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無名の人
2023年9月7日 19:39
作業所にはさまざまな人がいた。精神障がいの人もいれば、身体障がいの人もいた。知的障がいの人もいた。仕事の内容は、こう言っちゃ悪いがバカにでも出来る仕事だった。ひたすら人力で見たこともないような商品を大量に目で、基準もよく分からないままとにかく検品したり、機械化出来ないような作業を取引先から依頼を受けやったり。言ってみれば内職の下請けをやっている会社に俺はいた。たんなるバイトなら
2023年9月7日 19:14
家に帰れない三日間、普通に仕事はしていた。仕事に来ていたAさんとも普通に、平静を装って話をしていた。その期間、喋り相手はAさんしかおらず。妹とメシを食う時に「最近、どうなん?」と聞かれ、初めて自分の正直な気持ちを口に出来た。思い詰めていたのだろう。妹を不安がらせるつもりは無かったが、理屈で考えて自分は居なくなった方がいい。つまり死んだ方がいいという話が自然と出そうになった。別に死に
2023年9月7日 18:54
前回はあまりにも冗長に書きすぎた。割愛出来るところは割愛して、進めて行こう。複雑な人気関係の中で仕事をしていた俺は、身に覚えのないことで急にどやしつけられて困惑した。アルバイトのAさんがどうも俺に対して怒ってるらしいから、態度を改めよと。しかし具体的にどこを改めればいいのか言ってもらえないし、こういう時の父はこちらの言い分を聞いてくれないのを俺は知っていた。その後の記憶が曖昧な
2023年9月7日 18:23
みんな、夏を満喫してる?こっちはどうだろう。「病いは気から」という言葉があるように、あまりこういうことを書くのは良くないのかも知れないけど、とんでもない憂鬱の中に今、自分はいる。今の自分の憂鬱の原因は何だろう・・・と考えるのだが、短い言葉にまとめると「人生が破綻したから」なんじゃないかと思い込んでいる。今年は健康面のトラブルが多い年だった。10年前よりメンタルヘルスの症状が表面