ユニークなホテル① THE GENERAL KYOTO
ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではない私には、と〜っても長い”泊まってみたいホテルリスト”があります。人気のホテルはもちろん、そこ此処で花開いていく新規オープンのホテル、人からすすめられたホテルや小説にひょこっと出てきて気になってしまったものまで。
その長〜い既存のリストをすっ飛ばして泊まりに行ってみずにはいられない、一風変わったコンセプトのおすすめホテルをご紹介したいと思います。
THE GENERAL KYOTO(2018年開業/2020年改称)
何かで「分散型ホテル」というコンセプトで紹介されていて、えらく興味をもってしまって!文字通りリストをすっ飛ばして、すっとんで行きました。
小ぶりなホテルが河原町周辺にバラバラと点在して建っていて、5棟でひとつのホテルなの。”巡るように滞在する”がコンセプトなんて、おもしろすぎる!
異なるデザインチームが1棟1棟を手がけているから、どの棟のお部屋にするか悩むところから旅がスタート。じっくりコンセプトをよみこんで選ぶもよし、直感でココ!って決めてもよし。
私は雑誌を見たときから気になっていた「高辻富小路」をチョイス。ヴィトンやブルガリなんかのハイエンドブランドともコラボしているというスイスのデザイン事務所(アトリエ・オイ)が手がけているんです。うん、ミーハー丸出し?🤣 でも照明デザインが斬新で惹かれたの。↓コレ!
このホテルの良さは客室よりとにかくパブリックスペース!荷解きをしたら階下のラウンジに急行。流行りの”宿泊者はドリンクフリーフローで楽しめます”ラウンジが5棟全てに併設されているから、巡るだけでも忙しくて嬉しい悲鳴(宿泊者はジムなどを含む全ての施設が使えます)。
はしゃいで5棟すべてのラウンジとパブリックスペースを巡ってみて、結果的に私の推しは「高辻麩屋町」!オーストリアの美術館に収蔵されているという内田繁さんの茶室「山居」の復刻版がとにかく必見。恥ずかしさを振り切って中に入って正座すれば(もちろんした🤣)、すごい世界観に浸れるから!
この「高辻麩屋町」棟には、畳サロンがあったり(こちらもすごーく素敵でもれなくゴロゴロしてきた)和風庭園があったり、和をとことん極めて造られてた。私が宿泊した時は外国人のお客さまばっかりで、みんな楽しそうに過ごしてた(そんな頃が懐かしいよね)。これだけ遊べて1泊1万円くらい(当時)だったから、すご〜くコスパもいいと思う♡
・トップと文中の写真は公式サイトのものを利用しています
新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨