見出し画像

習うより慣れろ!スーパーストアでLOD計算やってみた③

あけましておめでとうございます。
お正月、1年ぶりに実家に帰りました。
こんばんはコロ助です。

LOD計算やってみたシリーズ第三弾
前回の投稿から一ヶ月も空いてしまいました・・。
まだ4つしか進んでいないとは・・。

「時間は有限」もっと有効活用しないと!

というわけで、早速やっていきましょう!

5. 新規顧客の獲得

新規顧客、既存顧客の把握は大事ですね。
どちらの比率が多いかで戦略は色々変わってきます。

今回は新規顧客の獲得が進んでいる地域を割り出し、その地域で行っている施策を全国展開したいと仮定します!

まずは新規・既存顧客の判別をしていきます。

新規顧客=顧客数なので、顧客IDを個別のカウントで見てみると、
合計は794

続いて、これを年月ごとの累計で見てみます。
すると累計が4,643になってしまいました。

顧客の獲得数は794なのに、年月の累計で見ると4,643になってしまう理由は
顧客が複数回購入していることによる数値のずれになります。

今回見たいのは顧客IDのカウント(794)に対する地域ごとの累計です。
二回目の購入回数は見なくていいので、最初に購入した日を「新規」、その後の購入を「既存」とすればいいわけです。

よって計算式はこう!

まずは顧客ごとの初回購入日を取得します。

{FIXED [顧客 Id]:MIN([オーダー日])}


続いて、新規既存の判別を取得していきます。

IIF([顧客ごとの初回購入日] = [オーダー日] , "新規" , "既存" )


パフォーマンスのベストプラクティス的にはこう?

[顧客ごとの初回購入日] = [オーダー日]

先ほどの累計のシートに作成した新規既存のディメンションを入れてみる。

新規が794になっていますね。完璧!

今回使いたいのは「新規」だけなので、
新規既存の計算式をフィルターに入れ新規でフィルターをかけましょう!

いい感じ!めちゃくちゃ伸び悩んでる!

セカンダリ計算で累計の差で見て見ると、尚更伸び悩んでいるのが見えてきますね。
後半は単月で数人しか新規の獲得がないですね・・。

地域別に見るとどうなのよ!ということで地域を入れてみる

各地域ごとの累計推移がわかり、
関東地方が累計の新規顧客数が一番多いというのがわかりました。

「初回購入日」をFIXEDで取得し、初回購入日=オーダー日で新規既存を取得したのがキモです。作成方法がわかってしまえば非常にシンプルですね。

これも実務で相当使えそうです!
しっかり記憶しろ俺!

というわけで、LOD表現トップ15の5/15完了しました!
このペースでいくと、15個全て終わらせるのが来年になりそうなので、
もっとペースを上げて取り組まないと!

2022年も稚拙ながらつらつらとブログにまとめて参りますので、
よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?