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【香水ホテル⁈】 Magna Pars Milano

いつになるかは分からないけど、次にヨーロッパを訪れるときに行きたいと思っているホテルリストを整理しつつ、ちょこちょこ記事にしているシリーズ。ヨーロッパのホテルはサイトを見るだけでも浸れます✨

Magna Pars L'Hotel à Parfum Milano(2013年開業)

アンチチェーンのSLH(スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド)加盟ホテルで、1940年代に香水工場として活躍していた建物を再生した、その名もホテル・ア・パルファム✨

SLHらしく客室は全てスイート仕様。開業当初は30室に満たなかったものが拡張し続け、今では倍以上の客室数に。香水工場にあやかって各客室はフローラルノートフルーティーノートウッディノートなどの香調にひもづけられていて、置かれたルームフレグランスは部屋ごとのオリジナル。

スイートの種類は充実の10タイプ。デラックスジュニアプレミアムジュニアエグゼクティブファミリープレステージプレステージテラスグランプレステージプレジデンシャルグランドプレジデンシャルにコネクティングできるもの。ちなみに、トップの写真にしたプレミアムジュニアスイートは週末でも5万円台で宿泊可能✨

壁のアートワークは部屋によって写真だったり絵画だったりするけれど、それぞれの客室の香りを作家が解釈して額におとしこんだもの。部屋にはガーデニアジャスミンネロリマグノリアなど香水にもよく使われる花の名前やベチバーサンダルウッドパチョリなど香水ではアクセントとして使われることが多いハーブや草木の名前がついているから、客室につけられた名前とアートワーク、オリジナルのルームフレグランスをひとまとまりの作品として鑑賞したい!

エコフレンドリーな建築家として有名なルチアーノ・マリア・コロンボさんが手がけた建物は、可能な限り廃材を用いていたり、地熱を利用していたりと技術に裏打ちされたシンプルさ。

建物内には香水ラボもあって、立ち寄りでの見学や気に入った香水の購入も可能。客室に置かれた自社製アメニティは非売品だそうだけど、ラボで体験できる香りには対照になる客室番号がつけられているから、泊まらずともお部屋のイメージを膨らませてみるだけでも楽しそう。


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨