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面倒くさいことにちゃんと向き合う

水道メーターのチェックをする人から「いつもより使用量が多いから漏水の点検をした方がいいんじゃないか」と言われました。昨日のことです。すぐ業者にお願いして調べてもらい、おそらく漏水しているだろうということまでは分かったんですが、箇所までは特定することができませんでした。

そして今日は朝から調べてもらいました。夕方になってようやく漏水の箇所が分かったんですが、どうやらそこだけではないようです。結局明日も調査を行うことになりました。

事業を開始したのが2000年なので、古い施設は23年経っているものもあります。定期的に修繕は行っていますが、常に何かのトラブルが起こっている感じです。施設数も多いので、毎週のように修繕の依頼が届く時期もあります。

事業をスタートするときはワクワクするんですが、事業を長く維持するための修繕などが続くと少し気が滅入ってきます。でも、このめんどくさくて気が滅入ってしまうこととちゃんと向き合うことが、一番大事なんですよね。決して華やかではないけど、この部分で手を抜かないことが事業の基本じゃないかと今は考えられるようになりました。

「世の中の大事なことって たいてい面倒くさいんだよ」とジブリの宮崎駿さんが言われているように、おそらくどんな仕事においてもこれは真実なんでしょう。法人として事業の形態を変化させていく必要もあるので新しく始めることもありますが、それは全体の1%未満。そこに意識が取られすぎることがないよう十分に気をつけながら、地味で面倒くさい99%以上のことを大切にしていきます。まだ終わらない漏水調査のやりとりと聞きながら、そんなことを考えていました。

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