ジオウEP46感想
こんにちは、花譜ファーストワンマンライブ「不可解」以降何をするにも二言目には「花譜・・・」と鳴き声を上げているmegaです。ですが今回は花譜ちゃんがエモいという話ではなく仮面ライダージオウがエモいという話です。
僕は仮面ライダーが好きで玩具も多少買ったりしながら毎週楽しみに見ているんですが、今週のジオウで泣かされたので感想を書いとこうと思います。
まずなにより前回の予告で物議を醸していたゲイツ君の「お前と一緒に新しい未来をつくっていきたいんだよ!」というセリフ。これを聞いた100人のうち100000000000人がプロポーズだと考えるでしょうが果たして本編ではどのような状況からこのセリフが登場するのでしょうか。
ここで少しあらすじ、前回少し前まで敵だったウール君を「どこまで行っても敵は敵なんだよ」と突き放すゲイツ君へ「人は変わる、でなければよりよい未来なんて作れるわけがない(だからウールのことも信じよう)」と説得するソウゴに対して、「お前が!最低最悪の未来を作ったんだろ!!」と言い放ってしまう。このセリフは言っても仕方のないことだとゲイツ自身は理解しているはずだし、ジオウが最低最悪の魔王にりそうな時には自分が止めると宣言しているゲイツにとって言い争いの中でこんなセリフをソウゴに突き付けてしまった自分が許せないことだろう。
そんな中ゲイツはスウォルツのアナザーディケイドの力によって失われた可能性の世界「アナザーワールド」に引き入れられてしまった。アナザーワールドは自分にとって都合のいい可能性、例えば大会の決勝戦で負けた人間のアナザーワールドは「その大会の決勝戦で勝利を収める瞬間を永遠に繰り返す」こととなる。
ここまでが前回のあらすじ
今週のジオウではゲイツのアナザーワールドがどんな世界なのかが判明する。彼のアナザーワールドはソウゴとの言い争いの後、彼に対し「お前と一緒に新しい未来を創っていきたいんだよ!」と告げる、ただそれだけの世界だった。アナザーワールドは失われた可能性の世界。かつて未来で死んでいった仲間たちと幸福に暮らす、そんな可能性すらこの世界は実現することができるだろう。しかし、ゲイツにとって今一番の心残りでやり直したいことはジオウに言い放ってしまったあの一言だった。
あらすじはこんな感じ。感情の言語化がへたくそなので薄いことしか書けませんが、アナザーワールドという特殊な状況においてゲイツが心の奥底に秘めている本心が表に出てくる。そんなのを見せられたら泣いちゃいますよね。しかもそれがソウゴと一緒に未来を創っていくことって・・・
ゲイツ君にとって未来はオーマジオウを倒して取り返すものからソウゴと一緒に作っていくものになったんだとしみじみ感じます。
そのことを自覚したゲイツ君は「この時代にいたい、この時代はもう俺たちの時代だ」とツクヨミに告げるのでした。告白じゃん・・・「Over Quartzer」ではゲイツとウォズの関係性の中からソウゴへの思いが溢れ出していてやられましたが、こうして直接殴られるのもいいものですね。トリニティの絆尊すぎるな。
次に久々に登場した白ウォズ、彼はゲイツがアナザーワールドに閉じ込められたことで召喚されたダークライダー。ゲイツ君を助けアナザーワールドを消滅させれば彼自身は消えてしまう。
しかし、彼は一切躊躇せず相互たちと協力してゲイツを救う作戦を立てる。それは「ゲイツを助ける」ことこそが彼の失われた可能性であったから。
オーマの日に彼が生み出したジオウトリニティライドウォッチの力が「3人が互いを思う力」だと言いその思いは世界の壁すら超えると信じていた白ウォズ。突然の再登場でしたが、前回の消滅間際で「私は仲間を作れなかった」と言い残した彼がこうしてゲイツを助けるためにソウゴ達と行動する姿には心を打たれました。
彼が残したジオウトリニティライドウォッチの力を信じてゲイツを助け出すのもいい...
今回泣かされたポイントはこんなところです。それ以外にもミハルくんが(雑に)死んだり、予告でチェイサー登場、士がボロボロになっているなど驚かされる点は多々ありましたが。さすがに士が死んだら俺もクォーツァーになって平成を舗装しようかと思っちゃうよね...
あと個人的にはスウォルツの行動がグランドジオウの力を奪うという一点に集約されていたと明言されたのは嬉しかったです。フワッとしたまま最終回まで行くと思っていたので。
来週はディケイドのオタクとして絶対リアタイしようと思います。ありがとうございました。