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リーダーの役割はみんなの和を大切にすることではない

リーダーの役割について確認し整理する必要があったため、参考になりそうな本を読んでみました。リーダーについてゼロから考えたかったのではなく、自分の考えていることを明確に言葉で表現してくれているものを求めていました。というのも、みんなの和を大切にすることに重きを置きすぎて何も言えない、何も動けないケースが目立ってきたからです。で、読んだのがこの本です。

読んでみて非常に納得することが多く、自分の頭の中のことを言葉にするのにかなり役立ちました。やはりリーダーの役割は目標達成のために成果を出すことで、みんなの和が全面に出てきてはいけないことが確認できました。それが目標であればいいんですが、目標は別にあり、でもそれを進めるためにみんなからあれこれ言われるのは避けたくて、だから言えない・やらないことの理由にみんなの和が大事で・・・と言っているのは間違っていると。

①目標を掲げる
②先頭を走る
③決める
④伝える

リーダーのすべきことはこれにつきます。

このタイミングでこの本を読めたのは本当によかったです。整理すべきことが整理できたし、今後の取り組みの進め方を固めることができたのは、間違いなくこの本のおかげです。自分の課題として、ポジションを取ること、自分の考えをはっきりと表明してその場の課題を解決することをためらわない、といったことがあるんですが、それをまさに著者が実践されていて、しかも明確に主張されていて、すごく分かりやすいモデルを示してもらっているのがありがたかったです。


リーダーの役割とは関係ないんですが、この本を読んでいて一番驚いたのが、この著者が私がいつも書籍やVoicyで考え方を学ばせてもらっている方と同一人物だと気づけたことです。その方は考えることを大切にし、自分のポジションを明確にして発信をしておられます。その言葉に長い間触れてきていたので、本を読みながら「どこかで読んだことのある文章だよなー」と感じていました。その感覚があまりにも続くので同一人物では?と思い、そう仮定して読んでみると、やはり違和感が全くありません。それが誰かは書きませんが、この人があの人だったのか!と気づけるなかなかおもしろい体験がセットでついてきた、かなりお得な本でした。笑

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