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ビジョントレーニング その4 実践編(アプリ)

今回はiPadやiPhoneなどで使える、ビジョントレーニングになるアプリを紹介します。

アプリによっては、iPhoneやiPad miniでも使用できますが、画面の大きさが変わると見え方や難易度が変わりますので、まずは画面の大きなiPadから使用することをお勧めします。

また目の疲労にも繋がりますので、長時間の使用や使用中の姿勢などにも気をつけましょう。

1 ビジョントレーニング専用アプリ

①ビジョントレーニングⅡ for iPad

眼球運動、視覚認知、空間認識の3つの要素をトレーニングすることができます。音声ガイド機能付きなので、より画面に集中することができます。

難易度調整機能がついていて、取組結果に基づいて自動的に問題の難易度を調整し出題される仕組み。何回かやって終わりではなく、長期間飽きずに取り組むことができそうです。

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(画像はLEDEXより)

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(画像はAppStoreより)

アプリのダウンロードはこちらから。

【基本情報】
・価格 3,800円(税込)
・対応機種 iPad miniを含むApple iPad全機種(iPhone等では使用できません)
・販売元 レデックス株式会社、インフォ・ラウンジLLC
・監修者 北出勝也、高濱正伸
(メノコトより)

ちなみにPC版(6,480円(税込))も販売されています。

②視覚認知バランサー for iPad

「ずけいきおく」「おなじかたち」「パターンパネル」「ボールめいろ」など16種類のタスクが収録されています。

また、保護者メニューがついており、各タスクの記録をチャートやグラフで確認できるほか、取り組みタスクを自由に選べるなどのカスタマイズ機能も利用することができます。

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(画像はLEDEXより)

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(画像はAppStoreより)

【基本情報】
・価格 4,800円(税込)
・対応機種 iPad miniを含むApple iPad全機種(iPhone等では使用できません)
・販売元 レデックス株式会社、インフォ・ラウンジLLC
・監修者 川端秀仁(かわばた眼科院長)
(メノコトより)

アプリのダウンロードはこちらから。

ちなみにPC版(パッケージ版:6,200円(税抜)、ダウンロード:4,600円(税抜))も販売されています。

③ビジョントレーニング 1

8×8マスのゲーム板の中で色が違っているマスを指でタップするiPad専用のゲームです。

マスの文字は、矢印やアルファベット、数字、ひらがな、かたかなが選択でき、方向や速さなども調整できます。色違いのマスは次々に移動するので、頭を動かさずに眼で追いかけるようにすると眼の運動のトレーニング効果が高くなります。

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(画像はAppleRankより)

価格は380円です。アプリのダウンロードはこちらから。

④EyeTrainerアイトレ!

画面に映る、徐々に大きくなる文字や画像、写真を眼で見て答えるトレーニング用のアプリです。iPhoneとiPadに対応しています。

対象者と指導者に別れ、指導者は画面を左右や上下、斜め、回転などさせながら「これは何?」「ひらがなのなんていう文字?」などと尋ねましょう。対象者は首を動かさず、眼だけを動かすよう注意してください。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で、一部課金(画像取り込み機能とタイマー機能)があります。ダウンロードはこちらから。

⑤メノコト365

わかさ生活メノコト365のアプリで、iPhoneとiPadに対応しています。

目に関するいろいろなニュースが掲載されている他、プルーベリーの数を探すビジョントレーニングのゲームがあります。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。アプリのダウンロードはこちらから。

⑥アイトレ3D

オリジナルの立体視画像(ステレオグラム)を利用した、目のトレーニングを行うことが出来るアプリで、iPad、iPhoneに対応しています。

オリジナルの3D画像は60種類あり、簡単な視力検査もできます。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で、一部課金(アップグレード)があります。ダウンロードはこちらから。

⑦キャプテン リカバリー・アイ FULL

視力回復キャプテン リカバリー・アイと一緒に旋回格子、スペクトル、眼筋、遮蔽認識、色覚能力、手と目の協応の6つのトレーニングができるアプリです。iPad専用です。

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(画像はAppStoreより)

価格は4,280円です。ダウンロードはこちらから。

また英語版のみですが、無料の体験版アプリもあります。

⑧視力回復メソッド

眼球運動のトレーニングを動画付きで解説してくれるアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

現在アップデート待ちで、最新のiOSでは使用できません。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

2 ビジョントレーニングに活用できるゲームアプリ

1.いろいろなゲーム

マッチング、迷路、金魚すくい、もぐらたたき、神経衰弱などビジョントレーニングに活用できるアプリは有料、無料を問わずたくさんあります。その中の一部を紹介します。

①にゃんタップ

LITALICO開発のアプリで、同じにゃんこを探すマッチングゲームです。iPhoneとiPadに対応しています。

短い時間で集中して遊べ、ボーナスモードなど楽しみ要素もあります。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で、一部課金(星がいっぱい)があります。ダウンロードはこちらから。

②迷路あそび〜知育迷路アプリ〜

迷路のアプリで、77問もあり、バリエーション豊富です。辿ったルートが表示されるのもポイントです。iPadとiPhoneに対応しています。

これ以外にも迷路のアプリはたくさんあります。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

③シン・金魚すくい屋 目指せ!お祭りの達人!

金魚すくいのアプリです。日常的に金魚すくいができる地域は限られると思うので(奈良県大和郡山くらい?)、アプリでチャレンジです。でも実際の金魚すくいの方が目と体の協応のトレーニングになります(ポイの強さは別として笑)。iPadとiPhoneに対応しています。

他にも金魚すくいのアプリはたくさんあります。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

④タモグラたたき

制限時間25秒のもぐらたたきゲームです。カッパは叩いてはいけません。時々出てくる親分もぐらは5回まで叩けます。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

2 あそんでまなぶ!シリーズ(UNY-TY INC.のアプリ)

①同じ線を引く(あそんでまなぶ!シリーズ)

表示される見本を見ながら同じ線を引いて完成させるタイムを競う点つなぎのアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

②同じのどれ?(あそんでまなぶ!シリーズ)

問題と同じ色と数字のものをタップし、10問クリアのタイムを競うアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

③同じ絵いくつ?(あそんでまなぶ!シリーズ)

問題と同じ色と絵のものがいくつあるか下の数字をタップし、10問クリアのタイムを競うアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

④ザ・迷路(あそんでまなぶ!シリーズ)

画面を上下左右にフリックして、自機を左上のスタートから右下のゴールまで移動させて迷路をクリアするタイムを競うアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

⑤同じ絵タッチ!(あそんでまなぶ!シリーズ)

同じ絵をタッチして消していくタイムを競うアプリです。まず消したい絵をタッチしてから、同じ絵をタッチすることで消すことができます。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

⑥おなじのむすぼう!(あそんでまなぶ!シリーズ)

同じ絵を線で結び、3問クリアのタイムを競うアプリです。線と線が重ならないように気をつけてください。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

⑦神経衰弱(あそんでまなぶ!シリーズ)

タップでカードをめくり、同じ文字のペアを揃えてクリアのタイムを競うアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

⑧全部で何個?(あそんでまなぶシリーズ)

表示された箱が全部でいくつあるかを当てるアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

⑨立体形あて(あそんでまなぶ!シリーズ)

立方体が積まれたブロックが矢印の方向からどう見えるかを当てるアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料で一部課金(回数制限解除、広告非表示)があります。ダウンロードはこちらから。

3 ビジョントレーニングに活用できる脳トレ系ゲームアプリ

1.脳トレ30秒ミニゲームシリーズ(YOSHIAKI OSHIMAのアプリ)

①フリックサイン 最速は誰だ?

制限時間20秒で、青色の矢印はその向きに、赤色の矢印は反対の向きにフリックする脳トレアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

②ミニマムナンバー 最速は誰だ?

制限時間30秒で、表示された中から最も小さい数字をタップする脳トレアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

③カウントカラー 一瞬で数えろ!

制限時間30秒で、画面下に表示されるボタンと同じ色の丸を数えて、その数のボタンをタップする脳トレアプリです。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

④フラッシュ 反射神経決戦!

制限時間30秒で、光ったボタンを反射的にタップする脳トレアプリです。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

⑤カウントアップ 極限の選択!

制限時間30秒で、画面上部に現れる直前に選択した数字よりも大きな数字をタップしていく脳トレアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

⑥仲間はずれ 図形を見極めろ!

制限時間30秒で、画面にある図形から形か色が仲間外れなものをタップしていく脳トレアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

⑦後出しジャンケン 最速は誰だ?

制限時間30秒で、グー・チョキ・パーの中から、相手が青のときは勝つ手を、赤のときは負ける手をタップする脳トレアプリです。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

⑧セレクトカラー 目の錯覚?

制限時間30秒で、画面に表示された中で一番多い色のものをタップする脳トレアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

2.Picup Inc.のアプリ

①脳トレ123-頭が良くなる右脳トレーニング

画面にある数字を1から大きい順にタップし、クリアまでの時間を競う脳トレアプリです。サイズは5×5から10×10まで選ぶことができます。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

② 「の」を探せ!-頭が良くなる右脳トレーニング

画面にあるひらがなの中から「の」を見つけてタップし、クリアまでの時間を競う脳トレアプリです。サイズは5×5から10×10まで選ぶことができます。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

③IQ abc-頭が良くなる右脳トレーニング

画面中央にあるアルファベットと同じ文字を見つけてタップし、クリアまでの時間を競う脳トレアプリです。サイズは5×5から10×10まで選ぶことができます。iPadとiPhoneに対応しています。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

④頭が良くなる脳トレ-記憶力が上がる脳トレ

一瞬表示される青いタイルを記憶して、正確に再現する脳トレアプリです。iPadとiPhoneに対応しています。視覚だけでなく短期記憶のトレーニングにもなります。

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(画像はAppStoreより)

価格は無料です。ダウンロードはこちらから。

これら以外にも脳トレで検索すると有料、無料問わずたくさんのアプリが見つかります。

5 ホームページ

①眼球体操 Mental Vision Training

JASP(ジュニアアスリートサポートプログラム)のホームページでは、眼球体操 Mental Vision Trainingという、瞬間視や動体視力、瞬間暗算などのトレーニングをすることができます。

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(画像はJASPより)

②わかさ生活チャンネル

わかさ生活のホームページからジャンプできるYouTubeのわかさ生活チャンネルでは、ビジョントレーニングの紹介動画などがあります。

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(画像はYouTubeより)

まとめ

ビジョントレーニングで活用できるアプリの紹介はどうでしたか。アプリはゲーム感覚で楽しめるのがメリットですが、スコアばかりに気を取られて目をあまり使っていなかったり、内容を記憶して解いたりしてしまうデメリットもあります。時間を区切って、目の疲れにも注意しましょう。

iPadやiPhoneなど画面の大きさを変えたり、画面との距離を調整したり、利き手と反対の手なタッチペンを使うなど工夫してみてください。

まずは遊びから入り、慣れてきたら徐々にワークシートやアプリなんかと組み合わせた毎日のプログラムを組んでみましょう。あまり長時間にせず、少しずつ楽しんで毎日続けるのがポイントです。

以下の記事も見ながらプログラムを考えていきましょう。


参考にしたサイト・書籍

メノコト

iPhone格安SIM通信 [2019]視力検査ができるおすすめアプリ|視力回復方法と回復に役立つアプリも紹介

NTTdocomo  dアプリ&レビュー 楽しみながらできる♪視力トレーニングアプリ特集



表紙の画像はCOMG!より引用しました。