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3歳の娘が隠れ弱視だった話 8.眼鏡を作りに行く。一瞬で終わる。

こんにちは。近藤ろいです。

今4歳の上の娘は弱視治療をしています。「遠視性不同視弱視」といいます。左目が強い遠視であまり見えておらず、治療をしなければ将来眼鏡をかけても視力が出ないかもしれない状態です。

普通の3歳児健診で発見されました。

今回は、見つかった時~治療が定着するまで のうち、医療につながった以降、治療用メガネづくりのあたりの話題です。

いざ、眼鏡店へ

作る店も決めたので、家族で作りに行きます。
夫、私、娘本人、赤ちゃん(6ヶ月)。

娘にとっては私がいれば十分なのでしょうけれど、「家族全員で支えるよ」というメッセージを込めて、
またどんなお店なのか夫婦ともに見てみたいという思いもあり、全員でバスに1時間ほど揺られて、眼鏡屋さんのあるショッピングセンターへ赴きました。

前の記事でもお伝えしましたが、この眼鏡屋さんが入っている大型ショッピングセンターは、スーパーマーケットあり、大きな衣料品店や薬店があり、ダイソー・ユニクロあり、それに子どもの好きなおもちゃ屋さんやゲームセンター、フードコートもあるので大人も子どもも楽しめる場所でした。

治療が定着した後も、娘はこの「眼鏡店に行く」後のお楽しみ
(おもちゃ屋さんを物色して、フードコートでご飯を食べて、ちょっと遊んで帰る)が大きいので、眼鏡の調整を嫌がりません。


で、眼鏡選びにあたり。
娘本人は、以前に触れた絵本の効果もあり、眼鏡作成に関してノリノリです。
母親の私は感無量、眼鏡屋さんに行く一つ手前の通路の辺りで"眼鏡をしていない娘の最後の写真"を撮ったりしてみたのでした。

眼鏡選びは一瞬で

ノリノリの娘を従え、お店の方に事情を話しました。
やはりトマトグラッシーズがお勧めです、とのこと。
壊れても、部品単位で取り換えられるのです。
後ろに留めるバンドがついてくるのも大きい。

私が説明を聞いている間にも、背後では娘が夫とどんどんフレームを試しています。
透明の青や緑もあり、わが娘ながらこんな色も似合うなあと思いました。

でも結局、初めから決めていたピンクになりました。

(余談ですがトマトグラッシーズシリーズは流通数も多いのか、大型の児童館や大型の公園のイベントなんかに行くと、必ず同志を1~3人は見つけます。娘も目ざとく見つけて「おんなじ!」と喜ぶので、ますます装着上の孤独感は少ないようでした。)

フィッティングもめっちゃ協力的です。どうした娘!?
と思いきや、眼鏡屋さんの目の前のおもちゃ屋さんに早く寄りたかっただけのようです。

ということで、接客待ち時間を引けば30分くらいで眼鏡選びは終わってしまいました。

1週間くらいでできるとのこと。
勇気を出して聞いてみれば、この日が土曜日。
来週の金曜日の夕方なら届いています、と。

これなら来週の土曜日午前中のの診察に間に合います!

スピード決着となった眼鏡作成。
多くの人と運に支えられてきた治療でした。