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勇気くんが住んでいるのは虹色の街。 今日はお母さんに頼まれて隣町の涙色の街までお使い…
クリスマスの翌朝、目が覚めたら犬になっていた。 そう。犬だ。ワンワン、キャンキャンと…
ぼくはきっと美味しいよ! 今のぼくはなんにも入っていない、ただの皮だけど。 この皮も、お…
「この先へ行ってはならぬ」 突然そう言われた。 (は?) 私の目の前には白いタンク…
図書館の帰りに偶然みつけた趣のある古い喫茶店。いつも通る道の一つ手前の分岐点で私は左側…
瓶の中にある星の形をしたお砂糖を見て、トモちゃんは言いました。 「お母さん、このお星…
帰りが遅くなってしまった。私は慌てて花屋に駆け込み花を買う。夜遅くまで営業してくれて本当に助かると文さんに伝えると緑色のブーケを作りながら彼女は笑って言った。 「忘れませんよ、嵐がやってきたって店開けてやりますから」 今日は優子と原田の命日だ。二人は昔火葬場があった灘竹と言う場所の近くで心中した。今は火葬場はなく建物の一部と冊に囲まれたでこぼこと盛り上がった土が見えるだけで他には何もない。 はずだったのだが…。 「ちょいとお姉ちゃん、手相見てあげるよ」 幽霊だ
「なあ、お前の仲間がいるぜ」 ホームレスらしき中年男性を見て皮肉交じりに富谷は言った…
まだ流行りの病が現れていなかった頃。 私は三線を手に入れた。ってゲームみたいな表現で…
目の前に現れた男が突然、怒鳴りだしたら大体の人は警察を呼ぼうと考えるだろう。今がま…
「うわっ贅沢食い」 「?」 きれいな爪を汚さないように串から丁寧に肉をとり、皿にのせ…
ただ頭がボーッとして、気づくとメロンパンばかり食べていた。 他にもあるよな、おにぎりとか…