるかたは、
生肉、魚、卵など未滅菌、未殺菌の食べ物はさけましょう。
食中毒の原因は、特定できないことも多いようです。
厚労省の発表している食中毒の原因も、
比較的特定が比較的しやすい、
アニサキス、ノロウイルス、病原性大腸菌が大多数を占めるのも
そのためでしょうか。
治療としては、
健康な方では、
しっかり水分とれれば基本なおります。
抗生剤は使用することはあまりありません。
ロペミン(下痢止め)は、
細菌性腸炎(発熱、血性下痢)には使えません。
便秘の副作用もあります。
子供にはすすめられません。
繰り返しになりますが、
治療法としては、
安静にして、水分をたくさんとりましょう。
食事は無理せず、消化の良いものを。
刺激物はさけましょう。