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【体験談】二人目を緊急帝王切開で産んだ話

ひとりめの経膣分娩の体験談はこちら

ふたりめについて。
ふたりめもひとりめと同じ産院。
妊娠後期から逆子になった。

毎日逆子体操を試みるも、なかなか体操が辛くて手を抜きがちだった。
それを見抜いてか、全く元に戻る気配がない我が子なのであった...。

足が下に向いてるので、蹴られると足が出てくるのじゃないかと心配するほどの衝撃があった。マジ痛い...。
早く出てきてほしいと願う毎日だった。

✓ 4月上旬の検診

先生「これで戻らなかったら切るからね。GWあけまではもつと思うからその辺りで計画帝王切開かなー。」
1人めの出産があまり良くない体験だったことと、帝王切開も体験してみたいなーなんて深く考えないで思っていた。

✓ 4月下旬

産休に入る。
ギリギリまで働いちゃったよね。もったいなかった。

✓ 最終検診前日

少量の出血が。
え、まだ予定日まであと1ヶ月ぐらいあるよ・・?
びっくりして病院に連絡。

産院「これ以上出血が増えたり、破水とか陣痛の痛みがはじまらなければ大丈夫ですよー。安静にしててください」

お、おう・・・。
実家にいるとはいえ上の子のお世話があって、安静ってムズカシイね・・。
二人目で具合悪くなる妊婦さん率g
結構高いのはそこだな、と体感した。

✓ 最終検診の日

■ 10時ごろ
産休に入り、最終の検診に行った。
子宮口のチェックをしてもらい、問診室にいくと
先生「子宮口がだいぶ開いてる。午後13:00から緊急帝王切開するから、このまま帰らないで。荷物は旦那に持ってきて貰って」

えぇええ〜!!ま、じ、か!!

あんまり覚悟していなかった。
今午前10時、3時間後に手術!
今日じゃないとダメだけど、前後に他の分娩が入っているらしく、先生は急いでいた。でも、状態としてもやばやば〜だったのは確かだろう。

経産婦は産まれやすいとは聞いてたけど1ヶ月前はもう産まれちゃうんだね...。

■ 10時半ごろ
荷物を取りにいってもらう間に、自分は部屋に通される。
お産用の服に着替えて、しばらく部屋で待機。

事前にまとめておいた荷物があったので、ホントに取りに行ってもらうだけで済んだ。
グッジョブ!!私!

■ 11時半ごろ
下剤注入のターン。
うう...帝王切開なのにやるのか...なんでやったのかわからない。
誰か教えて...。

■ 12時ごろ
荷物をもった夫さんかえってくる。
助かった。これ協力できる人がいない場合はどうするんだろうね?

■ 13時ごろ
手術室に運ばれる。

■ 13時半ごろ
手術開始。
下半身は麻酔が効いているのでなんにも感じない。(\そりゃそうじゃ/)
でもなんか今切ってるきがする?
いま開かれた気がする?
みたいなのは感じた。

パカー!よいしょ!
で取り上げられるもんかとおもっていたけど、そんなことはなかった。

終盤になってなんか心臓がとてもドキドキして息が苦しくなった。
頭がいたい気がして先生に伝えた。

私「せんせー頭がいたいです」

先生、なにかの計器をみて
先生「えー?そんなはずないけどなー?気のせいじゃない?」

手術ってそういうノリなんだ!!!衝撃。
そして

 _人人人人人人人人_
>  14時17分   <
>  息子くん爆誕   <
   ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄

チラッとみせてもらったあと、
先生「眠らせるよー」
全身麻酔かな?投入されてすうっと眠りにはいった。
すごいよねあれ。スーハースーハーしてるうちにスッって意識がなくなるんだもん。

夫さんに当時のことを聞いたら、「手術時間2時間ぐらいだったかなー?」とか言ってたんだけど、母子手帳みたら45分ってかいてあった。
待ってる方はそれだけ長く感じるんだね。知見。

■ 17時頃
部屋のベッドで目覚めると足に感覚がない。足があるのかもわからない。
足のうっ血?を防ぐマッサージするシートを巻かれていたみたいだった。

その辺りあんまり覚えていない。
多分一旦起きてもう一度寝たとおもう。

■ 19時頃
子宮の収縮痛の痛みで目が覚めて、夫さんにナースコールしてもらった。
玉の汗をかいていたらしい。

看護師さん「そんなに我慢しなくていいよ。」
痛み止めの点滴と座薬をいれてくれたので、また寝た。

夫さんは22時ごろまで居てくれた。
動けないので安心感があった。

■ 夜中
ちょくちょく痛みで目がさめて、痛み止めの点滴と、座薬を入れてもらってた。
二人目は収縮痛が強いとはきいていたけど、結構まじで痛かった・・。
でもよく考えたら、切ってるんだから収縮痛とはかぎらないよね。

✓ 2日目

ほぼ寝たきり。
ベッドの自動リクライニングで少し頭が持ち上がるかな?ぐらい。

気づくと足の感覚はだいぶ戻ってきてた。おかえり。
痛みはまだ続いている。
点滴とカテーテルがつながってる。

ガスを出さないと食べ物が開始されないので、腸に意識を集中した。

前日に汗びっしょりだったので頭がベタベタで気持ち悪かった。
とはいえ起きれないしシャワーも行けないので、流さないシャンプーとかあったらよかったな。

✓ 3日目

ガスが排出できたので、午後から飲食が開始できるようになった。
ほぼお湯のお粥と、ほぼ出し汁のみの味噌汁がでてきた。
でも美味しかった。

食べ物食べれるって最高だな!!!

麦茶も解禁した。お茶もよいね、おいしかった。
夜はもう少し具が入った物が出てきたきがする。

確か3日目ぐらいで起き上がってトイレにいく、というミッションをやったはず。
2日ぐらい寝てただけで、体が全く起き上がらない。

起き上がると頭から血の気がサーーーーっと引いたのがわかった。
あれは貧血だったのかな・・。貧血の薬も処方されてたし。

点滴の台にしがみついて、立ち上がるも体をまっすぐできない。
100歳のおばあちゃんみたいに体を前に曲げて、ちょぼちょぼ進んだ。

日常生活ってめっちゃ筋力使ってるんだなって実感した。

結局、2回ぐらいチャレンジしてなんとかトイレにいけた。
結構トイレで痛みがあった。今回は下は切ってないのだけどな・・・。
あれはどこが痛かったのか今でも不思議だ。

ご飯が食べられるようになったからか、乳が張ってきた。
ひとりめのときは産んだ夜には張っていたので、タイムラグがあるなと思った記憶がある。

シャワーはまだ解禁されないけど頭のベタベタが限界で、沐浴のところで看護師さんに洗ってもらった。
ありがたや。

✓ 4日目

だいぶ普通のご飯に近づいてきた。
夫さんにケーキを差し入れてもらうようにお願いしたので、ケーキをたべた。

う、うまい!!!!!!!!ドババーーーーーン!!!!!

生きて帰ってきたって感じがした。

そして
母乳出ろでろマッサージ...
ほんとに、ほんとにいたい...涙目になりながら受けた。

そして、せっかくマッサージしたのに母子同室の時間に息子はすやすや寝ているという...。
息子!そういうとこやぞ!

✓ 5日目

ひとりめのときもやってもらった、アロママッサージがあった。
今回お腹を切っているからうつぶせができず、仰向けでやってもらった。

足の血流がよくなかったからか、マッサージですごく足がぽかぽかになった。ほんとこれ良いサービス...。

✓ 6日目

普通に動けるようになってきて、赤ちゃんのお世話もできる。
ご飯が食べられて、動けるって幸せなことだなと実感した。

✓ 7日目

退院っっ!!!
また実家へ。

✓ 退院後

お世話はひとりめで慣れたので、手を抜く箇所もわかっているし、割と気楽だった。

ただやはり帝王切開の傷は厄介だった。
緊急なオペだったので横切りではなく縦切りだった。
縦切りは横よりも傷が目立つといわれている。
横に引っ張られるからだそうだが、そうすると治りにも違いがあったのかな。

■ 1週〜2週
傷が広がらないようにするテープをつけっぱなしだった。
あと、帝王切開でも下から出血するんだよね、そうだよね。
血液量的には多分経膣分娩のときとあまり変わらなかった。

■ 3週目ぐらい
傷が広がらない用テープが剥がれてきたので、すこしずつ剥がした。
傷が服とこすれるのが痛いので、透明なジェルシートを買ってカバーしていた。

検診で抜糸。
傷に糸が埋まってる箇所もあってめちゃくちゃ痛かった・・・。
もっと早く抜糸だけ行ったほうがよかったんじゃないか?とその時は思っていたけど、良く考えたら傷口開いちゃうから早すぎるのもダメだね。

■ 4週目以降
傷は見た目が控えめになってきた。
でもジェルシートは手放せない。毎日丁寧に保護してた。

結局2ヶ月ぐらいまでずっとジェルシートは使ってたが、生活に追われて面倒になったので、ケアをやめた。
すると、元々ケロイド体質だった自分は見事にミミズ腫れになった。
教訓。ケアは半年〜1年単位でしっかりやろう

ビキニはもともと着る予定がないし、お腹をどこかに見せる予定もなかったけど、実生活的には下着や服は体が選ぶようになった。

つい1年前ぐらいまで傷は痒かったし、未だミミズ腫れのまま。

子どもの検診にいったときに、3年は傷が開くから妊娠しないで、といわれたりした。別の婦人科で健診にいったときも医師にその話をしたら、
「なるほど。その様子でいくと、割と早く産まれちゃうタイプだから早めに入院することになるよ。」
なんてことも言われたりした。
そこは切ったことと、体質による制限ができたんだなと理解した。

息子も4歳、娘は6歳。
元気にすくすくそだって家族は仲良し。
振り返ると頑張って産んでよかったな〜〜!
雑なまとめだけど おわり!

妊娠期間のまとめもしようと思ったけど、
自分のマタニティライフは暗かったので、一旦やめた。
機会があれば振り返りとしてまとめたい。それも1体験談として。



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