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ドイツ人女優・歌手 リリアン・ハーヴェイ

1月19日は、ドイツ人女優・歌手であったリリアン・ハーヴェイが生まれた日。(1906年1月19日 - 1968年7月27日)1931年、リリアンは『会議は踊る』に出演。彼女が劇中で歌った「ただ一度だけ」は日本でもヒットした。当時、「甘い顔の美少女(the sweetest girl in the world)」と絶賛されたそう。

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グリーンビューティ®研究家の青木恵と申します。

ここでは、貴族、王族、名を残した方々の生涯、成し得たことをアップしています。
聖書にある「すべて多く与えられた者は、多く求められ、多く任された者は、さらに多く要求される」(『ルカによる福音書』12章48節)をベースにしています。

先人がどのような環境で生まれ、何を学び、どんなことを残したか、そんなことを書いていけたらいいなと思っています。

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彼女が活躍した時代は、ナチスが力を持ち始め、ユダヤ人の友人がいたため、彼女は女優として成功を収めつつも、ゲシュタポの監視下に置かれていた。

リリアンは、友人のスイスへの亡命を手助けしたことにより、彼女はゲシュタポの尋問を受け、南フランスコート・ダジュールへ脱出する。そして、そこで62歳で永眠。

さて、この『会議は踊る』で歌われた「ただ一度だけ」が挿入歌として使われた映画が実は日本にあるのです。

2013年に制作された『風立ちぬ』。これは昭和初期の飛行機設計士・堀越二郎の物語。

この中でドイツ語のこの挿入歌が使われているのです。

映画「会議は踊る」は、ウィーン会議に訪れたロシアの皇帝アレクサンドル一世と、町娘クリステルの淡い恋の物語です。

クリステルは相手がロシア皇帝だとは知らずに好きになってしまうのですが、身分違いの恋は悲しい別れを迎えてしまいます。

クリステルがアレクサンドル一世の別荘に招かれる時、歌っていた曲がこの「ただ一度だけ」と言う曲なのです。

クリステルは身分違いの恋とは知りながら、好きになった人と逢瀬を重ねることは、一度だけの輝きを精一杯享受して楽しんで幸せを感じ、明るい春のようなはち切れんばかりの嬉しい気持ちが表現されている挿入歌です。

アレクサンドル一世に恋心を抱き、会うのを待ち焦がれていたクリステルと、結核にかかりながらも二郎を愛し二郎と共に生きていくことを望みながら亡くなった菜穂子。

映画の中では謎のドイツ人カストルプがピアノ弾きながら歌っているのです。

その原曲はこちらです。



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