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パパゲーノ効果って聞いたことありますか?

パパ活の凄いやつ?いえいえ違います。もうちょっと重いというか、真面目な用語です。

パパゲーノというのは、モーツアルトの魔笛に登場する人物の名前です。

すごく簡単にいうとウェルテル効果の逆がパパゲーノ効果です。

ウェルテル効果は結構有名ですよね。有名人が自殺すると後追いで自殺する人が増えるというものです。パパゲーノは魔笛の中で、自殺をやめたらしいので、この名前が付いたそうです。

それを聞くと、ウェルテル効果の逆ってあるんだ~と驚きませんか。

ウェルテル効果はなんとなく分かるんですよね。好きな芸能人が亡くなったら、自分もつらくなって自殺の後押しになると思うんです。

でも、自殺を思いとどまるような報道なんて可能なんでしょうか。

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上記がパパゲーノ効果を高める報道だそうです。

うーん、まあ机上の空論な気がしないでもないですが、多少の効果はあるんでしょうかね。

自殺を防ぐ方法は、自殺を科学的に脳の錯覚であることを学んでもらうことだと思います。自殺をしようと考えてる渦中に何を言われても自殺の回避はかなり難しいと思います。

自殺なんか考えてないときに、どんな脳のメカニズムが自殺につながるかをしっかり教育して、自殺を考えたときに、思い出して、理性で行動してもらうのが一番だと思います。

自殺というのは感情的な行動ではありません。病気による脳の疾患が原因です。だってよく考えてくださいよ。

辛いのが嫌で死ぬのなら、死ぬって普通つらいじゃないですか。矛盾してますよね。

辛くて死ぬ人は居ません。断言します。

まず、死が辛くなくなるという脳の疾患が先に発生し、その後、いろいろなきっかけで、自殺を選ぶのです。辛くないから死ねるのです。「ま、死んでもいっか」みたいな感じですよ。なんらかの辛いことよりも死の辛さが下がってるんです。この前提がなければ、武士の切腹でもないかぎり、自殺はものすごく敷居の高い行為ですよ。

なので、パパゲーノ効果をあげるなら、自殺のまえに、死を恐れなくなるという脳の疾患がなぜ起きるのかを教育すべきだと思います。

これらの事象は、完全ではありませんが、精神医学ではある程度解明されていますし、薬も日々進化しています。

より効率の良いパパゲーノ効果をあげる番組を放送してほしいですね。

このコロナ禍に、自殺が増えているそうですが、それらを防ぐには、理性で判断できる科学的知識が重要だとわたしは考えていますが如何でしょうか。

今日はパパゲーノ効果について調べてみました。

(以下引用URL)

https://dunedin-nz.com/werther-effect/#toc4

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https://note.com/megamarsun/m/md6c4b6aa7843

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