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3歳の娘が隠れ弱視だった話 11.そして治療は日常に 

※一旦公開したものを下書きに戻してしまっていたので、再公開しました。
この話の続きです。

https://note.com/megane_nannkome/n/n0bf1445e34a6

こんにちは。近藤ろいです。

今4歳の上の娘は弱視治療をしています。「遠視性不同視弱視」といいます。左目が強い遠視であまり見えておらず、治療をしなければ将来眼鏡をかけても視力が出ないかもしれない状態です。
普通の3歳児健診で発見されました。

見つかった時~治療が定着するまで のうち、終盤の話題。眼鏡を受け取った直後の診察と、それ以降の話です。


3回目の診察


前日、土砂降りの中眼鏡を受け取りに行った私。
疲労困憊の様子を見かねて、翌日の3回目の診察は夫が連れて行ってくれました。ありがたい。

内容としては、眼鏡が処方箋通りに作られているか、娘の目に合っているかの確認だったらしいです。すぐに帰ってきました。

主治医には、夫に託して「みるみる手帳」の手配もお願いしてみたところ、存在こそご存じなかったようだが、取り寄せの手配をしてくださいました。

そして治療は続く

その後は定期受診となりました。
4回目の受診(3歳9ヶ月) 眼鏡が問題ないかの確認、視力測定
5回目の受診(4歳0ヶ月) 眼鏡が問題ないかの確認、視力測定
※治療開始から3か月経過 右目の視力が治療用眼鏡により改善し続けているが(この時点で1.2)、悪い方の左目の視力が横ばいに近いので、アイパッチ療法開始
6回目の受診(4歳1ヶ月) 本当はもう一ヶ月先でよかったが、本人がアイパッチを嫌がるので、相談の意味も含めて。弱い方の目は、検査に飽きてかあまり視力が上がらず…。ただ、い方の視力は改善傾向。いい兆候ですと励まして頂きました。
7回目の受診(4歳3ヶ月) 視力測定。私が前回の診察で、生意気にも微小斜視弱視との鑑別をお願いしたところ、快諾して検査してくださいました。結果は、視力に影響するほどではないとのこと。
今回は弱い方の目の視力が0.4→0.8と大幅に改善。親も気が楽になりました。アイパッチはもう1年間くらいしてほしいそうです。

という展開で、今に至ります。アイパッチで四苦八苦した話は、またそのうち。


遠視性不同視弱視は治療成績50%。大きいとみるか、低い!と見るか。
何とかよくなった方の50%に入りたくて日々奮闘しています。


一人でがんばるのはしんどいので、このサイトを作りました

娘の治療の伴奏者をしていて困ったことはいくつかあります。

(1)布アイパッチの簡単な型紙が欲しい→「おさかなアイパッチ」の型紙と作り方を公開します。

指示されたその日から着けさせたかったのですが、なんかウェブに公開されている型紙って難しいんですよ…慢性寝不足の不器用裁縫初心者にとっては。
ということで、結局自分で作った「材料さえ家にあれば1時間でできる布アイパッチ おさかなアイパッチ」の型紙と作り方を公開しています。

セールスポイントは、フェルトの切れっぱしとハンカチ程度の布があれば、波縫いメインで作れるところ。
プリンターがなくても型紙が作れるところ。
欠点は、フェルトの端がほつれやすいところ。素人が作ったので、完ぺきではなく、使っているご家庭での調整が必要なこと。

既に公開していますので、良ければご参照ください。
布アイパッチ型紙
型紙を使った作り方
プリンター無しで型紙を作る方法

(2)みんチャレで「眼鏡治療とアイパッチ治療友の会」をゆるーく運営予定です。

無料で使える習慣化アプリ「みんチャレ」様の場をお借りして、「眼鏡治療とアイパッチ治療友の会」というチームを運営しようと思っています。

メンバーが誰もいない時でも淡々と投稿しています(たまに忘れます)が、子どもが「アイパッチなんてもう嫌」「眼鏡イヤ」と言ったときに、同じ立場の他の子もいるよ、がんばっているよ、と知ると、親子ともにちょっと気持ちが持ち直せるかなと思い。

これは共用リンクがないので、公開後にチーム名で検索してみてください。


以上、3歳児健診でいきなり弱視発覚から、治療に至るまでの11回でした!

今後は日々の治療の経過や本人の様子などを挟みつつ、

  • 眼鏡絵本のレビュー

  • 片目弱視の兆候はなかったのか

  • 本人の受け止め、母親の受け止め、周囲の受け止め

  • デコアイパッチの作り方

などを綴れればと思います。

これからもどうぞよろしくお願いします。

近藤ろい