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空間除菌について

こんにちは。映像作家で小説家の榊正宗です。

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ダイエットの経過報告ですが、77.3kgまで落ちました!1ヶ月と20日で10kg痩せたことになります。平均すると毎日200グラム痩せてるんですね。ただし、これは浮腫みの水分も含まれるので、これからは流石にペースが落ちると思います。

わたしは、身長172mなので、標準体重は65.1kgですが、74kg以上を肥満とするようです。48歳ということもあり、今回のダイエットのでの目標体重は74kgをちょい切るくらいです。実は去年はうつ病による食欲不振で70kgまで体重が落ちてまして、リバウンドするときに74kgくらいまでは、Mサイズの服が着れてました。おっさんだし、体重74kgで困ることは無いなぁと思ってます。そこまで体重を落としたら、キープすることに専念したいと思います。

とはいっても、今回、運動もあんまりしてませんし、食事制限も量に関して言えば、太っていた頃よりたくさん食べているので、食事を戻さないと辛いというこは全然ないんですよね。むしろ、腸の調子が良いので、目標体重になったら高カロリーで美味しいものを時々食べて、今の食生活(食物繊維&善玉菌たっぷり)をある程度維持しようかと考えています。その後体重が落ちるかは、こちらの日記でレポートします!

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さて、今日のテーマは「空間除菌について」です。新型コロナ流行以降、空間除菌に関するトラブルのニュースをよく見かけます。実際のところどうなんでしょうか。気になったので調べてみました。

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🔳空間除菌とは

空間除菌とは、空気中に潜むウイルス・菌などを取り除くことです。空間除菌に関する商品には医薬品の承認はなく、「雑貨」として販売されています。つまり、新型コロナウイルスなどの感染予防の効果効能を謳うと違法になる訳です。

では、効果は全くないのか? と言われると、「効果はあるんだ!」という反論もあるようです。「いや、それ、ちゃんと医薬品として承認を受けてから言わないと……」と思うのですが、実際どうなんでしょうか?

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🔳効果はあるのか

実はこれ、効果を出す方法はあるんだそうです。

空間除菌によく使用される「次亜塩素酸水」ですが、一定濃度の「次亜塩素酸水」が新型コロナウイルスの感染力を一定程度減弱させることが確認されています。

ところが……。

一定濃度の「次亜塩素酸水」を空間噴霧するのは、人体に有害なので、WHOから推奨しないとの見解が出てるわけです。

つまり、空間除菌という商品は、WHOの推奨範囲を守ると、効果がないわけです。効果が出る濃度では、使用を推奨されません。

そういった、ジレンマを抱えた商品なんですね。

なので、当然、医薬品として許可は降りませんから、優良誤認認定されて、注意されているわけなんですね。

【参考情報3 「次亜塩素酸水」の空間噴霧について】
「次亜塩素酸水」の空間噴霧で、付着ウイルスや空気中の浮遊ウイルスを除去できるかは、メーカー等が工夫を凝らして試験をしていますが、国際的に評価方法は確立されていません。
安全面については、メーカーにおいて一定の動物実験などが行われているようです。ただ、消毒効果を有する濃度の次亜塩素酸水を吸いこむことは、推奨できません。空間噴霧は無人の時間帯に行うなど、人が吸入しないような注意が必要です。
なお、ウイルスを無毒化することを効能・効果として明示とする場合、医薬品・医薬部外品の承認が必要です。現時点で、「空間噴霧用の消毒薬」として承認が得られた次亜塩素酸水はありません。

二酸化塩素、次亜塩素酸水、次亜塩素酸ナトリウムの3つが空間除菌には使われているようです。二酸化塩素、次亜塩素酸水については、食品添加物として認可されているため、危険はないという意見もありますが、安全性は確立されてないそうです。食品添加物として使用する場合も、最終的には除去する必要性があるそうです。次亜塩素酸ナトリウムは特に危険だと言われています。

👇「次亜塩素酸ナトリウム液」
ハイターの原料である塩素系漂白剤等を希釈して作られたものです。新型コロナウイルスの消毒に使われています。非常に強いアルカリ性。厚生労働省は、食器・手すり・ドアノブなど身近な物の殺菌消毒に有効だとしています。手指の消毒を含め、人体に直接使用することは絶対にしないでくださいとのこと。空間除菌のために霧吹きやスプレーで散布することも避けるべきだそうです。

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🔳物体除菌について

空間除菌は上記の理由で推奨される商品にはなり得ませんが、物質除菌については、人が吸い込む危険がほとんどありません。物質除菌として使用する場合は、効果が期待できるようです。あと、そもそも物質に使用する場合は、医薬品とは関係ないので、医薬品の許認可も関係ないんですよね。

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🔳「薬機法(薬事法)・医薬部外品」について

ネットには、次亜塩素酸水について、効果があるという情報も多数ありました。下記のような反論もありました。

※なお、当サイトでは「殺菌」や「消毒」という言葉を多用しておりますが、薬機法が規制しているのはあくまでも商品の標榜に対する表現ですので、情報としての表現においては問題がないのです。単なる情報にも規制が入ってしまったら、それはもう言論統制になってしまいますからね。

な、なるほど、確かにそうですが、そうなると、あとは商品の情報を集める側の問題になってしまいますね。

なお、次亜塩素酸水の商品を医薬品として流通させるのはかなり難しいと行政書士さんが書いてました。

次亜塩素酸水を用いた人体の消毒・除菌目的の製品を販売及び流通させるのは、かなりの難易度です。年単位、下手したら十年単位の時間と、相応の費用がかかることが見込まれます。(中略)次亜塩素酸水の添加物としての安全性や配合妥当性について資料を用いて説明する必要があります。現時点で次亜塩素酸水が医薬部外品の添加物リストに収載されていない状況からも、試験や審査に多大な時間がかかることが想定されます。

↑医薬品として認可を受けるための安全性の資料をつくるのが難しいようです。

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🔳空間除菌まとめ

空間除菌は雑貨として売られています。ネットで効果があるという記事があるのは、言論の自由であって、完全に正しい情報なんてものは無いので、自己責任で判断しましょう。医薬品として認可が降りないのは、安全性を証明するのに時間がかかるためです。WHOなどでは、効果のある濃度での空間散布は危険だとしています。

つまり、現時点では商品としてのバランスは非常に悪く、効果は期待できないどころか、健康被害が出る可能性があると思われます。

しかし、科学的にフェイクな情報が表現の自由である点については盲点でした。これについては、ちょっと深く考えさせられますね。

うん。とりあえず、空間除菌グッズを買うのは辞めておこう(笑)

今日は、「空間除菌について」調べてみました。お役に立てましたらポチッと💗マークお願いします!普通の日記という地味なタイトルのマガジンですが、知的好奇心を刺激するテーマで、毎日更新していますので、過去ログもぜひ御覧ください。

https://note.com/megamarsun/m/m1e95723ff202

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(引用元URL)
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