マリと開運と私 2023年・大晦日~2024年・元旦  発熱

大晦日、遠くに住む長女が飛行機で帰って来るため、母と、先に帰省していた次女と3人で、空港まで迎えに行った。
4人でお昼を食べ始めた頃、何となく体調が悪いような気がしてきた。
熱があるかも……
それぞれに注文した料理が違って、シェアしていたけれど、念のために私は遠慮した。……というより、珍しく食欲も無かった。

母を送り、3人で家に帰ってからは、それぞれのお土産を広げてお茶を飲み、その後は食事の支度。
娘2人は、とにかく食べることが好きな子達だ。具合が悪くても、それくらいはしてあげたい。

次女が
「せっかくだから初日の出を見に海に行きたい」などと言い出したけれど、道路も混むし、駐車場を探すことに苦労しそうだからと、それはやめた。
その代わり、年明けすぐに初詣が出来るように、夜中に神社に向かうことにした。
いつも初詣に行くパワースポットは、元旦の午後に行っても臨時駐車場が出来たり、シャトルバスが出たりするくらいだから、さぞかし混雑しているのだろうと早めに向かうと
「あれ?今日って大晦日で間違いないよね?」と確認したくなるくらい、想像より人出は少なかった。
車も近めの場所に停めることが出来、なんなら少々駐車場で時間をつぶしたくらいだ。

熱はどんどん上がっていき、とても体調が悪くなってきた。
風邪なのか、コロナやインフルなのか……

社会人になり、なかなか帰って来られない娘達が2人揃うのはとても珍しいのに、そんなときにいつも健康なこの私が発熱してしまうとは……
昨日会ったマリともう1人の友人は大丈夫だろうか?
マリは年明けに、再婚する相手との入籍を控えていた。

思ったよりもお参りが早く終わってしまったので、もう1ヶ所、人気がある《宝くじが当たる》と言われている神社へ向かった。
……といっても、もう自分で運転するのは不可能な具合の悪さだったから、保険はきいてないけど、長女に運転をお願いした。

こちらの神社も、年が明けてすぐの時間なのに、人出は想像より少なかった。数年前に午後に来た時に、もう薄暗くなっているのに、神社へ向かう坂道をいつまでも車の列が続いていたのを見たことがあったので、意外だった。
具合が悪いままにお参りをしたので、人が少なかったのは助かった。
1時間半ほどかけて家に帰り、仮眠をとった。

数時間寝て起き、昨日会ったばかりの母の家に向かった。
昨日会ったばかりとはいえ、新年の挨拶をしないわけにはいかない。
家ではお雑煮を作らなかったから、娘達は母の家でお雑煮を食べるのを楽しみにしていた。

居心地が悪い家なので、長居はせずに帰った。

開運行動を始めて2年目の元旦に発熱とは……
一体2024年はどんな年になるんだろう?


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