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暮らせるホテル④ ホテルオークラ神戸

ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではないくらいホテル好きの私ですが、あくまでホテルはひとときを過ごす場所。それなのに「住んでみたい」と思うホテルは何が違うのか。考えをまとめているシリーズです。

ホテルオークラ神戸(1989年開業)

開業30周年だよっていうのでオークラに宿泊したのが最後かも。素敵な場所ですよね、神戸✨ 旧居留地あたりも大好きエリアだけど、景色はやっぱりメリケンパークがある海そばかな。

さて、前回まで考察してきた暮らしたいと思うホテルに共通すること。

  1. エントランスが地味(レセプションから離れている)

  2. ハウスキーピングが秀逸で掃除がしやすそうな造り

  3. 空調がパーフェクト

  4. 直結した建物にご飯やさんやカフェが入ってる

でしたが、神戸のオークラも全て当てはまってます✨

まず、エントランス。メインの入り口は立派なファサードとこれぞオークラ!のロビーラウンジ✨ なんだけど、もうひとつメリケンパーク側にぱっと出られるところがあるのがよき♡ そして、出たとこにスタバがあるのがさらによき♡

このスタバ、船をイメージした建物になっていて、オークラとメリケンパークホテルとに挟まれるようにして建ってるの。テイクアウトにして公園の芝生でラテタイムしてもいいし、クローズ前とかオープン直後の空いてる時間にふらっと立ち寄って広〜い店内を独占できるのも嬉しい✨ この距離にあるのはもはやホテルの施設🤣

地味なエントランスについては色んなホテルの記事で何度も触れてるけど、ホテルに住むってハレとケがうまく融合してこそ。つまりそれって、あくまでハレがしっかりあってこそってこと。

そこは天下の大倉、ロビーの格式は半端ない(大事なことだから、もういっかい言う😂)。控えめなんだけど、必ず立ち止まってから会釈してくれるスタッフの方々からは気品すら立ち昇る✨

ちなみに長期滞在プランがあるスイートルームには洗濯乾燥機がついていて、便利〜✨と思った!ホテルに住むときのいちばんの問題ですよね。とある富豪がホテル生活を送っていて、下着まで全部クリーニングに出すから「びし〜っとアイロンかかったパンツ(下着のね)履くと気合い入る」って言ってた🤣(実はかく言う私も海外のホテルで肌着にプレスやってもらったことあってちょっと分かる🤣)

こんな最高の立地で長期滞在とかしてみたいけど、件の洗濯乾燥機つきスイートはひと月200万円!キッチンもついてるけど、スーパーの袋に食材いっぱい詰め込んでロビーを闊歩しちゃっていいのかな?😆

ハレの面でのお気に入りは、レセプションのひとつ上階の回廊からロビー眺めおろしたときの整然と並んだ椅子とテーブルに平山郁夫さんの日本画✨ それから、エレベーターの照明

こんな素敵なエレベーターある⁈

オークラといえば銀杏のロゴが有名だけど、神戸はあじさい。紫陽花って神戸市のお花なんだそうですね。地元神戸の人々に愛されるように・・とこのロゴになったそうで、なんか素敵なエピソードですね✨

この紫陽花モチーフ、館内の至るところに隠れているので、暮らさずとも立ち寄って探してみるのも楽しいかも⁈ 


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています


新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨