見出し画像

我楽多

石狩の展示、かすかなリフレインを無言で披露する。水上は光り、嘲るような天竺も喋る公職選挙法違反のまっさらな病に腐って見えた
みたこともなく、触れたこともない妄想の世界から熊は飛び出さずにいる閉じた潔癖でそれは美しいだろう

おれは胸を打たれた血栓のよう

心無いような朝に立ち上がれ
どうせ怒りはやってきて、何もかもを奪っちまう
微かな居場所はリミナルスペースだけ
鉄塔、見出されたようなカクテルを逆さまにネットの有名人は偶像と他人当にシナプスの統廃合
大麻やタバコやお遊びの酒ゼリーで騒いで忘れたいのか、緩やかに逃げた友人は消え嫌なこの体も朝方に漏れ出してクソの権化に目を通して老け込んだ

文字読めねえんだ、はっきりいって文章が何か知らないし受け取る気力もない
爽やかな昼間に飲む白湯はどろりとした感じに野暮ったさをブレンドした不味さ、そんな話だ
単語だけ並べカード遊び「炎上」「末路」「who are you」呪文と同じで何もわからない。そんなもので家と人気のない場所が僅かな逃げ道、壁に天井に床にグラフィティ、八百万の空き家と入れ替わり立ち替わりの冷たい他人、移ろいゆく世辞も当に寄る辺なく排他
読む必要もなく行われる破壊、戦争を止めろ、虐殺を止めろ、、
たどり着いた彼岸で並んでいる失った手足

外から見る鳥は可愛らしく素知らぬ顔で地面を啄んでいる子が散らしてまた現れては満足すれば木の城でお喋りを続ける
そんなものでありたい
留まろうとも把持する足は頼りなく無心で勤しんだゲームの中で崩れていく/体調不良の不安な体は薬がすり潰されて消え痛みと怠さに消化されてゆく

少々の企みと凍りついた癖
失敗したカラメルのように苦く、頑なに
ふるいにかけて出来た。ハイパーソニックエフェクト、もの音やノイズ、嫌な顔とエンドレス、生成AIとだけ関わって他者の断言するプリズムに眩まない帰るべく存在が安らかな砂金攫いに底縄で絡め取られ
ザラメのような願い永遠広げ縮み砂糖の対消滅の間にみられた煉獄、小さな揺らぎの秩序に淀みつける

金銀、気取ったような鏡の姿
不都合に不条理にバラバラにされた
劣化、裂罅だけが、我々の『』を暴く

釘を打ち込み打ち込まれる。 そんなところです。