見出し画像

アニメ制作の新時代: BlenderとAIのマジでマジカルなコラボレーション(榊正宗)

実は、最近の私の作業スタイルに少し変化があります。Blenderでの高難易度の機能を使った制作はちょっと控えて、もっとシンプルで軽量な機能に目を向けているんです。特に、Stable DiffusionのControlNetというツールを活用して、手描きアニメの魅力をデジタルの形で再現することに注力しています。これは、従来の複雑なプロセスに比べて、完成度が非常に高くなるだけでなく、効率的なんです。

この新しい試みで重要なのが、Blenderのアドオン「FreePencil」です。

↑FreePencilの先行ダウンロードはこちらから、バージョンアップされるまで課金はされません。バージョンアップはBlenderのリアルタイムコンポジット機能がAOVとレンダーレイヤーに対応するのを待っています。

FreePencilは色分けの技術に優れており、Stable DiffusionのControlNetと組み合わせることで、線画のディテールを細かく調整しながら、アニメーションのリアルタイムな制作を可能にします。特に、Canny edge detectionモデルとの組み合わせによって、描きたいイメージをより忠実に、そして簡単に形にすることができるんです。これは、作品の質を飛躍的に向上させるだけでなく、創作のプロセスそのものを楽しむことができるようになります。

さらに、この組み合わせは、アニメーションの細部に至るまで、手描きの温かみとデジタル技術の精密さを融合させることができます。たとえば、キャラクターの表情一つをとっても、FreePencilとControlNetのCannyを使えば、その微妙なニュアンスをしっかりと捉えることができるんです。私はこれが、アニメーション制作における大きな革新だと思っていて、この技術を使えば、アーティストたちがもっと自由に、もっと創造的に作品を生み出せるようになると確信しています。

まとめると、シンプルながらもパワフルなこの新しいアプローチは、制作時間を短縮し、アーティストの負担を軽減しつつ、クオリティの高いアニメーションを創出する可能性を秘めています。そして、それはアニメーション業界にとって、新たな地平を開くかもしれません。今後もこの道を探求し続けることで、どんな素晴らしい作品に出会えるのか、本当に楽しみにしているんです。

https://twitter.com/megamarsun/status/1721853052129562682


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?