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ヒプマイNO TICKET LIVEの感想をつらつらと

 6/25にAbemaで配信されたヒプマイNO TICKET LIVEは、「3時間なんて集中力持つかしら…」という心配が杞憂に終わるほど、ずっーと楽しく幸せなライブでした。もうほんとに全部よかったのですが、特に印象に残った点についてつらつら語っていきたいと思います!

 シンクロ・シティはライブでも最高だった
トレーラーがYouTubeにアップされてから今日まで「シンクロ・シティいいね」ボットになりそうと思ったくらい好きです(さすがにうざいと思われそうでそれはやめました)。昔はこういう落ちついたチルな曲全然興味なかったのですが、年を重ねてその魅力がわかるようになりました。「パピヨン」もめちゃくちゃ聴いてまして、仕事でささくれ立ったメンタルが一瞬で落ち着くんですよ。曲のチルさ×推しの穏やかな声で癒しの相乗効果が凄いのです。そんな中で我が推しの麻天狼がまたこんな素晴らしいチルで、しかも「パピヨン」とは系統の違うエモさを持つ曲を歌ってくれるなんて、神様とキングレコードと作詞作曲者様に感謝しています。麻天狼のチル曲だけを集めたアルバムとか出してほしいくらいです(急に図々しいな)。
ライブでのシンクロ・シティは、演者さんのパフォーマンスも相まって、よりエモさがこみあげてきましたね。独歩役の伊東さんの憂いを帯びた表情がなんとも言えず曲とリリックの雰囲気に合ってる~~~。木島さんも一二三の溌溂さを表現されつつ、でも真剣な表情されるときもあり見ごたえある~~~~。特に速水さんが先生バースを歌ってる時に、横の二人が穏やかな表情していたのが心にきました。お互いを想いあっているのかな…。速水さんが「いつかは二人も連れて」で手を広げたところもグッときました。今はまだすべては明かせないかもしれないけど、いつか必ず3人一緒に戦ってね…。

あー休みあっという間
カラスも鳴きそろそろ夕飯
街頭通る道をUターン

麻天狼「シンクロ・シティ」

上記の1フレーズずつを3人で歌うところがめちゃくちゃ好き!!!この短いフレーズの歌い方にそれぞれの個性が詰まってて最高、仕草も最高でした。そんで最後にはちゃんと3人のハーモニーが重なっていくんですよ。そんなの好きに決まってる。ライブで曲を聴いて、麻天狼には末永く幸せでいてほしいという気持ちがより高まりました。これからもこうやってつかの間の日々を楽しみながら健やかに生きてくれっっ!!!

 声優さんのやりとりに麻天狼みを感じてほっこり
冒頭のリーダーが自己紹介して横の二人を紹介するところで速水さんが「ともだちです」と紹介されたのが今になってジワジワきてます。木島さんも伊東さんもまじめな方だからそのまま流されたけど、私は最初速水さんがボケを突っ込んできたのかなと思ったのですが(キムスバさんが「兄弟です」といった流れであのセリフが出たとは思うが)、後から考えると結構本気で言っていたかも…?となりました。キャラで考えると寂雷は2人のことを、対等という意味で友達に近い仲間と思っているはず。そして速水さん自身も伊東さんと木島さんのこと気持ち的には友達に近い存在と思ってそうだなと思い、なんかあのシーンは横の2人がちょっと戸惑う感じも含めてめちゃくちゃ麻天狼みを感じました。

 木島さんの輝き
元々木島さん好きだったんですが、今回でより好きになりました。ここ最近のライブでは、本番に向けてコンディションをバッチリ整えてくるストイックさで、今回も完璧に仕上げてらっしゃいました。誰もが認めるイケメンではないかもしれないけど(ファンの方すみません。そもそも声優さんの見た目を評価すること自体お門違いかとは思いますが)、でも努力してご自分を磨かれている姿はイケメンかどうかなんてどうでも良くなるくらい素敵で、内側から輝いておられました。木島さんを見習って、今度のシンジュク単独ライブには自分至上最高のコンディションで臨みたいと思ったほどです(まだチケットすらとれてないけど)。
新曲シンクロ・シティの一二三バースは、今回の新曲の中でも難しい部類のバースなんじゃないかという印象でした(テンポゆっくりなメロディで言葉多めのラップするのが難しそうだった)。ですが本番で音源と寸部の狂いもなく歌われてて、更にパフォーマンスもしながらだったので凄すぎました。木島さんてライブでも常に安定していて、はたから見たらとても器用な方なんですよね。でもご本人がTwitterで今回のラップ難しかった、とおっしゃっているのを見ると、やっぱり努力の方なんだろうな~と思います。一二三みたいですね。ちなみに、シンクロ・シティでは一二三バースが一番好きです。落ち着いているけどどこか物悲しさが感じられるトラックに、一二三の明るいラップが乗ることによって「あ、いつもの麻天狼だ」と安心してほわっと心が温かくなります。

 MTCのパフォーマンス力の高さ
今回の新曲はどのディビジョンも難易度が高く、中でもMTCのScarfaceは歴代で1,2位を争うくらい難しいんじゃないかと思ってます。多分カラオケで歌おうとしても手も足もでないやつ。フロー自体も複雑だし、後ろで鳴ってる音も変則的。音源は非の打ちどころがないほど完璧でしたが、ライブでやるの絶対大変じゃん、といらぬ心配をしていました(お前はだれや)。しかしながらMTCの方々は見事にそれをライブで再現されていたんですね。いや、もしかしたらすべて完璧ではなかったかもしれません。でもこんな普通に歌うだけでもしんどそうな曲をラップが本職ではない方々がここまで歌うのか、しかもただ歌うだけじゃなくてMTCとしてパフォーマンスしながらというところがもう凄すぎて感動しました。そこには確実にヨコハマの港で黄昏るハードボイルドな男達がおり、あの時の私はMTCを港倉庫の陰から羨望と憧憬のまなざしで見つめるモブ舎弟(後輩警官、または元軍人の同僚でも可)になっていたと思います。それくらいMTCのお三方の作り出す世界観に飲み込まれていました。

 Baster Brosはやっぱり楽しい
やっぱりバスブロはライブの楽しさがずば抜けているなと思いました。他のディビジョンのパフォーマンスもこんな凡人が評価するなんておこがましい程ですが、ライブの醍醐味である「一体感」という点ではやはり一番だなと。特に新曲のIWBPはIWGPのエッセンスを大切にしながらもより踊れる曲で、ライブ映えがすごかったです。ダンサンブルなトラックに3人の掛け合いが心地よく、「これは絶対ライブ会場で体験したい」と心の底から思いました。IWBPの波に溺れたら絶対に気持ちいいだろうな。

 どついたれ本舗のチーム感
今回のライブでどつは、今までの距離がちょっとある感じからだいぶ進展しましたね?っていうくらいチームの雰囲気が良くなっていた印象です。6ディビジョンの中でも進化の目覚ましいチームだと思います。6thまでは慣れていないのもあったのか、いまいちライブでその魅力が発揮されていない印象でしたが、前回の7thからいい感じに慣れてパフォーマンスも板についてきているなと感じました。特に新曲の縁はレゲエ調のトラックにこぶしの効いた歌い方が聴いてても気持ちいい、演者のお三方もとても気持ちよさそうにパフォーマンスされていてこちらまで楽しくなりました。なんかようやく最近ヒプノシスマイクを少し理解してきた気がするんですが、演者さんひいてはコンテンツ自体の変化を楽しむのがひとつの楽しみ方なんだと。元々コンセプト自体が「声優ラッププロジェクト」っていう前人未踏なジャンルで、先行きは分からないけどなんか楽しそうだから見てみよう、っていうのが大元にある気がするんですね。だから「え、大丈夫か」みたいな気持ちになることもあるんですけど、でも一生懸命やってるし応援してみようかな、という気持ちでいると素晴らしいものを見させていただいたりする。どつのことを考えていたらそんな思考が頭をよぎりました。なにはともあれ、どつもこれからもっと盛り上げてくれると思いますので楽しみです!

 ということで、今回特に印象に残ったことは以上ですが、本当はBATの竹内さんの色気とかポッセの白井さんの乱数みとかも書きたかったのですが力尽きました…いや、ヒプライ見どころ多すぎっっっ!!!

 ライブ観た人向けに記事を書いてしまっているのでもしかしたら不要かもしれませんが一応アーカイブまだ観れるのでリンク貼っておきますね。

 次はディビ別ライブですね。悲しいかな希望者全員行けるわけではなさそうな会場キャパなので、せめてこの記事を読んでくださった方だけでも全員行けることを祈っています。とりあえず私は11月までに5キロは絞って美容にもちょっとは気を使って、ジュク女全開ライブコーデが似合う人間になりたいです。

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