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日本クラシックホテル巡り① 日光金谷ホテル

ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではない私が、苦手といいつつ泊まらずにはいられないクラシックホテルをご紹介するシリーズです。そもそもクラシックホテルとはなんぞやというのは以前の記事をご覧ください。

日光金谷ホテル(1973年創業)

日光駅を通り過ぎ、杜が見えてきたら小道をくいっと左に丘を上がる。美しい白亜のまさに”カテッジイン”といった風情(それで伝わる?!)。

クラシックホテルといえばの回転扉をくぐってロビーに足を踏み入れると、クラシックホテルご定番の吹き抜けロビー。でも、どことなく手作りロッジ風でほっこりする?と思っていると、このロビーの部分、後から地下を掘って増設されたエリアなんですね。

どおりで〜!車寄せから見る正面のお顔、な〜んとなく不思議な(不自然な?)感じがするんですよ。軒下っぽいというか。DIYっぽいというか。2階より上がとっても素敵なだけに感じてしまうアンバランスな雰囲気。(トップの写真をじっくり見てみて!)

掘り下げ増築って難しいんですよね?モスクワの博物館を手がけた有名な建築家さん(石上純也さん?)が似たようなことをされていて、洗練された仕上がりになっていますよね。それをこの金谷ホテルは昭和初期にやっているというのだから脱帽!(手掘りで作業していた当時の写真が展示室で見られます)

館内は見どころばかり。神社の要素がいっぱいなのは、創始者が日光東照宮に勤めていた所縁。鳥居みたいな通路があったり、鏡が鳥居モチーフになっていたり。ホテル滞在中も東照宮を感じられるようにとの思いで装飾されているんだって〜。

お部屋にはチェックインをしてくれたホテルマンがそのまま案内してくれて、これぞクラシックホテル!客室に入る直前に白い手袋でパチっ!と電気をつけてくれる仕草にキュンデス。そうそう、もし金谷ホテルに行ったら、スタッフさんに名刺をもらってお話を聞いてみるとおもしろいかも♡

夕食はお部屋で。どうしても食べてみたかったホテル名物、私が宿泊したときはインルームでしか注文できなかったの。「百年カレー」(カフェで食べるより割高の2750円)!

おいしかったーー!たくさん歩いてヘトヘトに疲れていたのと、体が冷えていたのもあって、沁み渡るおいしさだった(泣)思わずもう一皿たのみかけたけど、冷静になってレトルトになっているお土産を売店で買い込み!(ビーフとルーが別々のパウチになっていて、こちらもレトルトとは思えないお味でしたよ♡)

ちなみに ↓ 東京でも食べられるよ(ここ行くためにDDの株主になったよね)

こんな貴重な文化財に滞在しているというのに、なんと私たちはホテルにお借りした人生ゲームに3時間も熱中🤣(ほかのホテル記事をご覧になった方にはバレてると思いますが、大のボードゲーム好き)一緒に遊んだ4人中3人が人生ゲーム初めてだったので、みんなで抱腹絶倒ょ。

金谷ホテルではワーケーションも推奨していて、私たちが滞在したときなぜか会議室が無料で使えたんですよ。なので、↓ここで人生ゲームをした🤣(背徳感有)。

金谷ホテルワーケーションのご案内の写真を利用

朝食はもちろん「メインダイニングルーム」で。縁側の特等席で食べる「ブレックファースト」に憧れて宿泊した割には、このホテルの思い出というと真っ先に人生ゲームのことを思い出してしまうんだけど、そんなんでいいんでしょうか・・。


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています


新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨