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2022年9月に読んだ本

『面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。』 栗原幹雄著

ほっかほっか亭の創業者の一人が、ほっかほっか亭の仕事を終えた夕方以降に準備をしてたった一人でフレッシュネスバーガーを立ち上げた話。かなりぶっ飛んだ動きだけど、楽しいからやってたという感じしか伝わってこないのが面白いです。

目標はそんなに大切ではないとか、遊ぶことを怠るとアイデアが枯渇するとか、おもしろい視点がたくさんありました。起業に限らず今の仕事に活かせることは多いので、ちょっと力を抜いて考えたい人なんかにはおすすめです。一号店であるフレッシュネスバーガー富ヶ谷店は一度行かなければ。


『13歳からの地政学』 田中孝幸著

新しい視点を学べたんですが、中でも海の重要性についての話は新鮮でした。移動速度でいえば空の移動が圧倒的に優位だけど、物を大量に確実に移動させるためには海が遥かに優位であることや、情報伝達も海を通るものが主であること、核ミサイルを他国に気づかれずに持つためには深い海溝があれば有利であることなど、海がいかに重要な存在であるかを知れたのは大きかったです。ロシアが北方領土に関心を持つのもなるほどなあと納得できます。

タイトルは地政学となってますが、ものの見方や社会の見方はどうあるべきかを学ぶことができる本で、確かに若い人が読むと考え競られることが多いと思います。いい本に出会えました。

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