2024/3月~のM君とのこと

【この前のお話はこちら


2024年になってから、なかなか会うことは出来なかった。
以前に、1番好きなミュージシャンの武道館でのLIVEが終わらないと落ち着かない、と言われたので、それが終わるまでは無理なのだろうと、諦めていたし、一応誘ってみたときにも
『3月にお会いしたいです』
と、改めて断られていた。

やっとそのLIVEの日がくると、
『配信みてみてね』
と言う。
生中継の配信があった。
私は仕事を入れてしまっていたから、そう言ったら
『生配信 見てくれると思っていたよ。。』
などという。
それまでに一度も、その話題について話したことなどなかったのに。
きっとまたピンクアイコンに同じことを言い、
あちらは二つ返事で観る約束をしたに違いない。

何時に仕事が終わるのか、
終わってから急いでみれば、途中からでもみられます、
と、しつこいので、仕事が終わってから仕方なくお金を払って、好きでもないミュージシャンのLIVEをスマホで観た。

何度もM君に『聴いてみて』と言われて聴いた曲や、
昔観ていたアニメの主題歌だった曲などもあり、
まぁそれなりに退屈はしなかった。
終わってから感想を聞いてくるかと思いきや、何にも聞いてこない。
あんなに観ろとしつこかったのに。
またピンクアイコンが、歯の浮くようなお世辞の感想を言って、喜ばせているのかもしれないと思うと、自分からわざわざ聞かれもしない感想を送る気にもなれなかった。


雛人形を久しぶりに出した時、お内裏様の顔にシミのようなものがあり、落とそう拭いても落ちないと写真を送ると、
『カビだね。結構〇〇さんがさつなとこあるもんね』
と、言われた。

長く毎日のようにやりとりをしているとはいえ、会ったことは数回しかないのに、がさつって。
どんなところでそう思ったんだろう?
たしかにそうだけど。

M君は私に対する気持ちによって、ちゃん付けだったりさん付けだったりと呼び方を変えてきていたけれど、呼び方どころか、名前をローマ字表記にしてきた。
打つ回数増えて逆に面倒でしょうに。
心が離れていることを表現したかったんだろう。


その後も
『若い子としてみたくて』
『私に逢いたい女性いないかな。。。』
『お友達とかでいない?』
『お友達のメールアドレス教えてくれたら会おうかな』
などと、事あるごとに悲しくなることを言ってくる。
どうやらやっぱり、ピンクアイコンはHをするような関係では無さそうだ。


自分がHOTELに行きたいと言いながら、
『お金ないから払えないよ』と、
1円5円10円玉だらけの財布の中身を写した写真を送ってきた。
HOTELで会う時は割り勘の約束だったのに。

『お金渋る女性 嫌い。
私 出張ホストだからさ』

「金額の問題じゃなくて、気持ちの問題ですよ。
出張ホストだと思って会うわけではないです。
好きな男性として、逢いたいのですよ。
M君にも、私に逢いたいという気持ちで逢ってほしいからです」


以前にHOTELで会ったとき、
『今日お母さんが友達と食事するからって、テーブルの上にお金が置いてあった』と言って、1,000円だけ持っていて、
「じゃあ、その千円だけでいいよ」と言うと
『いいの?』と、千円札を渡してきたことがあった。
中学生かよ……
お母さんが出掛けるからテーブルの上に千円って……

『好きな男性ならホテル代 払わないと。
それが気持ちってものだから。
私は別に会わなくても大丈夫です。
娘さんとHしたい』

会うのは
『2024年初だから、姫はじめだから、5日とか10日とか15日とか20日がいい』
と言う。(M君の《キリが良い日》というこだわりで)
そして、自分でそう言っておきながら
『その日までSE○ 我慢 辛いな。
姫はじめしちゃったらごめんね。すごく稀に、当日知り合って当日する時ある。ここ半年ないから大丈夫だと思うけど』

[稀] に 《すごく》 という形容詞がついているあたり、
1回経験したくらいのことなのだろう。
私もあるよ、ごめんね。  【気になりましたらこちらへ】
そして、私はもう姫はじめじゃないよ、ごめんね。  【気になりましたらこちらへ】

《ここ半年》とかいうけど、やり返し出来てなかったんだから、
半年以上だよね。
ほんとに嘘つきなんだね。。。


そして
『一度 マッサージ受けてみたら』
と、言ってきた。
何のマッサージかと聞くと
『○○秘密基地。
めちゃくちゃ気持ち良いみたいです』

「プロならいいんだ?
前にテレビで観て、気にはなっていました。
行ってもいいんですか?
行ってみます」

『よろしくお願いします』

「よろしくとは?」

『感度が上がるから行ってみて欲しいなと』
『○○さんに似てる48歳と姫はじめするか』
と、また団子鼻の女性の後姿の写真を送ってきた。
『バスト めちゃくちゃ綺麗なんだよね。
なかなか会ってもらえないけど』

自分から切ったようなこと言っていたくせに。
   【団子鼻の女性についてはこちら


秘密基地については、その時の気分で言っただけだと思っていたけれど、
その後何度となくその話題を出してきたので、

「どうせ行かないだろうと思って言ってるな。
行ってやるからな」

と、行ってみた。
「今から体験してきます」
と、行く前に送ったら
『いいね。マッサージ』
と言ってきたけれど、感想を聞かれることは無かった。
おそらく本当は嫌だったんだろう。
   【秘密基地体験についてはこちら


日々いろいろと嫌な事を言ってくるけれど、こどもが
「ママ、僕、こんな悪い事しちゃうよ?
それでも僕の事ちゃんと好きでいてくれる?」
というような感じなのだろうと、何となく思った。

「意地悪されても嫌いになってあげないからね」
と、言ってみたこともある。


3月15日
HOTELで会ったけれど、本当にひどかった。。。
今は思い出すと悲しくなってしまうので、その時の事は、もう少し時間が経ったら書こうと思う。


することはしたのに、またラブラブでは無い毎日になる。

私はその頃に、毎日、朝起きたら
「おはよう」と送る約束をした。
そのおはように
『おはよう』
と返信がくることもあるけれど、
それっきりで1日が終わったり、
私からのおはように既読もつかないまま、夜になることが増えた。

夜にくる返事も、会話を広げないように意識していることがうかがえる。

「何回挨拶すりゃ気が済むんだろう」
と思うくらい、何回も
『おはようございます』と
言ってきたり、
メッセージの始まりは必ず
おはよう・こんにちは・こんばんは・お疲れ様
だったM君が、
挨拶なしに、いきなり言いたい事だけ言ってくるようにもなってきた。
挨拶の前にも
『○○さん、おはようございます』
と、名前をつけて最初の頃は言ってくれていたのに。
変態でも礼儀正しいところが好きだったのに。

少ないやりとりの中でも、
私の名前を呼ぶことなど全く無くなった。

そして、毎日のように
『今日はどこで何のお仕事?何時まで?』と、聞いてきたのに、
それも全く無い。

やりとりでは、私の人格を否定するような事ばかりいってくるようになった。
毎日、どうやって私を嫌な気持ちにさせてやろうかと考えて生きているようだ。

何のために……?
これでも嫌いにならない?
というお試しのラインはとうに越えている。


ある日、また突然に
『月曜日から金曜日 7時 17時で働いてる女性が好きです』
と、言ってきた。

ピンクアイコンのことだろうか?
好きになってしまったんだろうか?
7時から17時って、だいぶ特殊な時間の仕事だな。
1日のうち休憩が1時間だとしたら9時間働くことになってしまうし、プラス15分休憩があっても8時間は超える。
月曜日から金曜日までとは、かなりブラック企業にお勤めの方だ。
それとも、一般的な、毎日平日同じ時間ということが言いたかったのか?
7時 は 9時の打ち間違い?
どちらにしても、
『もうあなたの事は好きじゃないですよ』
と言いたいのだろう。
ここまで言われても引けないなんて……
私は一体……

アプリでマッチングした日から1年になった。
初めて逢った日からも、もうすぐ1年になる。
私は、初めて逢った日か、初めてHOTELで逢った日に会えないかと聞いてみた。

『もう二度と会いません』

などという返事がきそうな気がした。

『あまり会いたい気持ちがないです』

という返事だった。
やっぱりな。。。
でも、想像していたよりは柔らかい言葉だったから、少しホッとした。

ある日、M君のことを話せる数少ない人の1人、ともえさんに

「もう〇〇さんに、その人のことを~~だから××かもしれないとか、考えて欲しくない!時間がもったいないよ!!」

と、かなり強い口調で言われた。

自分でも頭ではそう思っているのに、心がどうにもならない。。。
でも、こんなに自分の事を真剣に考えてくれる人がいるということが嬉しく、それなのにうじうじしている自分が情けなくなった。

また、同じ頃、
「縁結びの神様《出雲大社》にお参りに行くから、〇〇ちゃんのことも祈って来るね」
と言っていたひとみちゃんが、私にお守りを買ってきてくれ、わざわざ仕事場まで届けにきてくれた。

「しっかりしなきゃ。。。」
と、この時も思った。

毎日、24時間、繋がろうと思えばいつでも繋がれるところがM君とのLINEのやりとりの魅力だったのに、送っても読んでももらえず、返事も貰えないなら、続ける意味もない。
本当に今が潮時なのだろう。
いつ、どうやってやめようか。。。

私は、ホテルの朝食サービスの仕事を、
派遣を通してしている。
仕事をしながら、ふと

「待って、7時17時の仕事って、先生じゃない?
学校の先生なら、朝も早いし、仕事時間も長い。
先生と言えば、団子鼻の女性…
私を嫌な気持ちにさせるために、何とか連絡をとって、復活したのかもしれない。
そして、そのうち《私の好きな女性はこの人です》とか《この女性とお付き合いすることにしました》なんて言って、彼女との2ショット写真なんか送ってくるかもしれない……そんなことをされたら、今度こそ正気ではいられなくなってしまうかも……
逃げなきゃ!そんなことをされる前に、逃げないと!」

と、思った。
そう思うと、心臓がバクバクした。
そして、彼女との2ショットを想像すると、胸がぎゅうっと締め付けられた。

「今日にしよう。
今日、お別れしよう。
急ごう」
そう決めた。

その日、ホテルの洗い場のおばさまが、
私にこう言ってきた。

「あなたが入ったおかげで、いろんなことがスッキリしたの。
みんなあなたには一目置いているのよ」

今現在も働いているところだから詳しいことは言えないけれど、
私が入ったことで、何かに気付いた人がいて、多少人事に異動があった。
それで、人間関係が良くなったり、
疑問に思っていることが解消した人が、
何人かいるようだった。

このホテルで働く人達は、やたらと私に何かくれたがる気前のいい人が多いな、と思っていたけれど、
そういうことだったのか……

一度出勤してきてから近くのマックへ行き、モーニングセットを買ってきてくれた人や、
お取り寄せでしか買えないお菓子をくれた人や、
販売するとすぐに売り切れてしまうというクリームパンをくれた人や、
ちょいちょい自販機でジュースを買ってくれる人。
そして、ある日は、見たことも無い高そうなゼリーをくれた人がいて、
「どこで売っているんだろう?」と、ネットで調べると
何と!
1個が!!
1個だけで1,000円もするゼリーだった!!!


そうよ、私はこんなに素晴らしい。
なのに、なぜM君からあんな扱いを受けなければならないの?
心配してくれる友達のためにも、自分の事を大切にしなきゃ。


また、タイミングよく、ちょうどその週末、
私の家の近くで、地方ミュージシャン I が無料LIVEをすることになっていた。
前から、この日はM君が観にくるのではないか、と思っていた。
私の家から徒歩8分の場所のイベントに来ていても、
それを知らせてはくれない人だけど。
Twitterで何でもわかるのに。


私は、夜になってから

「もしかしたら、今週末、LIVEを観に来る予定だったりするかな。
もしそうだったら、私の仕事場に車を停めてくれて大丈夫ですよ」

というメッセージを送った。

「今週末だけではなく、これから先ずっと、
私の住む市に来て、駐車場に困ることがあったら、
いつでも黙って停めてもらって大丈夫です」

既読はついたけれど、返信は無かった。


それが、私からの最後のメッセージになった。



最後に会った日に、M君は元彼女とのお別れについて、こんなことを言っていた。

「別れたとき、悲しかったけど、肩の荷が下りた。もう他の人にとられる心配をしなくてすむ、と思った」

付き合っている彼女にまで、いつもそんな心配をしてたのか…
心配するより、そうならない努力は出来なかったのかな。
私に対してもきっと同じような気持ちなんだろう。

メッセージを打ちながら、頭の中に、大好きだったJITTERIN'JINNの歌が流れた。

大好きだったけど最後のプレゼント
bye bye my sweet darlin
さよならしてあげるわ


sweetなdarling でもないけど、
毎日毎日
「どうやって嫌な思いをさせてやろう」
なんて考える悲しい日々から、解放してあげるね。。。



そして、この4日後、
恋愛成就のために最初に作った、パワーストーンのブレスレットが切れた。
   【このブレスレットのことはこちら
M君との恋愛成就を願ったものではなかったとはいえ、やりとりをやめた4日後に切れるとは…

仕事の前に外そうとすると、プチッと切れて、更衣室の床に散らばったのだ。

最後の最後まで、ドラマのような事が起こった。。。


【このお話の続きはこちら





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