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糟糠の妻について

こんにちは。映像作家で小説家の榊正宗です。

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ダイエットの経過報告ですが、もうちょっとで77kg代になりそうです。ひさしぶりに、Mサイズのシャツを来てみましたが、パンパンですが、ぎりぎり入りました。74kgのころは普通に着れていたので、もうちょっと頑張れば、服のサイズ問題は解決しそうです!

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さて、今日は、「糟糠の妻について」調べてみたいと思います。実は知らない言葉だったので、単に普通に調べてみただけです。

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🔳糟糠の妻とは

糟糠とは「そうこう」と読みます。酒かすと米ぬかのことで、粗末な食事の代名詞なんだそうです。この言葉は、漢の時代の故事成語が元になっています。

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🔳故事成語

出来るだけ噛み砕いで、故事成語を書いてみます。

漢の時代の中国に、宋弘(そうこう)というイケメンの政治家がいました。

漢の光武帝という皇帝は、未亡人となった姉の再婚相手を探していました。

姉に探りをいれると、イケメンの宋弘に気があるご様子。

そこで、皇帝は、宋弘を呼び出して気持ちを確かめるために探りを入れるような話をしたそうです。

「ことわざに、『出世したら付き合う相手は代えるべき。妻も代えたほうが良い』ってあるらしいけど、これマジ?」

それを聞いた、宋弘はこう返します。

「『貧乏なころからの妻は追い出すな』って私は聞いたけど?」

宋弘の返しを聞いた皇帝は、姉と再婚させるのを諦めたそうです。

『貧乏なころからの妻は追い出すな』は、正確には「糟糠之妻不下堂=糟糠の妻は堂より下さず」と言ったそうです。「堂より下さず」とは「座敷から下げない」という意味があるそうです。

しかし、宋弘と糟糠の読みが同じなのは偶然なんですかね?

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中国語では発音が違うので、日本語で偶然同じ読みになったようですね。

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🔳糟糠の妻が使われたケース

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韓国ドラマには、こんな作品があるようです。「위대한 조강지처」という原題ですが、直訳のようなので、韓国にもこの故事成語は伝わっているようです。

わたしがボーッと生きていたせいなのか、糟糠の妻という言葉は、ニュースでは頻繁に使われています。本来の意味だけでなく、逆に妻を捨てるというシチュエーションなどで批判的に使わることが多いようです。

こういった本もありました。10年で延べ1000人以上の不倫カウンセリングを実施してきた著者が送る、ゲス不倫のメカニズムだそうです。

わたしは未婚ですが、糟糠の妻を大切にするのは美徳のようなので、心に刻んでおきたいと思います。

っていうか、最近の若者だと、そもそも糟糠以上に貧しくて結婚できないケースもありそうだなと思いました。

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(引用元URL)
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