見出し画像

再訪したいホテル⑤ ホテルオークラ京都 岡崎別邸

ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではないくらいホテル好きの私が行きたいホテルに1泊ずつ泊まるだけでも予算が足りないというのに「また行きたい!」と思ってしまう罪なホテルをお伝えしているシリーズ。

ホテルオークラ京都 岡崎別邸(2022年開業)

岡崎にまさしく別邸を持つ知り合いから「オークラの新しいホテルができるみたいよ」と教えてもらって知ったホテル。GO ON(ゴオン)という京都の伝統工芸の後継者が集まって結成したユニットがデザインに携わったとか。雑誌の京都特集でよくお見かけするGO ON。どんな感じに仕上がるのかワクワクしながら開業を心待ちに✨

直前予約にも関わらず、ゲストリレーションズからは丁寧なメール。「事前メールをくれるホテルにハズレなし」と思っていて、個人的にものすごく評価してるポイント。それだけに高まる期待・・

だったのに、その期待さえ軽く越えてくれた、いいとこしかないホテルでした✨

だからこそお金はかかるけど、それはこっちの問題ですね🤣

良さを心底味わうためには別邸スイートがおすすめ。2泊を1泊にしても、2回泊まるところを1回にしてでも、テラスのあるスイートを推したい。

最低でも北側のお部屋にしておかないと、ここの良さは100%実感できないかも。スイートなら北側にあって、庇がしっかりあるから雨が降ってもおかまいなしでくつろげるし、クッションつきのチェアは座り心地も抜群で、何時間だって飽かずに座っていられる。

レストランはひとつだけだから、ランチがディナーで背筋を伸ばした食事を堪能して、朝食はお部屋でゆっくり。それができるのもスイートの特権✨(ほかの客室は広さの関係でルームサービス不可なんだそう)

リビングエリアに置かれたソファに寝そべるのもいいけど、その横にある縁側も素晴らしかった!

客室に入ったとき、ちょっと勿体無いようにも思えたこのスペース。入り口からの絨毯が突如フローリングに切り替わって、座椅子と小さなテーブルが置かれた一角。畳でも小上がりでもなく、唐突な感じで木材の床になって背の低い家具が置かれているのが、少し違和感があるように感じたというか。

ところが、朝食を準備してもらったとき、メインのお料理はリビングのテーブルに並べてもらって、食後の珈琲と紅茶だけ縁側テーブルにセッティングしておいてもらったら・・

縁側にセッティングしてもらった珈琲と紅茶🫖

縁側の真髄に気づいてしまった。客室では、隙あらばテラスに出て、ほとんどの時間をテラスで過ごしていたけど、この縁側から見る景色はテラスから望めるそれと(トップの写真の景色がテラスからの眺め)ちょっと違って、その ”ちょっとの差” を味わえることがとても贅沢で、侮れない縁側!

目線の高さもテラスと少し変わるし、どちらかしか選べないとしたら断然テラスな気はするけど、冬は縁側に軍配が上がるかも。

かなり気に入ってしまったホテルということで、お籠りしたいホテルに分類するか悩むところではありましたが、そんなに広い館内でもないので ”再訪したいホテル” に留めておきます。テラスでのんびりできる季節に是非・・✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨