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書籍紹介『自閉症スペクトラムとこだわり行動への対処法』

『自閉症スペクトラムとこだわり行動への対処法(白石 雅一)』という本の紹介です。

以前、別の記事で「こだわり保存の法則」と題してこだわり行動への関わり方を紹介しました。

そのときにお伝えしたことが間違いではないのですが、「こだわりってなんだろう?なんでこだわるんだろう?」「どうやって関わっていくのがいいのかな?」なんてことがとってもよくわかり、いろんなことが繋がった本です。

ASDのこだわり行動とは?

ASDの人たちが現す「こだわり」には、3つの大きな特徴があります。

①変えない
②やめない
③始めない

変えないことは、変化や変更することを受け容れない、ということで、昔は、「同一性の保持」と呼ばれてきました。「こだわり」の代名詞であり、「こだわり行動」の根幹でもあります。
 具体的には、物の位置を変えない、靴や衣類を変えない、日課やスケジュールを変えない、道順や物を操作する順番を変えない、食べ物やメニューを変えない、教室や担任の先生の変更を受けつけない、などがあります。
やめないことは、延々と繰り返す、しつこい、諦めない、ことで、気に入ったことがあると、その状況に区切りをつけることが自分では難しくなる、という特性を表しています。
 具体的には、砂遊びや水遊びを何時間たってもやめない、ブランコこぎをたくさんの人が待っていてもやめない、絵を描き始めたら時間が過ぎても紙が尽きてもやめない、三輪車をひっくり返して車輪を延々と回し続ける、同じビデオや気に入ったシーンを繰り返し見続ける、おんぶや抱っこをして遊んであげると「もっと、もっと」としつこく要求してやめさせない、などがそれです。
始めないことは、新しいことや新しい場所、状況を受けつけない、ということで、強い拒否の態度として現れてきます。これは、それまでのパターンを変えたくないので、新しいことを拒む、という「変えない」ことから派生した「こだわり」の1つであるという捉え方もできます。
 具体的には、初めての場所には行きたがらない、初めての建物に入らない、外出先のトイレは使えない、新しい食べ物やメニューを受けつけない、目新しいおもちゃ・本には手を出さない、初対面の人に怯える、などがあります。

このASDの人たちのこだわり行動は、「発達」そのものを阻害してしまうというマイナス面があります。

「変えない」から、変えたい人と利害がぶつかり、いざこざが起こる。
「やめない」から、周囲や状況に合わせられないで非難や叱責を受ける。
「始めない」から周囲の動きに参加できず、真似もチャレンジもできずに、学習の機会を失ってしまう。

しかし、ASDの人たちはこだわり行動によって伸びていくし、几帳面に集中して手抜きのない仕事を持続できるという仕事での高い評価に繋がるというポジティブな面もあります。

「変えない」から、安定する。習熟度が増す。質が高まる。信頼される。
「やめない」から、集中力が発揮される。達成感や満足感が大きくなる。
「始めない」から、ぶれない。気移りしない。失敗を抑えられる。

だからこそ、この本では人との関係を形成して、こだわり行動と「うまくつき合って、導く」というマネージメントの観点が必要だと繰り返し述べられています。

またこだわりの対象とこだわり行動は、周囲の対応や年月によって、拡大することも、変わることも、本人が飽きることもあります(驚かれるかもしれませんが、
本人がやめたいとうんざりしているのに続けている可能性もあります)。

また本では多種多様なこだわり行動の一覧や発達段階別の特徴なども紹介されています。

こだわり行動の本質と対処法

著者の白石先生は、こだわり行動を次のように定義しています。

【こだわり行動】
「ある特定の物や状況に著しい執着を示し、それを常に一定の状態に保っていようとする欲求に本人が駆られた結果、それが変わること、変えられることを極度に嫌うようになり、行動面において反復的な傾向があらわになること」

この「同一性を保ち続けたいという強い欲求」が生じるメカニズムは、「情緒の働きを調整したり制御すること」がうまくできない脆弱性があって、そのために、具体的に操作可能な事物を「変えない」ようにしているというのが白石先生の見解です。

僕自身も子どもたちのこだわり行動の背景には「不安感」があり、その感情や具体的な事物や行動をコントロールできる感覚を子どもたちが手にしていくにつれて、不安感が減り、それと同時に子どもたちのこだわりへのエネルギーも減っていくのではないかと感じています。

そのため「情動調律」という働きかけを柱として自閉症児に関わられているのです。

 見る物、触る物を変えたくない、つまりは状況や認知を一定に保っていたいと願う自閉症児に、新しい教材による課題を提示して、対応を求めていきます。それは、操作を求めるための〈見て分かる〉課題なとで、「認知課題」とも呼びます。
 当然、多くの自閉症児は抵抗を示します。不安であったり、拒否であったり、怒りであったり。そこでセラピストは、「大丈夫だよ」「簡単にできるよ」「君ならできるよ」と丁寧に、ゆっくり言って聞かせて、自閉症児に湧き起こったネガティブな情緒を鎮めていくのです。
 時に、自閉症児が自信がなくて手を出せないでいる場合は、優しく手を添えてあげて、何回か一緒になって課題を遂行させてみます。「なんだ、こうすればいいんだね」と安堵した自閉症児の表情に「そうそう、それでいいんだよ」と誉めて、セラピストも応じます。
 うまくいかなくて、自閉症児が「もうやめたい!」と激情しても、「上手にできなくて辛かったね」「それって、イヤだね」と気持ちを受け止めつつ、「でもね、大丈夫だよ」「平気、平気」「ちゃんと見れば、分かって、できるんだから」と励まして、高ぶった気持ちを鎮め、目の前の課題をしっかりと見せていきます。
 課題ができること、が目的ではありません。課題遂行時に生じる、上記のような「情動調律」を主眼に置いた〈やりとり〉を行うことが目的です。
 この一連の〈やりとり〉を通して、自閉症児は、セラピストに支えられながらも結果として、自己の乱れやすい情動(情緒)を「自分で制御(コントロール)することができた!」という、"新たな感動体験"を経て、肯定的な自己感を得ることができるのです。
 私は、この村井積み重ねが、「こだわり行動の根本治療」だと思います。それは、こだわり行動への「対処療法」ではなく、「自閉症児・者を発達に導く方法」だと捉えています。

以前別の記事で紹介した「提案・交渉型アプローチ」に近い関わり方ではないかと思います。

こだわり行動のレーダーチャート

そしてこだわり行動への対処法として紹介されているのが「こだわり行動のレーダーチャート」です。

1つは「生活とこだわり行動のレーダーチャート」で、こだわり行動全体が個人の諸条件(知的な遅れや楽しみ)や関係者の対応能力(困り度)、他者とのやりとりの状況などと、どのように関係しているかを把握するためのものです。

①こだわり 個人がもつ幾つかのこだわり行動を想定して、こだわり行動全体のイメージを〈激しく強い・強い・時々・少ない〉の強さの順に評定します。個別のこだわり行動については、別のレーダーチャートにて、個々に別項目で評定します。

②拡大性 ASDの人々のこだわり行動は、1つの事物だけに集中することはほとんどなく、増大する傾向にあります。特に、放任、放置していけばそれは強まるばかりです。反対に、無理矢理抑え込んだり、禁止ばかりしていると、これまたこだわり行動が分散して、増えていきます。この項目は、周囲の関わりをチェックする意味も含まれています。

③他に楽しみがない こだわり行動だけが楽しみである、という状況では、こだわり行動だけが強まっていきます。逆に、他に楽しみがあるのなら、それを活用して強め、徐々にこだわり行動を減らしていく、という対処の方針が立てられます。他に楽しみがない場合らこだわり行動への対処よりも、他に楽しみを見つけてあげたり、一緒に創り上げていくという方向の関わりが、まず必要になります。

④知的な遅れ ASDの人々は、知的レベルに関係なく、こだわり行動が見られます。ただし、③に関連して、知的障害が重度の場合、他に楽しみをもつことは難しい状況にあることは否めません。ですから、知的障害が重い場合でこだわり行動も激しく強い時は、療育の原点に立ち戻って、発達全体を底上げしていくことから始めます。時間はかかりますが、それが着実な対処法になります。そして、知的な遅れがないら高機能自閉症やアスペルガー症候群の場合は、説明や言い聞かせによって、約束や誓いを取り付けて、意識的にらこだわり行動を我慢させたり、克服させることも可能です。

⑤やりとりができない ④に関連して、たとえ高機能自閉症やアスペルガー症候群であっても、普段から人とのやりとりを苦手にしているようでは、上述した説明も言い聞かせも通用しません。反対に、知的障害が重くても、人とのやりとりで楽しめる、気持ちが切り替わることができれば、③の改善も期待でき、こだわり行動の代替だいがえの提示も可能となります。すなわちらASDの人のこだわり行動に対処する際の重要なポイントが、このやりとりの状況にあります。

⑥困り度 周囲の人が感じている「困り具合」を指します。これは相対的(関係的)な捉え方でら私たち専門家であれば「困らない」のに、経験の少ない親であれば「非常に困る」と評定することもあるわけです。逆に、親によっては、日中ほとんど子どもの様子もこだわり行動の状況も知らないので、「困らない」という実態に即さない評価をつける場合もあります。この項目は、あえてその「関係性」を見るために設けました。

2つ目は「こだわり行動分析のためのレーダーチャート」で、個々のこだわり行動を個別に捉えていくためのものです。その強さ、頻度、継続期間、マンネリ度、持続時間、変更の具合を評定していくことで、個人の個々のこだわり行動のその特徴がハッキリと見えてくることになります。

①強さ 特定のこだわり行動の強さを〈激しく強い・強い・やや強い・弱い〉の順に評定します。

②頻度 特定のこだわり行動が現れる頻度を〈常に・事ある毎に・時々・まれに〉の順に評定します。
③継続期間 特定のこだわり行動が「これまで続いてきた期間の長さ」で評定します。何年にもわたって続けられているこだわり行動は、「マンネリ度」が高まって、「飽きている」状態に近づいている可能性があります。④を参考にしてください。また、「最近」始まったこだわり行動ならば、介入や変更を求めることも比較的容易です。初期的状況にあるうちに、対処すべきです。

④マンネリ度 ASDの人たちの中には、自分のこだわり行動にもう「飽き飽きしている」、それにもかかわらず、「無理して行っている」という状態の人がいます。したがって、その状態にある人は、表面的にはこだわり行動を長く続けていて満足げに見えますが、内面ではストレスを溜め、いつも苛ついているケースが少なくはありません。本音を言えば「誰か、私のこだわり行動を止めてくれないか!」と叫びたい心境にある、ということです。この度合いが強い、ということは、「介入」もしやすい、ということです。この度合いが強い、ということは、「介入」もしやすい、ということです。③の継続期間が長いことと、このマンネリ度が高いこと、が比例すればわかりやすいのですが、ここがASDの難しいたところで、一概にそうはなりません。③が長いのにもかかわらず、目を輝かせてこだわり行動を遂行している、などというケースは、とても介入が難しい状況にあります。多くは、「平然と行っている」という域にあって、評定は大変に難しいものですが、状況や環境の変化に伴って、微妙に度合いが上下しますから、平素から、このマンネリ度に注目して、こだわり行動の強いASDの人に接している必要があります。

⑤持続時間 特定のこだわり行動が生起した際に続く時間を評定します。「一定の時間内で終わる」レベルや「すぐ終わる」レベルであるならば、介入などで対処する緊急性は低いと言えます。しかも、自分で「終える頃合いを知っている」ならば、"自律的"とも言えて、ある意味、評価(褒める)する対象であるかもしれません。さらに、「すぐ終わる」ならば、「しなくても良い」という位置づけに変わる可能性もあります。こだわり行動は、ただなくせばよい、というものでもありませんので、ASDの人にとってこだわり行動の代替となる楽しみや趣味となる活動を提示してみる、チャンスです。

2種類のレーダーチャートを基にして、関係者同士が協議し、ASDの人たちの生活状態やこだわり行動の状況についての認識を共有できますし、療育で関わっていく際の順位づけや方針も立てやすくなります。

要は、彼らのこだわり行動を認め、分かって、脅かさないように関わっていき、こだわり行動以外にも「楽しいこと」「嬉しいこと」があることを徐々に教えて、こだわり行動への依存度をゆるやかに下げていくことにあります。

このレーダーチャートの詳細説明やレーダーチャートを活用したたくさんの事例紹介が掲載されていますので、気になる方はぜひ本を読んでみてください。

こだわり行動への基本的な対処

本に記載されているものです。

「変えない」への対処法

①物の位置を変えない。ちょっとの変化にも気がついて、元に戻さないと気が済まない。

→「使ったら、必ずあなたが望む場所に、キチンと返すから、ちょっとだけ我慢して、場所の移動を認めてほしい」と説明し、お願いする。もちろん"ちょっとでも"できたなら、大いに誉めてあげてください。

②靴や服を変えない。

→普段からこだわりの傾向に留意して生活を送り、靴や服の交換を無理のない程度に行って慣れてさせていく。それでも抵抗を示すなら、「靴はボロボロになったけど/服は洗濯しないといけないけれど、今日だけは、履く/着ることを許すよ。だから、明日からは、新しい靴/服にしてね。」と子どもの願いを受け止めつつ、交換条件も提示して納得してもらうというやりとりをキチンと行う。

③保育園や幼稚園で日課を変えたがらない。変えると怒る。

→毎日日課をキチンと提示することでこころの安定を図り、そのうえで、「週間、月間、年間の行事も目で見て理解できるように図説して提示する」という視覚支援のサポートを積極的に行う。日課や予定に変化があれば必ず前もって伝える。

「やめない」への対処法

①水遊びや砂遊びをやめない。車輪や洗濯機の水など、回転する物を延々と見続けて、注意してもやめない。

→あらかじめ「●時になったら、お終いにしようね」「タイマーがピピッと鳴ったら、終わりだよ」と宣言しておき、市販されているキッチンタイマーやタイムタイマーなどを設置する。また暇つぶしで水や砂などの感覚遊びをしているなら、大人が別の遊びを提示し誘って相手をしてみることが有効な場合も。

②ブランコなどの遊具で遊びはじめると、人が待っていてもやめようとしない。

→「●回こいだら交代しようね」と事前にルールを伝えておき、みんなで数を数えて「交代するとき」を教えてあげる。

③書き(描き)始めたら止まらない。

→一定の作品が書き上がるとか、一息ついているなどのタイミングを見計らって区切りを示し、休憩してもらう。続きは「別の時間にしてもらう」「明日にしてもらう」などの提案をする。事前にタイムタイマーで区切りの見通しが持てるように支援するもの有効。

「始めない」への対処法

①初めての場所は、たとえそれがデパートや遊園地でも、行かないし、入らない。

→これまでの辛い体験や恐怖心、見通しが持てない不安を取り除くために、事前に場所や相手の写真などを見せ、いつの何時から何時まで過ごすのかという日時や、やることをゆっくり丁寧に言い聞かせる。

②慣れていないトイレは使わない。

→トイレへの不安や失敗体験を払拭するべくら楽しんだ後にトイレ(子ども用の楽しげなスリッパを揃え、照明もぬかりなくつけておき、変な臭いが立ちこめていないよう清潔で、冬場は暖房が入っていて、ジェットタオルや換気扇など音に過敏な子が苦手なアイテムは止めている)へ行き、安堵感で無事にトイレを済ませる経験を積んでいく。

③目新しい食べ物は、決して食べない。

→おにぎりの押し型やクッキーの抜き型、ステンシルふりかけなどを使って、その食べ物の「見た目(外見)」を自閉症児の好みに変えてあげることで「食べてみるか」という気持ちを引き出す。匂いや食感にこだわっている場合はらホットプレートを使って目の前で調理して、コンガリとカリカリに焼いてあげるなどの工夫が有効な場合も。

「一番こだわり」への対処法

①順番が待てず、一番最初にこだわる。

→場面場面でよく状況や物を見せて、学校や世間には「順番があること」と、それを待てば必ず「順番がきて、したいことができること」を伝えていく。また待てない状態や状況を想定しておき、気を紛らわすための玩具や本を常に用意しておく。

②負けず嫌いで「オレが!オレが!」と騒いでしまう。

→その子の長所である元気の良さとクラスのムードメーカーとしての存在を先生が率先して認め、よく誉めてあげて、学級全体でもしっかり受け止めていく、「目をかけ、声かけ、手をかける」アプローチを心がける。そうすることで先生やクラスメイトの「諭し」や「なぐさめ」を徐々に聞き入れていくように。

③100点、満点にこだわる完璧主義で、1つの失敗でも「自分はダメだ」と低い自己評価になってしまう。

→例えば「世界のトヨタだって何万分の1の割合で製造過程でミスを犯す。年に数回、何かの販売車種でリコールも起きる。でもトヨタの信頼性は揺るぎないよね。だから君の99点も誇れる結果だよ」や「自転車のチェーンには多少の余裕(あそび)がないと、金属疲労ですぐに切れてしまう。人間も同じで多少の余裕や遊びが必要だよ。たまには、8割や9割という、余力を残した状態で走ることも大切だよ」と説明する。

④人のことを「偉いか偉くないか」「強いから弱いか」だけで判定し、ピラミッドの頂点(トップ)に位置づけた人にだけ「従う」と決めてしまう。

→「ピラミッド型による人の捉え方」に合わせて、その子の"絶対の権威者"として君臨する、例えば「お父さん」や「校長先生」を活用し、対話の輪に引き入れていくアプローチをとる。

⑤「目立つこと」や「注目されること」に過敏になって、「一番になること」を避けてしまう。

→一番の素晴らしさを説くのではなく、「君が嫌いな"一番になること"や"目立つこと"をいかに無理なく避けられるか、一緒に考えていこう」という姿勢で接する。「一番には当てないこと」「皆の前で過剰に誉めない」ことを配慮した上で、適宜、本人を当てて答えさせる。また子どもが「自分は正当な評価を受けていない」と疑心暗鬼になるのを防ぐため、メモや手紙でキチンと評価してあげる。


さて、それぞれの多種多様なこだわり行動とその具体的な対応は…事例として紹介されていますので、ぜひ本を手に取ってみてください。

まとめ

こだわりが周りを巻き込んで拡大し、本人も生きづらさを抱えてしまったケースも、「なんとかしなければ」という思いでこだわり行動を潰しにいって雨後の筍のように出てくるこだわり行動に周囲が悩まされる例もたくさん見てきました。

こだわり行動だけでなく、問題行動といわれるものの背景にはその子なりの理由があり、上手に関わることで変化していくことがたくさんあります。不安な気持ちを、環境調整や関わりで少しずつコントロールできることで、こだわり行動が変化していく白石先生の関わり方はとても参考になりました。

ASDの方が自身のこだわり行動に飽き飽きしているのに、周囲がこだわりを尊重する関わりをするからエスカレートしていく事例は、なるほどと過去の記憶が思い浮かんできます。

多種多様なこだわり行動を記録し、分析することで、関わり方のヒントがイメージできます。レーダーチャート便利ですね。

一番のおすすめは、こだわり行動の療育・実践事例です。ぜひぜひ本を手に取って読んでみてください。

なんにせよ、めちゃくちゃおすすめの本です。紹介されている事例の中には子どもたちとの関わりのヒントとなる宝物がたくさんあります。

こだわり行動に関わる全ての方におすすめしたい本です。

こちらの白石先生の記事もとっても参考になります。



表紙の画像はAmazon.co.jpより引用しました。