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赤が出たがっている

嫌いな色

先日相変わらずアートしてて、どうも気に入った感じに作れなかった。

そんな時ふと、「とりあえず嫌いな色でやってみよう!」と思った。

私は赤があまり好きではない。

でもとりあえず赤で作ってみたけど....
やっぱ好きじゃなくて

結局途中から好きな青を足した。

出来上がったアートは
真ん中に赤が残り、赤と青が混ざり合った紫と青に取り囲まれているような絵になった。

これを見た時、
「あ〜そういう意味ね。私面白いじゃん」って思った。

なんで私は赤が好きじゃないんだろう?

理由① 赤=女の子らしくする色


赤って女の子らしいイメージが強くて苦手だった。昭和生まれの私には小学校の女子のランドセルの色イコール赤だったし、親や祖母が勧める色が赤だった。青い服を選ぶとなんで女の子なのに青なんだと言われた。

理由② 赤=熱血 暑苦しい


赤って戦隊モノのリーダーの色ってイメージも強くて好きじゃなかった。熱血、暑苦しい、ヒーローぶってるうざいみたいなイメージを勝手に持っているせいもあって嫌いだった。

今思うと、本来の自分らしく自由であることを大事にしている私が、周りから女の子とはこうあるべきだみたいに決めつけられるのが嫌いで赤も嫌いになったのかもしれない。

戦隊モノの件も自分がリーダーらしく目立ってはいけない、熱血にうざくなってはいけない、そうなったら周りから嫌われる。自分は目立たず大人しく周りに溶け込まないといけない。出る杭は打たれるから嫌われないようにしよう。

だからその象徴みたいな赤は自然と避けていたのかもしれない。

色の意味とは

先日、龍が見える人のセッションを受けたんだけど、赤い龍いるねって言われた。さらに、オーラが見える人にもみてもらう機会があって、赤いオーラ強いねってちょうど言われたところだった。

赤龍の意味

情熱的で、力強く、勇敢、正義感があり、慈悲深い、自由を愛する、意志が強い、聡明、リーダーシップがあり、創造性豊か。

まさに赤い龍さんの意味と私が描いた絵がリンクした気がした。

私なりの赤の解釈

本当は自分の内側は情熱が強い人なのに、でも嫌われないよう、変に思われないよう、その部分は出さないよう、外面だけは冷静をずっと装ってきた。

本当は飛行機のことになるとマニア的に大興奮したり、アートやものづくりになると、とことん掘り下げて作り方や材料を研究して調べて掘って掘って掘り下げるくらい好きなものへの情熱のかけ方が変態的におかしいのに聞き分けのいい子供を演じ、周りに合わせて空気を読んで周りの人たちの普通に合わせようと努力し、冷静で大人らしい大人、職場の雰囲気に合う人をずっと普段演じてきたんだと思う。

最近それが少しずつ違和感があって、自分らしくありたい!って思い始めてるから徐々に赤が表面に出てきたのかも。

青を好きな理由

逆に青を好きな理由を考えてみると

空が好きだから好きってのはもちろん第一の理由だけど、今まで長い年月をかけて私は青らしさを演じてきているからそれが簡単で楽だし心地よいのかもって感じた。

アートと感情

私のは極端な例かもしれないけど、今回の絵からもわかるように、どんどん自分の作るアートから自分の感情を読み取れるし分析できるようになっていることがすごく面白かった。

こういうのはある意味私の才能だけどちょっとやっぱ見方が変態だなって思った。

本当に私にとってアートは感情のバロメーターだし、自分らしく素直に自分を出せるものなんだなって改めて感じた。

アートに正解か不正解かはない。
何をそこから感じるかだなって改めて思った。


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