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長男と図書館に行ったはなし

うちの長男と次男は、ともにASDとADHDの診断を受けているけど、性格は正反対と言っていいほどちがう。

長男は、時間やルールをきっちり守るタイプで、いつもと違うことや見通しが立たないことが苦手。そして、どちらかというと一人が好き。

次男は、気分にムラがあるタイプで、やる気があるときとそうでない時の差が激しい。一方、物怖じせず、自分から人とガンガン関わろうとする。

次男には、(主に朝の支度で)手を焼かされることが多いけど、自分と似たタイプのせいか、あまり心配はしていない。

でも、長男については、次男に比べてより自閉の傾向が強く、コミュニケーションが苦手なので、

「この子は学校でクラスの子とうまくやっていけてるのだろうか」とか、
「将来、ちゃんと職につけるのだろうか」

ぐるぐる考えて不安になってしまう。

特に、次男がソフトボールクラブに行ったり、友達と遊んだりしているときに、
「長男はゲームばかりして、いろいろ機会を逃しているのでは…」と思ってしまう。

かといって「親がいいと思うこと」(知育ゲームとかボール遊びとか)を押し付けると、反発されてしまうし私もしんどいので、最近は違う方向で攻めるようにしている。

次男がソフトボールにいっている間だけだけど、
図書館に行ったり、買い物したり、ゲームをしたり、私自身がやりたいことに「いっしょにやろう」と声をかけるようにした。

そうしたら、割と「いいよ」と付き合ってくれている。気分が乗らないこともたまにあるけど、そういう時はしつこく誘わないことにしている。

ちなみに、今日は図書館に行った。
図書館についたら、「30分後に戻るから」といって、別行動を取った。
長男は大好きな「かいけつゾロリシリーズ」を黙々と読んでいた。
私は私で、少し離れたところで自分の好きな本を読んだ。

こういうことができるのは、
長男が落ち着いて本が読めるようになったことが大きい。
それに、干渉されずにマイペースに過ごせるのが、
たぶん彼にとってとても心地いいのだと思う。
私にとっても穏やかな時間だった。
(たぶん、次男がいたらこうはならなかったと思う)

次の連休は、長男が大好きなあべのハルカスにいっしょに行こうと思う。

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