AI漫画は同じものを出力するか？

◉元祖ポケモンギャグ！
穴久保幸作先生(@kousaku_PR)のポケットモンスターが更新だっピ！

ピッピがまんが家に！？出版社に持ち込みにいくが…。https://t.co/o6xgI7zIQO

— 週刊コロコロコミック【公式】 (@CorocoroWeekly) August 25, 2024

フィクションというかギャグ漫画なので真面目につっこむのは野暮ですが、生成AIで漫画を描いて同じものがでることは、まずふつうはありません。

checkpointのモデル、プロンプト、画像のサイズ、その他パラメーター、SEED値（これが同じでも、ほかの値が違うと同じになりません）がすべて同じの場合に、やっと同じものが出ます。意図して出すのも難しいレベルです。またSEED値が同じ＝同じような絵がでるということでもありません。ちょっとした値の変化で違う絵になります。

この漫画を見ると小学館がAIの利用を禁止しているようにも思えますが…。

調べてみたところ現時点では、小学館が漫画の持ち込みにおいてAI作画を特に禁止しているという明確な情報は見つかりませんでした。公式のガイドラインや規定にはAI作画に関する具体的な記載がないようです。そのため、AIを用いた作品が持ち込みで受け入れられる可能性はあると思われます。

ただし、編集部がどのように評価するかは、AI作画がどの程度オリジナリティを持ち、作品として完成度が高いかによるのではないかと推測されます。今後の動向によっては、AI作画に対する方針が変わる可能性も考えられるため、最新情報を確認しておくことが大切かもしれません。