31#【てんかん根治手術#12】
【焦点切除術】
これまで、娘Sはてんかんの焦点発作を治す為、いろんな検査をしてきました。そしていよいよ、根治手術(焦点切除術)を受けることになりましたので、その経緯を書いていきます。
前回の検査入院の数週間後、これまでの検査結果が知らされます。
難治性の右側頭葉てんかんの症状と産まれながらの大脳皮質形成異常である多小脳回症が判明。
根治手術の対象ではあるが、てんかん発作をゼロにする確率は5〜60%であるとのこと。
そして脳の手術なので、後遺症やその他、良くないことも起こり得るのを覚悟して下さい。と担当医より説明があり、この時点での私の意見を聞きたいと言われ、
今までと同じ気持ちで、現在の日常生活に支障のある、月単位の焦点発作を無くして欲しい。
手術後の姿を見ると可哀想でたまらないけど、今後、何かの事情で薬を飲めない状況となった時に発作が連発するのは、それよりも辛い。…出来るなら根治手術を受けたいと話しました。
そして再度、病院内でカンファレンスを行いたいので、1か月後に受診して欲しいと言われました。
1か月後、手術に向けての入院の日時が決まりました。そして淡々と入院に向けての段取りが始まりました。
それから約1か月半後に入院、手術となります。
…規則正しい生活をして体調を整えておくこと。
娘の治療に専念する為、私は仕事を辞めることにしました…。
次は実際の根治手術と入院についてお話ししていきます。
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